(27)六大学陸上事後インタビュー⑤/神戸毅裕、荒澤朋希、太田倖陽
多くの選手がシーズン初戦となった第59回東京六大学対校陸上競技大会(六大学)。各選手が現状の力を発揮する中で、それぞれに収穫と課題が見えた。レースを終えた今、彼らは次に何を見据えるのか。大会後の声をお届けする。
今回は神戸毅裕主将(営4=明星学園)、荒澤朋希(営4=明大中野)、太田倖陽(法1=吉田)のインタビューです。
(太田選手のインタビューは、4月11日にオンラインにて実施されたものです)
神戸
男子対校 セイコー杯 100メートル 予選1組 4着 10秒74
男子対校 セイコー杯 100メートル 決勝 5位 10秒69
男子対校 DAIKOチャレンジ 4×100メートルR 決勝 4位 40秒80
——ここまで2本のレースを振り返っていかがですか(取材は100メートル決勝のレース前に行われました)。
「あまり良くないです」
——今日のレースプランはどのように考えていましたか。
「4継(男子対校 DAIKOチャレンジ 4×100メートルR)はイレギュラーで、あまりどうこうというのはなく、100メートルがメインでした。予選は走りどうこうではなく、目標タイムを定めて速く走ろうという感じでした」
——主将として挑む初めての大きな大会ですが、チームの雰囲気はいかがですか。
「すごく応援してくれていて、和気あいあいとしていいチームだと思います。ただ、競技者としては、このままだとダメなのではないかなと思いました」
——この1年間で、どのようなチームをつくっていきたいと考えていますか。
「一言で言ったら、自律したチームです。人に言われてやるのは、簡単なことなのですが、セルフマネジメントを自分でやって、それで速く走れるチームになって欲しいなと思っています」
——今後の抱負をお願いします。
「関東インカレ(関東学生対校選手権)頑張ります!」
——ありがとうございました。

荒澤
OP 男子 400m 3組 3着 49秒14
男子対校 supported by NEW ART HOLDINGS 4×400メートルR 決勝 3位 3分13秒07
——今日のレースを振り返ってください。
「練習はうまくいっているけれど、試合でうまく噛み合わないというような状態がずっと続いていて、精神的にえぐられる部分もあり、不安が残っていた中の今日でした。(その中では)内容は悪くなかったかなと思っていて、タイムは納得できないけれど、7割8割ぐらいはつけてもいいかもとは思っています」
——今回のレースではどのような課題を克服できましたか。
「まずは400メートルの中の初めの入りの200メートルでどれだけ楽にいけるかというところと、そこを通過してからコーナリングでの切り替えのポイントはしっかりやろうと決めていました。そこはちゃんとできて、ラストも垂れたけれど、まだ伸びしろのある垂れで、まだいけるなという感覚で終わりました」
——大学ラストイヤーになりましたが、今シーズンの意気込みや目標教えてください。
「昨年、関カレ(関東学生対校選手権)と日本選手権リレーの決勝を経験させていただいて、あまり納得いく走りができなかったというのが課題の一つとしてあります。明治として紫紺を背負って最後戦っていきたいという気持ちがあるので、個人ももちろんですけど、結果として組織に貢献できる、紫紺を背負って恥じないような選手になって後輩にいいところを見せて終わりたいなと思います」
——ありがとうございました。

太田
男子対校 supported by 京西テクノス 男子走幅跳 決勝対校 4位 7メートル14
——今大会の振り返りをお願いします。
「今シーズン初戦という中で、現状とこれからやるべきことが明確になったのは収穫でした。記録面では納得していませんが、次につながる大会になったと感じています」
——大会の満足度はいかがですか。
「悪いところだけの試合ではなかったです。今大会に向けてしっかり調子を合わせることもできたし、収穫のある試合にできたことは良かったです。しかし記録、結果的には満足のいくものではありませんでした。今大会出た課題を修正して次回以降の跳躍に生かせればと思います」
——当日のコンディションはいかがでしたか。
「コンディションはとても良かったです。ピーキングもうまく行っていて、この試合にアジャストすることができました。それだけに記録が出なかったのが悔しいです。初戦という中で欲張らなければまずまずなのですが、やはり関東学生対校選手権(関東インカレ)の標準を切って優勝したかった。その思いが強いです」
——ご自身の中でこの大会はどのような位置付けですか。
「六大学陸上は自分の中でやはり関東インカレの標準を切るための大会でした。冬季でやってきたことを発揮できる最初の舞台がこの大会だったので気合いも入りすぎていたのかもしれません。ですが、大学の大会の雰囲気を味わうことができたのでそこはよかったなと思います」
——大学入学間もない大会ですが、不安はありませんでしたか。
「今までと環境が大きく変わり、ストレスが溜まっていた部分もあった中での試合だったので不安は少しありました。しかしこの大会に向けてコンディションを合わせることはできたので、自己ベストを目指して臨んだ大会でした」
——大会までどのような練習をされてきましたか。
「新しい環境の中で質の良い練習は積めていたと感じています。十亀(慎也)跳躍コーチの元、助走と踏切前の動きを重点的に取り組みました。とても充実した練習になりましたが、試合に生かすことができなかったのが反省点です」
——次はどの大会に照準を定めていますか。
「日大記録会と山梨の小瀬カーニバルという大会を標準としていきたいと思います。2週連戦になりますが、関東インカレの標準はそこまでに切らなければいけないので、六大学での課題を修正して二つの大会に臨めればと思います」
——今シーズンの目標をお願いします。
「今シーズンは自己ベストを出して関東インカレの標準、U—20日本選手権の標準を突破してそこで結果を残すことを目標にしています。まずは記録を伸ばしていって、安定させてから結果を狙っていければと思います。自分の跳躍で明治大学体育会競走部に貢献することを目標に挑戦していきます」
——ありがとうございました。
[安田賢司、柏倉大輝、中村慈詠]
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