【ハンドボール】7人攻撃実らず 後半の連続失点で力尽き今季初黒星/関東学生秋季1部リーグ戦

2026.10.03

 関東学生秋季1部リーグ戦(秋リーグ)8戦目。前半から7人攻撃で日大の3―3ディフェンスに立ち向かうも17―19で試合を折り返す。続く後半でもミスから速攻やエンプティ―シュートでの失点が響き、今季初黒星を喫した。

◆8・29~10・4 関東学生秋季1部リーグ戦(日大八幡山体育館他)
▼9・27 対日大戦(中大多摩体育館)
明大35{17―19、18―2
2}41日大〇

 明大のディフェンスから試合が始まり、GK坂本京介(営2=洛北)がキープし、続く攻撃で反則を獲得。崎前風諒(政経4=北陸)の7メートルスローで先制点を取る。直後3連続得点を許すも、青砥直輝(商2=駿台甲府)がディフェンスを引き付け、スペースの空いた杉野龍騎(法1=九州学院)へ華麗に得点をアシスト。しかし、インターセプトなどで再び3連続失点を喫し、2―6に。明大サイドはすかさずタイムアウトを取る。タイムアウトが明け、松本想(営3=法政二)が確実にサイドシュートを決める。「始まる前から相手が高いディフェンスなのでサイドに回ってくるのは多いと心の準備はしていた」(松本)。松本は試合通して7得点の活躍を魅せた。4点を追う前半10分、驚異の4連続得点で試合を振り出しに戻す。その後は互いに一進一退の展開に。明大は7人攻撃を展開し、日大の3―3ディフェンスを崩しにかかる。しかし22分にディフェンスで2連続7メートルスローを献上し3点ビハインドとなった。直後GK坂本の好セーブと杉野、松本、青砥の攻撃陣の得点で再び同点に追いつくもののラスト2分で連続失点を許し17―19でハーフタイムに入った。

 主導権を握りたい明大は、立ち上がり20秒に松本の技ありシュートでゴールネットを揺らすと、約1分後にも青砥が同点弾を放つ。直後に失点も栃尾佑(法4=北陸)のフェイントパスを受け取った鈴木和磨(農1=昭和第一)が鋭いシュートをさく裂させ、日大に食らいついていく。しかし後半3分、4分に連続失点を重ね、試合のペースは日大が握った。「7人攻撃でミスした瞬間に相手の点が決まる。なかなかこっちの流れをつかめないゲームだった」(向谷内海都主将・営4=氷見)。後半の折り返し地点で25―31と6点差の窮地に立った明大は後半15分、16分に向谷内や青砥が得点し、GK坂本も好セーブを見せる。ここから反撃の起点にしたかったが、後半16分44秒にまさかの2分間退場に。1人少なくなった明大は再び連続失点を許すと、後半20分から3連続失点で7点差と逆転が困難な状況となった。それでも、後半24分に巧みなパス回しから栃尾がフリーでボールをネットに突き刺し、向谷内も追加点を入れて2点を返す。後半27分にも栃尾が意地のシュートを決めたが、反撃はここまで。最後は日大にダメ押しとなる2連続失点を喫すると、35―41で敗戦。最後まで勝利を手繰り寄せることはできなかった。

 今季初黒星となった明大は今試合で中大に首位を譲る結果となった。しかし、優勝への道が途絶えたわけではない。最終戦で対戦する中大が勝点14に対して明大は13。次の中大戦で勝利をつかめば勝点を2つ獲得し、逆転優勝が可能だ。明日、昨年度に創部史上初の全日本学生選手権(インカレ)王者となった最強世代が最後の望みをかけ、最終戦に挑む。

[木曽琴乃、ウエスト宙]

試合後のコメント
加藤監督
――試合を振り返っていかがですか。
 「オフェンスとディフェンスが噛み合わなくて、失点も多かったですし、ミスが多かったというのは一試合通してあった印象です」

――7人攻撃を今日は主に展開していました。
「3―3ディフェンスというプレスディフェンスをしてくるチームだったので、立ち上がりディフェンスでミスだったりシュートミスだったりあったので、7人攻撃をしてゲームの展開、流れを変えたいなというということでやりました」

――本日はパスミスからの速攻やエンプティーシュートでの失点が多かったと思います。
「相手のフットワーク力、そういった連動した相手の動きのところで、自分たちが横パスをカットされて失点していたので、そういった相手にもしっかり対応できるようなところをインカレまでにチームとして課題になってくるかなと思います。」

向谷内主将
――今試合を振り返っていかがですか。
 「この試合はずっと相手のペースで進んでいて。ずっと追いかける展開で2点とか3点まで追いつけてもそこでまた離れされるみたいなずっと苦しい試合で何か変えなければならなかったのですが。ずっと相手のペースで負けてしまいました」

――6人での攻撃と違い、7人攻撃は一回一回の攻撃の重みがまた違ってくると思いますが、比べてみていかがですか。
 「最初6人で攻めていてシュートまで行くことがなかなかできなかったので、7人という形で。もっとミスした瞬間にエンプティーゴールで決められるというボールの重みを考え直すべきかなと思います」

――中大戦への対策と意気込みをお願いします。
「中央大学はとにかく個の力が強くて、そこで負けたら今日みたいなゲームになってしまうと思うので個をしっかり守るというところと、相手ディフェンスが大きいので裏の空間とか、間を強く攻めていけばズラせると思うので。やることをしっかり確認して勝ちたいと思います」

松本
――試合全体を振り返っていかがですか。
 「7人攻撃を1週間通して練習していて、練習中はうまくいっていたのですが、本番のプレッシャーがあったり、相手の駆け引きが一枚上手だったかなと思います」

――今試合では7得点の活躍でした。
 「結果的にオフェンスでは貢献できたかもしれませんが、ディフェンスや他の部分でもっと貢献できる部分があったと思います」

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