圧勝するも悔しい1失点/全日本選手権
「気持ちを入れていこう」(江端部門主将)という確認が生き、第1ピリオド序盤からパスがつながり、足もよく動いていた本学。一方「スキルがあって強かった」(加藤・政経1)という苫小牧市役所は勢いのある滑りで、前2チームとは違う実力を感じさせたが、試合開始直後00:53に先制点を挙げたのは明治だった。その後、落ち着いてGK左側のすきまからゴールを狙った高橋が2点目を決め、GK加藤を中心にDFが体を張った守備でゴールを死守。そのまま第1ピリオドを終え、次の第2ピリオドでも、この流れは続いた。加えて、DFが多く得点に絡み、全員で攻め、全員で守るチームプレーが見えてくると、点差はどんどん広がり、ゴールを割られないまま、5点差で最終ピリオドを迎えた。
ここまで実は秋のリーグ戦デビュー以来「初」完封中だった加藤。最終の第3ピリオド、ほかの選手たちも最後は加藤を完封で勝たせるために目標を完封に守りを固めて挑み、「守備の意識ができてきた」(江端部門主将)と頻繁に加藤に声を掛けるなど、チームとしても盛り上がっていた。そんな中でも本学は牛来がだめ押しの6点目を入れ、誰もがこのまま試合終了を迎えると思った59:07、一瞬のスキをつかれ押し込められたパックは明治ゴールの中へ。試合終了まで1分を切ってからのまさかの1点だった。
試合には勝ったものの負けたかのようにうなだれるチーム。しかし、「自分たちのペナルティで自滅していた」(江端部門主将)昨年の反省を日頃から意識した練習を行い、その成果が出始め、「全体的にいい試合だった」(江端部門主将)。そして次の試合はアジアリーグで活躍する日本製紙クレインズとの戦いと決まった。相当厳しい試合が予想されるが「チーム、個人のプレーのレベルの位置を確かめたい」(江端部門主将)、「出れたら勝ちにいきます!」(加藤)、「怖いよ…」(外崎・政経3)と、さまざまな意気込みで強豪との対戦に挑む。
【参考】苫小牧市役所アイスホッケー部
苫小牧市は北海道南西部にある、太平洋に面した一大工業都市。王子製紙の工場が置かれ、王子イーグルスの本拠地となっている。そのほかにも社会人・学生合わせて実に70を超えるアイスホッケーチームが活躍しており、釧路市と並んで「氷都(ひょうと)」と呼ばれている。
こうした土地柄から一市役所のクラブチームである苫小牧市役所も実力が高く、名門・雪印乳業の後身である札幌ポラリス(現・札幌アイスホッケークラブ)に勝利した経験を持つ。
【その他の試合速報】
1・2回戦 – 新体制の下で連勝/全日本選手権(2009/02/12)
| No. | Name (C/A) | Pos. | Note |
|---|---|---|---|
| GK | |||
| 35 | 加藤 昇 | GK | 「『理論と本能』のスタイル」バタフライスタイルのGK。2008U‐18世界選手権出場 |
| 第1セット | |||
| 17 | 高橋皓平 | FW | 高身長をいかしたプレーが魅力。新チームで1セットに抜擢 |
| 14 | 江端勇人 C | FW | キープ力と得点力が持ち味の新主将。今回は主将自ら4得点の活躍 |
| 10 | 木谷大介 | FW | 小柄な体格を生かしたスピードが売り。牛来に代わり1セットでプレー |
| 8 | 長岡佑弥 | DF | 決定力のあるDF。白樺学園時代はキャプテン |
| 47 | 阿部晃久 | DF | リーグ戦では2試合のみ出場だったが、見事1セットに抜擢 |
| 第2セット | |||
| 18 | 古市達也 | FW | センスのあるFW。積極的なプレーを見せる |
| 22 | 田中 遼 | FW | 前年度リーグ戦では明治の得点王。今大会も2セットの要として活躍 |
| 61 | 土屋輝幸 | FW | よく走り積極的なプレーヤー。2007U‐20世界選手権のキャプテン |
| 4 | 坂田 駿 A | DF | 大柄な体格で攻めにも参加できるパワーのあるプレーが魅力。新チームでAマークをつける |
| 21 | 赤坂優輔 | DF | DFながら積極的なプレーを見せる |
| 第3セット | |||
| 19 | 近藤勝将 | FW | よく走るパワフルなFW。今回3セットを支える |
| 11 | 角橋裕樹 | FW | お父さんは元日本製紙クレインズのプレーヤー |
| 88 | 外崎裕将 A | FW | 駒大苫小牧高出身。体格が大きく、キープ力のある選手。新チームでAマークをつける |
| 3 | 草森雅弥 | DF | 寡黙な攻撃派DF。当たり負けない強さが持ち味 |
| 76 | 石橋寛太 | DF | ガッツのあるプレーでパックを追い、敵を追う |
| 第4セット | |||
| 20 | 牛来建都 | FW | 体格のあるFW。今回は4セットの要として活躍 |
| 26 | 原顕太郎 | FW | 小回りの利くFW。 |
| 91 | 関戸大輔 | FW | 2007U‐20世界選手権に出場した一人。今回は4セットでプレー |
| 2 | 今坂文哉 | DF | 試合中声を張り上げるムードメーカー |
| 32 | 植木健介 | DF | 誰もが認める努力家のスケート部総合主務 |
>> Next Game
2月13日(金)18:30~
準々決勝 対日本製紙クレインズ(新横浜スケートセンター=JR横浜線他・新横浜駅北口から徒歩)
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