春関4位で課題明確に/関東大学選手権

 前試合以降、負傷者や体調不良者が続出し、これまでの主力メンバーから大幅にメンバー、セットを変えての3位決定戦。さらに、準決勝で敗れ「モチベーションをあげるのが難しい」(江端アイスホッケー部門主将・法4)と厳しい状況の中で「チームとしての気持ちの弱さ」(藤井監督)が表れ、2―5と点差をつけられての大敗。悔しい結果で春が終わった。

 第1ピリオド9分46秒、1点を奪われていた明治に、法大2人のペナルティにより5対3とパワープレーの大チャンスが訪れる。そこで坂田が右サイドからのロングシュートでネットを揺らし同点。しかしその後、さらに追加点を入れられ、2―1のビハインドで第1ピリオドを終えた。

 第2ピリオドに入り、GKを加藤(政経2)に変え臨んだものの、開始早々の1分44秒に得点を許し引き離される。すると焦りが出始めたのか、反則で続けてペナルティをとられリズムを取りなおせず、18分53秒さらに突き放されてしまう。しかし残り1分を切ったところで意地を見せ、ルーキー小原が1点を返すと第2ピリオドが終了した。

 最終の第3ピリオドは、明治にペナルティで10分間の退場選手が出るなど激しい展開となったが、なかなか試合は動かなかった。明治がタイムアウトを取り、GKを上げての6人攻撃に出た18分28秒、法大の放ったパックが無人の明治ゴールに吸い込まれていき2―5。その後必死に巻き返そうとするも3点もの差はいっこうに縮まらずに試合終了。同時に本学の春関4位が決定した。

 昨年と同じく4位という残念な結果に終わった今大会。終始『練習ではできているのに試合でできない』『練習通りやれば勝てると思う』と、個人個人の力は付いてきていながらそれをチーム力として十二分に発揮できなかった。また「みんなの勝ちたいという強い気持ちがまだ足りない」(江端部門主将)とメンタル面で課題も浮き彫りになったようだ。これから夏から秋の期間で、必ず自信を持って試合で実力を出せる気持ちの強いチームになってほしい。『優勝』の味を知る最後の学年が最上級生となったこの年に、明治の本当の強さを取り戻せることを期待したい。

○今大会の最終順位○
1位 東洋大
2位 早大
3位 法大
4位 明大

[田中沙織]

◆今試合の出場選手◆

No. Name (C/A) Pos. Note
GK
55 上川 巧 GK 常にホッケーに対してまじめな2008U‐20世界選手権ベストGK
35 加藤 昇 GK 「『理論と本能』のスタイル」バタフライスタイルのGK。2008U‐18世界選手権出場
第1セット
56 山田 亮太 FW よく走りよく攻める注目ルーキー。武修館高出身の2008年U-18日本代表
14 江端 勇人 FW キープ力と得点力が持ち味の今年度アイスホッケー部門主将
23 小原 卓朗 FW キープ力とルーキーらしいよく走るプレーが魅力。2009年U-18日本代表
4 坂田 駿 DF 大柄な体格で攻めにも参加できるパワーのあるプレーが魅力
21 赤坂 優輔 DF DFながら積極的なプレーを見せる
第2セット
87 金 悠司 FW がっちりした体格が特徴。最終戦で大学初出場
39 午来 拓都 FW 2009年U-18日本代表キャプテンを務め、積極的に得点に絡む。午来建都の弟
30 木谷 大介 FW 素早く、小柄ながら当たり強い。今年背番号10から30へ変更
長岡 佑弥 DF 決定力のあるDF。白樺学園時代はキャプテン。今年度はアイスホッケー部門主務
71 楠本 剛浩 DF 2008年U-18日本代表の長身ルーキー。DFながら今回初出場で初ゴール
第3セット
91 関戸 大輔 FW 2007U‐20世界選手権に出場した一人。今回は4セットでプレー
11 角橋 裕樹 FW よく走り積極的なプレーが魅力。お父さんは元日本製紙クレインズのプレーヤー
20 牛来 建都 FW 体格のあるFW。今年弟の拓都(営1)が入部し兄弟での活躍に期待
10 本野 亮介 FW 北海道清水高出身ルーキー。性格もプレーも冷静
15 奥平 将斗 DF 2008年U-18日本代表では常に1セットで出場。明治での活躍にも期待だ
第4セット
32 植木 健介 FW 誰もが認める努力家のスケート部総合主務
26 原 顕太郎 FW 小柄な体格を生かしたプレーヤー
27 木村 隼 FW チーム唯一のクラブチーム出身。当たり強さが魅力。今季初出場
16 石橋 寛大 DF ガッツのあるプレーでパックを追い、敵を追う
47 阿部 晃久 DF 昨年度はリーグ戦では2試合のみ出場だったが、今年は初試合から抜擢