【柔道】73キロ級・末次と髙橋が3位入賞 5人が講道館杯へ/全日本学生柔道体重別選手権

2026.09.27

 体重別学生日本一を決める今大会。1日目は男子中軽量級の選手5人、女子70キロ級の選手1人が出場した。73キロ級では末次、髙橋が3位入賞、合計5人が講道館杯全日本体重別選手権(道館杯)への出場権を手にした。

◆9・26、27 全日本学生柔道体重別選手権大会(日本武道館)
▼女子70キロ級
吉永――ベスト8

▼男子60キロ級
佐藤――3回戦敗退
▼男子73キロ級
髙橋――3位

末次――3位
▼男子81キロ級
奥田――ベスト8
笠川――ベスト8

 男子73キロ級には髙橋叶(政経3=習志野)と末次晴倫(政経4=沖学園)の2人が出場した。髙橋は初戦を抑え込みで制すると、2回戦も一本勝ち。さらに3回戦は小外刈で優勢勝ち、4回戦も同じ技で一本を取り準決勝へと駒を進めた。「自分の得意な形で投げられてよかった」(髙橋)。迎えた準決勝では互いに指導を受けるも、積極的に技を仕掛ける。しかし、試合中盤に小内刈で一本を奪われ、敗戦。惜しくも決勝進出を逃した。初出場ながら入賞という結果に喜ぶ一方「もう勝ちます。負けません」と力強く次戦を見据えた。末次は初戦である2回戦からGS(ゴールデンスコア)の激闘になるも、内股で有効を奪い勝利を収めた。その勢いのまま3回戦では巴投、4回戦は大内刈で技ありを奪い、準決勝に進出。「3試合目くらいから徐々に自分のペースで試合ができるようになって、焦らずにできた」(末次)。準決勝は、昨年度の道館杯で敗れた相手との再戦となった。序盤から激しく組み合い、互いに一歩も引かない攻防戦はGSへ。しかし、5分18秒に相手に三角絞を決められ一本負け。決勝進出まであと一歩届かなかった。

 男子81キロ級の奥田泰地(法3=崇徳)、笠川智史(法4=明大中野)はともに4回戦まで勝ち進んだが、ベスト8で大会を終えた。全日本ジュニア体重別選手権大会(全日本ジュニア)で優勝を果たした奥田は、4回戦では残り55秒、隅返で有効を奪われてしまう。残り時間で果敢に攻め込むも、最後まで覆すことができず敗退となった。一方笠川は4回戦、序盤から足技を狙い積極的な試合運びを見せた。しかし終盤で技を仕掛けに行ったスキを突かれ、有効を奪われてしまい敗北した。女子70キロ級の吉永碧衣(法2=九州学院)は3回戦まで危なげなく勝ち進んだ。しかし、続く4回戦で序盤に小外掛を繰り出され、有効を奪われる。追い上げを図るも指導を受け、さらに試合終了間際に攻勢に出たところを返され、大内返を許し一本負け。同じくベスト8に終わった。

 今大会では、60キロ級・佐藤星衣(政経3=修徳)が3回戦で敗退するも、吉永、奥田、笠川がベスト8、髙橋と末次が3位入賞と明大勢がそれぞれ健闘を見せた。一方、決勝進出にはあと一歩届かず、悔しさの残る結果となった。今大会で得た経験と課題を次なる戦いにつなげ、さらなる飛躍を目指す選手たちの今後に期待したい。

[星川洋寧]

試合後のコメント
末次
――3位となりましたが、いかがですか。
 「去年2位で、今年は絶対優勝するという気持ちで臨んだ大会だったので、悔しい気持ちです」

――道館杯に向けての意気込みをお願いします。
 「去年は講道館杯では5位に終わってしまったので、必ず入賞します。そして、入賞したら強化選手に入れるので、そこを目指していきたいと思います」

髙橋
――初出場ながら準決勝まで勝ち進んだことはいかがですか。
 「ジュニアで負けてうまく気持ちが切り替えられなかったのですが、自分の柔道を出せば何とかなるのではないかという思いでやっていたら、上がれていました」

――準決勝を振り返っていかがですか。
 「準決勝は新ルールに対応できていなかったという部分と、焦ってしまったところがよくなかったです」