中大破るも不安残す/関東大学リーグ戦

 自力優勝が消えたとはいえ、優勝への望みを残すべくもう1試合も落とせないところだったが、2回戦では8点差をつけた中大を相手にしてまさかの苦戦。終盤盛り返して勝利したものの、優勝が懸かる次の東洋大戦へ向けてやや不安を残した。

 目下日大と最下位争い中の中大を迎え、外崎の先制点から順調に始まったはずの第1ピリオド。ところがキルプレー中の10:00に中大に1点を返されると、明治は失速。集中力を切らした選手はチャンスを逃し続け、同点のままピリオドを終えた。

 第2ピリオドに入っても依然集中力は戻らず、1対1など恰好のチャンスをことごとく逃した。6:55に外崎が逆転弾を決め、12:18に牛来がもう1点入れて勢いを取り戻すかと思われたが、ここで見事に気を抜いた明治は直後に中大の得点を許してしまう。今年は得点に絡むことよりもDFやチームの司令塔としての役目に徹してきた梁取部門主将も、この危機に必死の形相でゴールを目指したが、奮闘むなしくピリオド終了4秒前に城(中大)に1対1というチャンスを与えてしまい、失点。第2ピリオドを終えてもいまだ同点というまさかの展開となった。

 インターミッション中に気合を入れなおし、第3ピリオドまで来てようやく調子を取り戻した明治は、法大2回戦で起死回生の1点を決めた土屋が今回も活躍し再度逆転。続いて土屋がフェイスオフで奪ったパックを牛来がそのままゴールへ押し込むというファインプレーで点差を広げた。勢いづく明治を前に、窮地の中大は試合終了2分前からゴールキーパーを戻す捨て身の6人攻撃を仕掛けたが、無人のゴールに江端の狙い澄ましたシュートが決まり、だめ押しの1点。そのまま試合終了を迎えた。

 最終的なスコアは6‐3とはいえ、試合内容の悪さに選手たちの顔は曇ったまま。優勝が懸かる2日後の東洋大戦を前にして不安をぬぐいきれない結果となった。

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◆今試合の出場選手◆
GK
31 寺島悠介 GK 昨年度から安定した守りを見せる明治の正GK
第1セット
19 近藤勝将 FW よく走るパワフルなFW。1年次から1セットで活躍
14 江端勇人 FW キープ力と得点力が持ち味
16 高田昌虎 A FW 持ち前の走力とテクニックで果敢にゴールを目指す
77 梁取慎也 C DF センス抜群のキャプテン。シニア日本代表
坂田  駿 DF 大柄な体格で攻めにも参加できるパワーのあるプレーが魅力。今回1セットでプレー
第2セット
18 古市達也 FW センスのあるFW。積極的なプレーを見せる
61 土屋輝幸 FW よく走り積極的なプレーヤー。2007U‐20世界選手権のキャプテン。今回も試合の流れを変える活躍
91 関戸大輔 FW 2007U‐20世界選手権に出場した一人。今回2セットでプレー
長岡佑弥 DF 決定力のあるDF。白樺学園時代はキャプテン
21 赤坂優輔 DF DFながら積極的なプレーを見せる
第3セット
10 木谷大介 FW 小柄な体格を生かしたスピードが売り
39 草野  作 A FW 安定したプレーに定評がある
88 外崎裕将 FW 駒大苫小牧高出身。体格が大きく、キープ力のある選手
12 今川征治 DF 守りに定評のあるDF。北海時代はキャプテン、現在はスケート部総合主将
76 石橋寛太 DF ガッツのあるプレーでパックを追い、敵を追う
第4セット
20 牛来建都 FW 体格のあるFW。4セットのFW陣を率いる
11 角橋裕樹 FW お父さんは元日本製紙クレインズのプレーヤー
17 高橋皓平 FW 高身長をいかしたプレーが魅力
44 島影大希 DF 積極的なDFで攻撃にも参加
30 金塚佑輔 DF 安定した守備でチームを支える

東洋大戦に勝てば優勝の可能性も

 不調との前評判を覆し2回戦まで首位で独走してきた明治だが、各大学にマークされるようになり一時は3位まで落ち込んだ。15日の時点では勝ち点29で早大とタイで、1位の東洋大(勝ち点30)とは1点差という激しい接戦となっている。

 既に自力優勝の可能性は消えたものの、16日の東洋大戦・22日の法大戦で勝利を収めた上で、23日の東洋大対早大戦で早大が勝てば、明大と早大が勝ち点35で1位タイとなり、得失点差で12点上回る(15日時点)明治の優勝が決まる。東洋大対早大戦で東洋大が勝った場合は、東洋大が優勝、明治は準優勝となる。

 どちらにせよ、残り2試合で負けないことが大前提だ。いまだ消えていない優勝という光を目指して、まずはあすの東洋大戦で1回戦と同じような強い明治の姿を見せてほしい。

東洋大 明大 早大 法大 中大 日大 総勝ち点 得失点差
◆15日時点の3回戦結果◆
東洋大 11・16 11・23 30 +26
明  大 11・16 11・22 29 +27
早  大 11・23 11・16 29 +15
法  大 11・22 11・16 19 -6
中  大 11・16 11・24 -33
日  大 11・16 11・24 -41

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11月16日(日)15:00~
対東洋大3回戦(DyDoドリンコアイスアリーナ=西武新宿線・東伏見駅前)