3勝5敗1分け……。課題を残し大会を終える/第26回京王電鉄杯10大学バスケ

 大会4日目、この日は東大、拓大との対戦となった。

<東大戦>
 試合開始早々、まずはあいさつ代わりといった形で金丸主将(政経4)がドライブからバスケットカウントを獲得。格下相手ということもあり、派手なゴールラッシュを期待したのもつかの間、試合のペースをつかんだのは東大であった。
 序盤から激しいプレスをかけていく相手に、明治オフェンス陣は思うようなプレーをさせてもらえず。流れるようなパスワークは影を潜め、オフェンスの展開も乏しいまま時間だけが過ぎていく。またイージーミスからのターンオーバーが目立ち、リードを許し1クォーターを終えた。
 その後もリズムをつかめない明治。相手のハードワークは衰えることなく、なかなか活路を見出すことができない。最後は地力の差でなんとか勝利を得たものの、試合後のミーティンでは下田助監督の厳しい言葉が響いた。

<拓大戦>
 大黒柱である金丸主将がベンチから戦況を見つめる中、オフェンス陣を引っ張ったのは田村(政経3)。アウトサイドから積極的狙ったシュートは何度もリングを揺らした。その後も、東大戦で思わぬ苦戦を強いられたチームを奮い立たせるかのようにコート上を駆け回り、献身的なプレーを見せた。
 一方、ディフェンスでは拓大のスピード感あふれるオフェンスに手を焼く。素早いパス回しで次々にフリーの選手にボールが渡る中、明治はそれを食い止めることができない。終盤、ゲームペースが速くなり追い上げを見せたものの一歩及ばず――。88ー95で敗戦した。

 大会最終日。この時点で2勝5敗1分けと上位校と差はついていたものの、ラストゲームに勝利し今大会を締めくくった。

<法大戦>
 昨年1部4位の強豪校も主力が抜け、今大会思うような結果を残せていない。そんな相手に対し、明治は序盤から攻め込み着実に得点を奪っていく。その中でも1年生ながらスタメンに名を連ねた森山(営1)のはつらつとしたプレーが光った。果敢にインサイドに切り込んでレイアップを決めれば、クイックリリースからの3Pシュート。「ボールを持ったらリングを見ろ。晃輔さん(金丸主将)と田村さんにそう言われました」(森山)。最初はレギュラー選手たちにどう合わせていくか。そのことに縛られ自分のプレーができずにいた森山だが、先輩の言葉によって持ち味である積極性が呼び覚まされた。その後も思い切りの良いプレーでチームに貢献。ゲームの方も終盤相手の反撃を受けたが、前半のリードを守り切り81―63で勝利した。

 全9試合を終えて、3勝5敗1分けの6位。シーズン前の調整試合としての意味合いが強い今大会だが、まだまだ課題も残った。例年であればこれから約1カ月かけてその課題を修正していくが、今年は関東トーナメントの日程が早まり時間的余裕もなく、初戦も11日に迫る。これからの短い間でいかにチームを良い方向に持っていけるかが重要になってくるはずだ。

☆試合後(法大戦)のコメント☆
金丸主将
相手に合わせて自分たちのペースでやれていなかった。あとディフェンスが悪かった。法大は去年より小さくなったから自分と田村とかが4番5番のポジションで出た。

田村
今日は4番5番に下がってリバウンドを意識したけど、あまり取れなかった。
(関東トーナメントに向けて)ディフェンスとリバウンドが重要になる。

駒水(政経4)
今日は出る時間が短かったけど、出るときはリバウンドを取ろうと思って出た。
(関東トーナメントに向けて)インサイドが重要になってくるのでリバウンドを頑張りたい。

目(政経1)
(大学バスケの印象について)フィジカルが高校と比べて強い。その中でも1部校は全然違う。その中で自分に何ができるかを考えてやっていきたい。
(関東トーナメントに向けて)今大会ではチームとしてできないことも多かった。だけど1週間しっかりやれば変わるだろうし、上にいけるチームだと思っている。目標は優勝。