悲願の優勝! 強豪・東海大を打ち破る/東京学生優勝大会

2026.05.25

 5月24日に日本武道館で東京学生優勝大会が行われた。明大は2回戦から出場し、順調に勝ち進むと、5大会ぶりに決勝に駒を進めた。決勝では東海大学と対戦し、3年ぶりに勝利。26大会ぶりに優勝した。

◆5・24 第75回東京学生優勝大会(日本武道館)

▼明大――1位

 初戦の相手は学芸大。姥三士郎(商1=東福岡)や竹下智哉(政経1=福岡大濠)、時田 開仁(政経1=大成)ら1年生を起用し、6勝のうち3勝を一本勝ちで収めるなど、順調な滑り出しを見せた。続く3回戦では順大と対戦。先鋒の姥は流血するアクシデントに見舞われたものの、互いに一歩も譲らず引き分に。次鋒の奥田泰地(法3=崇徳)らが一本勝ちを収め、5―0で快勝した。4回戦は法大と対戦し、先鋒・次鋒どちらも引き分けに終わる。しかし、五将の伊澤直乙斗主将(政経4=習志野)が崩袈裟固で一本を取ると三将の堀優隼(政経2=埼玉栄)、大将の千野根玄貴(営4=桐蔭学園)が優勢勝ちを収め、3―1で勝利した。準決勝では国学院大と対戦し、一進一退の攻防が続き3連続で引き分けた。ここで1年生の時田が得意技の大外刈で一本勝ちすると、明大は流れにのり3―0で勝利し、5大会ぶりの決勝に進んだ。

 決勝では同大会4連覇中の絶対王者、東海大と対戦した。先鋒の大坂常汰朗(商2=崇徳)は果敢に仕掛けるもカウンターにあい、抵抗を試みるが横四方固で一本負けを喫した。次鋒の堀は序盤に大外刈で技ありを取ると、その後相手に有効を取られるも一進一退の攻防が続き、優勢勝ちを収めた。五将の奥田は相手に技ありを取られ、覆すことができないまま敗戦した。「もう引き分けられないと思った。自分の力を振り絞った」と試合に臨んだ中堅の竹下は、開始2秒で技ありを奪うと、そのまま勝利。2―2のタイに持ち込み、緊張感が一層高まった。「決勝戦の相手は中高同じ先輩で昔から知っている先輩だったので、やるしかないなと思った」と覚悟を決めた三将の時田は開始1分に小外刈で技ありを奪うと、その後も先輩相手に臆することなく戦い続け、見事優勢勝ちを収めた。副将の千野根、大将の伊澤主将が相手の猛攻に耐え忍んで引き分けに持ち込み、明大が3―2で勝利した。今までの雪辱を晴らし、26大会ぶりの優勝を手にした。

 幾度となく立ちはだかってきた東海大の高い壁をついに打ち破り、26大会ぶりの優勝を手にした。6月には全日本学生優勝大会(全日本)が控える。今回の勝利を弾みに、さらなる飛躍へとつなげたい。

[星川洋寧]

試合後のコメント
中濱監督
――本日の大会振り返っていかがですか 。
 
「優勝を狙っていた大会なのでうまくいったなというところと、修正すべきところはこれからやっていかなければならないと感じた大会でした」

――今年のルーキーはどうご覧になりますか 。
 「姥、竹下、時田の3人がメンバーに入っていて、それぞれ全く違う特徴のある3名で。準決勝、決勝は時田、竹下を使ってみたのですが、うまくそこは働いてくれて。ポイントを取ってくれて、優勝につながりました」

伊澤主将
――今大会を振り返っていかがですか。
 
「今年のチームは他人に任せないで全員がポイントを取ってこられる、全員がポイントゲッターみたいなチームになったなと思います」

――今後の意気込みを教えてください。
 「今回の試合で優勝できたので、この勢いで全日本も優勝できたらなと思います」

時田
――優勝した今の心境を聞かせてください。
 「素直に嬉しいですし、今の2、3、4年生の強い先輩方と一緒に優勝できたことがなによりうれしいです」

――次戦に向けて意気込みをお願いします。
 「ここから 5週間という短い期間でどれだけ詰めた練習をして、全日本での優勝に向けて進められるかが勝負だと思います。〝勝って兜の緒を絞めよ〟というテーマでやっていこうと思います」

竹下
――今後の目標を教えてください。
 
「来月に全日本学生優勝大会があるのでそこでしっかりチームに貢献できるように頑張りたいなと思います。そして、全日本ジュニア体重別選手権大会で勝っていけたらなと思います」