日大相手に苦戦…「本当に勝ちたいのか」/関東大学リーグ戦

 東洋大戦・早大戦と、ここしばらく厳しい戦いが続いた明治。日大を相手に快勝して再び勢いに乗りたいところであったが、まさかの苦戦を強いられ、2試合ぶりに勝利したものの選手に笑顔は見られなかった。

 「スタートは問題なかった」(藤井監督)明治は序盤、無難な試合運びを見せ、先制点も高橋が難なく決めた。このままいつも通り日大を圧倒し続けるかに見えたが、気を緩めた明治はペナルティを乱発。17:04に土屋、17:37に田中、18:54には近藤(営3)と立て続けに反則し、第1ピリオドの終盤ほとんどを3対5のキルプレーで戦う羽目になった明治は、結局2分足らずの間に日大に2得点を許してしまう。

 まさかの日大リードで始まった第2ピリオド。開始5分で江端が同点弾を撃ち込むが、早大2回戦のときと変わらずにここで緩みを見せた明治は、そのわずか2分半後に失点し、再び日大を追う展開に。その後ピリオド終盤で連続得点し逆転して見せたものの、日大相手にしてぎりぎりの戦いぶりに、観客からは「明治どうした…」といった声が漏れた。

 インターミッションを挟んでも調子は戻らず、第3ピリオドは日大の得点でスタートした。直後田中が1点取り返すが、その後は混戦模様。13:22にはGK・寺島(政経2)が戸澤(日大)のチェックで負傷し、明治ベンチから「12番(戸澤)謝れ!」と怒号が飛ぶなど両者一触即発の状態となった。そして14:42、日大選手のスラッシング(スティックを振り回す行為)により坂田(政経3)が負傷するもレフェリーがこれを見逃したことで、ついに激しい乱闘が勃発。土屋と寺島がペナルティを受けた。

 続いて16:06にはタイムキーパーの計時ミスで試合が一時中断するなど荒れ模様となったが、辛うじて冷静さを保った明治は終盤に田中、古市が連続得点。日大を突き放して何とか勝利を収めた。

 勝ったとはいえ納得いかない試合展開に、藤井監督は険しい表情で「きょうはたまたま取り返せたから勝てたようなもの。本当に勝ちたいと思っているのか」と苦言を呈し、「これから調子を上げていかなくてはいけないところ。もうこういうことを繰り返してはならない」と折り返し地点を過ぎたリーグ戦の残る試合を見据えて語った。

 明治一人勝ちの1回戦から一転、早大・明大・東洋大・法大の4強の接戦となっている2回戦。1勝、1敗で順位ががらりと変わり得る状況の中、もはや明治も1位だからと安心してはいられない。リーグ戦前の福田総監督の言葉通り、すべての試合が負けられない状況だ。「本当に勝ちたいと思っているのか」――もう一度チーム全員で気持ちを一つにして、2回戦最後となる法大戦に臨んでほしい。

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◆今試合の出場選手◆
GK
31 寺島悠介 GK 昨年度から安定した守りを見せる明治の正GK
第1セット
19 近藤勝将 FW よく走るパワフルなFW。1年次から1セットで活躍
14 江端勇人 FW キープ力と得点力が持ち味
17 高橋皓平 FW 高身長をいかしたプレーが魅力。今回1セットで活躍し先制点!
77 梁取慎也 C DF センス抜群のキャプテン。シニア日本代表
長岡佑弥 DF 決定力のあるDF。白樺学園時代はキャプテン
第2セット
10 木谷大介 FW 小柄な体格を生かしたスピードが売り
22 田中  遼 FW 前年度リーグ戦では明治の得点王。今リーグ戦では2セットの要
88 外崎裕将 FW 駒大苫小牧高出身。体格が大きく、キープ力のある選手
坂田  駿 DF 大柄な体格で攻めにも参加できるパワーのあるプレーが魅力
21 赤坂優輔 DF DFながら積極的なプレーを見せる
第3セット
61 土屋輝幸 FW よく走り積極的なプレーヤー。2007U‐20世界選手権のキャプテンを務める。今回3アシスト
39 草野  作 A FW 安定したプレーに定評がある
18 古市達也 FW センスのあるFW。積極的なプレーを見せる
12 今川征治 DF 守りに定評のあるDF。北海時代はキャプテン、現在はスケート部総合主将
78 石橋寛太 DF ガッツのあるプレーでパックを追い、敵を追う
第4セット
91 関戸大輔 FW 2007U‐20世界選手権に出場した一人
11 角橋裕樹 FW お父さんは元日本製紙クレインズのプレーヤー
16 高田昌虎 A FW 持ち前の走力とテクニックで果敢にゴールを目指す。今回も4セットを率いた
44 島影大希 DF 積極的なDFで攻撃にも参加
30 金塚佑輔 DF 安定した守備でチームを支える

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11月1日(土)12:30~
対法大2回戦(DyDoドリンコアイスアリーナ=西武新宿線・東伏見駅前)

[中村浩貴]

第379号におけるお詫びと訂正

 このたび10月22日付で発行いたしました、明大スポーツ第379号におきまして、以下の誤りがありました。

 読者の皆様ならびに関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしましたことをお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。

 4面スケート部(アイスホッケー部門)記事におきまして、下記の通り誤りがありました。

誤) ――これまで行わなかったミーティングを敢行。
正) ――これまで行わなかった試合前のミーティングを敢行。

 従来一切のミーティングが行われていなかったかのような誤解を招く文章でしたが、普段のミーティングは以前から行われており、今年度から新たに試合前にもミーティングが開かれるようになったというのが事実です。

 今後このようなことのないよう、より一層努力いたしますので、今後も明大スポーツをよろしくお願い申し上げます。

[スケート部(アイスホッケー部門)担当一同]