大会後インタビュー②/全日本学生三大大会

2026.11.06

 馬事公苑で開催された全日本学生三大大会(全学)。目標としていた三種目総合優勝とはならなかったものの、馬場馬術競技大会や総合競技大会での驚異的な追い上げで三種目総合団体3位に輝いた。明大馬術部を引っ張ってきた4年生にとって大学最後となった今大会。今回は2回目の大会後インタビューとして4年生の声をお届けする。

 小久保利巧主将(営4=朋優学院)、船越琉生(政経4=関東国際)、オプセール乃絵実(商4=富士見丘)のインタビューをお送りします。

小久保主将
――総合競技大会3位という結果についてはいかがですか。
 「やはり総合で優勝することを関東(学生総合競技大会)で優勝しているのもあって、狙っていましたが、馬場の段階からあまりいいスタートができなくて。5位から追いかける形になりました。今日はできる限りの減点の少なさで総合に関しては終えることができましたが、まだまだ最後の障害でも落下が多かったりして成績が振るわなかったので、やはりあと少しの差が大きな差なのかなと強く感じています」

――個人馬場決勝の選曲のテーマをお聞かせください。
 「ザリーノMは力強くてダイナミックな動きをする馬なので『パイレーツオブカリビアン』の曲で一個のストーリーのようにして曲を自分でつくって、2年前からザリーノMと一緒に演技してきました。去年は音響のトラブルでかなり悔しい思いをして、この曲を使うのはトラウマだったりしたんですけど(笑)。絶対に去年の悔しさを晴らすためにも同じ曲でいこうと決めてやってきたのでしっかり決めることができてうれしかったです」

――大学4年間を振り返っていかがですか。
 「1年生で入った時は、自分が総合や障害でレギュラーとして出ると思ってもいなかったのですが、 3年生の時からレギュラーとして 3種目全部出させてもらって。今までだったら馬場だけと自分でも思ったところを障害、総合でもある程度結果を出せるような選手に育ててくれたこの明治大学という環境にすごく感謝しています。何よりも同期後輩たちとこの4年間ですごく楽しく充実した生活をくれたことが馬術部に入ってよかったなと思っているので、後輩たちもそうやって思えるような4年間を送ってほしいなと思っています」

――後輩に向けて一言お願いします。
 「去年は(三種目)2位で今年は 3位という結果で、ずっと優勝を目指していて。あと一歩のところが本当に大きい差だと思うので、何が自分たちに足りなくて、何をしなければならないのかというところを常に、全日本優勝するという気持ちを忘れずにモチベーションを切らさずに全力で頑張ってほしいです。これから一つ一つ全日本に向けていろんな試合があると思いますが、一つ一つの試合を大事に、周りの人への感謝と馬へのねぎらいの気持ちを忘れずに、残りの学生馬術生活を楽しみながら全力でやってほしいなと思います」

船越
――決勝戦を振り返っていかがですか。
 「決勝戦は予選でのネガティブな思考からポジティブな思考に切り替えて、できるだけ自分らしく演技をしようと心がけていました。自分の中でベストパフォーマンスはもちろん出せましたし、満足のいく演技で、笑顔で終わることができて、僕の中では優勝していました。完全にもうこれ以上はないというくらいの演技で、結果としては2位でしたが、どの審判員や色々見てくださった方から1番だったと言ってもらえて、自分の中でもそう思っているので後悔はないですね」

――決勝戦の演技のテーマは。
 「『キングダム』の楽曲を使わせていただいていて、並足、早足、架足、全てのパートでその音源を使っていて、すごい迫力のあるような演技だったと思います。動画は著作権の関係でYouTubeに配信されていないのですが、もしかしたら明大の馬術部の公式のYouTubeでアップロードされるかもしれないので、気になる方は見ていただけたらなと。(宣伝ですか)そうですね(笑)」

――砂川選手(日大)の演技はどうでしたか。
 「砂川さんの演技も見させていただいて、彼の乗り方も含めての馬のポテンシャルをしっかりと引き出した演技だったなと思います。僕の演技も、もちろん納得いく演技だったので、点差は0.5パーセント差でしたが、審判員によっては僕が1位、他の審判員によっては砂川さんが1位と、どっちが勝ってもおかしくないような状況だったかなと思います」

――この後の明大はどうなってほしいですか。
 「日大に連覇され続けているので、なんとしてでも来年、再来年にはそれを阻止できないと、このままでは(明大の)記録が破られてしまうので。OBとしてもサポートできるところは全面的にサポートして。チームの輪をしっかりと大事にして、これから三種目総合で1位を取っていけるようにみんなで気持ちを切り替えて頑張っていってくれたらなと思います」

オプセール
――総合馬術全体を振り返っていかがですか。
 
「やはり最初馬場で、最近は団体1位スタートでいけていたのですが、今回は馬場が5位スタートで。ただ総合は他の種目と違って、やはり2日間で3種目をやって結果が決まるので、5位から3位まで最後登ることができたのは、最後までみんなが粘り強く戦ったおかげかなと思います」

――4年間振り返っていかがですか。
 
「全日本学生だけでいえば1、2年生の時は失権という結果で終わってしまっていたので、今回はしっかり結果を残すことができました。自分的には最後(三種目)総合での団体3位もあって、最後念願だった全日本学生の乗馬表彰に出られたので、最後いい形で終われたかなと思います」

――後輩に向けて一言お願いします。
 「今回はやはり一番チームがここ最近で勢いがありましたが、それでも団体3位という悔しい結果にはなってしまいました。それでも、私が1年生の時よりは確実に日大とは点差は迫ってきているので、このままいけば必ず逆転できる時が来ると思うので、ぜひ頑張ってほしいです」

[佐々木嵐、ウエスト宙]