長岡新体制、最高の船出/関東大学選手権
第1ピリオド序盤、試合は動かず、伯仲した状態が続く展開に。試合が動いたのは8分23秒、土屋がゴール前の混戦から押し込み先制ゴール。その後、10分41秒に早稲田のゴールを襲うもゴールならず。直後に早稲田のカウンターで失点を許す。ここで本学はGK寺島(政経4)を変え、ルーキー伊藤(商1)を起用。「練習でいい感じだったので、使ってみたかった」(藤井監督)とチームの切り替えを図った。その後チームはゴールを守りきり、第1ピリオド終了。1人もペナルティを出さない集中した試合展開を見せた。
第2ピリオドもお互い譲らず勝負は均衡が続く。7分に小原のシュートを放つも、審判は認めずノーゴールに。選手たちは疑惑の判定に怒号を上げる。しかし判定は変わらない。その後2度パワープレーのチャンスが続くも、早稲田の守備に阻まれゴールを割ることはできなかった。
そのまま第3ピリオドへ。終盤になっても選手たちの運動量は変わらず、ゴールを守り抜き、4人制で10分間の延長戦となった。本学は角橋(政経3)がゴールを狙うも割れず、延長戦は終了。ゲームは※ゲーム・ウィニング・ショットで決着となる。本学は1人目の小原、2人目牛来(拓・営2)が失敗するものの、GKの伊藤が冷静に止め勝負は3人目に移る。そして、3人目は今大会大活躍の土屋。会場は緊張に包まれる。少しずつ土屋はゴールに近づいていき、そしてシュート。パックはゴールネットを揺らした。満員の会場は歓声に沸く。そして次の早稲田のシュートを伊藤が冷静に止め、本学の優勝が決定。その瞬間、選手たちはベンチから飛び出し、喜びを爆発させた。本学の新たな船出は最高の旅立ちとなった。
今大会はロースコアの接戦が続く苦しい試合が続いたが、選手たちはリードを守り抜き、試合をものにしてきた。そこには今までの「明治」とは違うホッケーがあった。長岡アイスホッケー部門主将(法4)がいう「まとまり」のチームの姿が垣間見ることができた。全体練習ができない、選手の怪我、主力選手の就職活動など苦しい状況が続いたものの、本学は勝ち抜いた。この優勝は選手たちに大きな力に、実力になるだろう。次は関東大学リーグ戦。「常勝明治」復活へ。最初の一歩を踏み出した。
※試合形式の延長戦でも決着がつかなかった場合に、両校が3人ずつぺナルティ・ショットを行い、決めた人数により勝敗を決まる。(サッカーのPKのようなもの)
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