(29)新風~2020のルーキーたち~ 角田龍彦「スポーツ推薦でない分、努力して上のチームに絡んでいく」
今年度も次世代の紫紺を担う若者たちが入部した。3年後に創部100周年の明大ラグビー部。本企画では、100周年を最高学年で迎えるメモリアル世代、計24名のルーキーに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。7月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第9回は角田龍彦(法1=明大中野)のインタビューをお送りします。
――明大中野高出身の3人(角田、古田空選手、柳田治久選手)の関係を教えてください。
「3人とも中学は別々でした。高校で初めて出会って、みんな1年生の頃からAチームに絡んでいました」
――中学3年間は柔道もやられていたとお聞きしました。
「柔道は部活動としてやっていました。土日はクラブチームでラグビーをやっていました」
――自粛期間でやられていることを教えてください。
「僕は寮に残っているので、寮にいるメンバーと自主練をしています。(1年生で残っているのは)3人だけですね。残りたいという人が残るという感じです」
――寮生活3カ月間経ていかがですか。
「寮生活になったことでラグビーにかける時間が今まで以上に多くなって、自分の栄養管理の面においても、専属の栄養士の方がいるので、身体の増量という面でも何一つ不自由はないと思います」
――尊敬する先輩はいらっしゃいますか。
「高校に入学する前から、僕が中3の頃に明大中野高の1年生で花園に出ていた結城正登さん(文2)です。高校に入ってからもずっと尊敬しています。(ちなみに今は)大学でラクロスをやられています。大学の先輩はみんなすごい方ばかりなので、特定して名出しはできません(笑)」
――プレー面で強みとする部分は何ですか。
「僕はジャッカルですね。ラック周りのプレーは得意です。しかしタックルは苦手です」
――4年間で磨いていきたい部分は何ですか。
「まずは身体づくりをしっかりして、この自粛期間は4年生と関われる機会が多いので、そこで先輩のスキルを吸収していきたいです」
――今年のスローガンをどのように捉えていますか。
「チームの成長にはまず個人の成長が重要ということで、一人一人が自分の弱点を克服していかなければいけないのかなと思います」
――最後に一言意気込みをお願いします。
「スポ―ツ推薦で入学した訳では無いので、周りより劣る部分は少なからずあるとは思いますが、その分努力して上のチームに絡んでいきたいです」
[高智琉大朗]
◆角田 龍彦(すみだ・りゅうげん)法1、明大中野高、173センチ・80キロ
最近はユーネクストで海外映画を見ている。「僕のヒーローアカデミア」好きで、推しキャラは切島鋭児郎
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