【レスリング】菊地と小川滉が3位 次戦に望みを託す/全日本学生選手権

2026.08.29

 全日本学生選手権(インカレ)の大会3、4日目は全身への攻撃が許されるフリースタイルが行われた。明大からは20人の選手が出場し、菊地一瑳(政経4=埼玉栄)と小川滉(法2=自由ヶ丘)が3位入賞を果たした。

◆8・20~23 全日本学生選手権(駒沢屋内球技場)
▼3、4日目
[男子フリースタイル]
▼57キロ級
小川礼――ベスト8

原田――2回戦敗退
▼61キロ級

三島――2回戦敗退
小山内――2回戦敗退
藤原――3回戦敗退

▼65キロ級
吉田――1回戦敗退
國年――1回戦敗退
曽野――2回戦敗退
大久保――3回戦敗退
角本――3回戦敗退
▼70キロ級
岩崎――2回戦敗退
和田――3回戦敗退
▼74キロ級
小川滉――3位

網藤――1回戦敗退
▼79キロ級
田中――1回戦敗退
加藤――2回戦敗退
村井――2回戦敗退
小嶋――3回戦敗退
▼86キロ級
森――2回戦敗退
▼97キロ級
菊地――3位

 今年度の主将を務めた曽野壱晟(文4=いなべ総合)は65キロ級に2回戦から出場。試合開始直後から相手の足を狙って果敢に攻めるも、なかなか得点を奪えず。試合開始約1分を過ぎたところで、相手に左足を奪われ場外へ運ばれ、2点を先制されてしまう。その10秒後、相手の下半身を攻めたところで足元を奪われ、再び場外へ。前半終了時点で0-4という展開となった。なんとか逆転したい後半。開始約30秒後にタックルを試みる相手を上から制し、場外へ出すと2点差に迫る。その後もスキを狙って奮闘するも追加点とはならず。大学最後となるインカレの結果は2-6で2回戦敗退となった。

 フリースタイルの頂点が決まる4日目。グレコローマンスタイルで3位を飾り、期待がかかる菊地一瑳(政経4=埼玉栄)は、準々決勝まで順当に勝利を挙げた。準決勝では、テイクダウンで2点を先制した。が両肩を取られ、ローリングで6点を奪われる。その後も、果敢に攻めるが得点のチャンスを得られず、投げ技を決められ12-2のテクニカルスペリオリティで敗北を喫した。「結果、両スタイルでメダルが取れたことは良かったけれども、もっと上を目指せればなという気持ちもあります」(菊地)と悔しさの残る大学最後のインカレとなった。

 74キロ級に出場した小川滉(法2=自由ヶ丘)の準決勝の相手は、2024年のU20世界選手権で優勝経験のある山下(日体大)。開始早々、場外への押し出しで先制を許してしまう。世界チャンピオンの力に圧倒され、その後も反撃の糸口をつかめないまま何度も場外へ押し出され、10―0で準決勝を敗れた。決勝に進むことはできなかったが、「3位に入ると全日本(天皇杯全日本選手権)に出られて、それが目標だったのでまあまあ良しかなという感じです」と次の舞台へ望みをつないだ。

 4日目まで残った選手は7人と、チームとしては苦しい結果となった今大会。4年生の集大成となる試合なだけに、選手の顔には悔しさがにじんでいた。そんな中、今大会での3位入賞により、12月24~27日に開催される天皇杯全日本選手権出場権を得た菊地と小川滉。仲間の思いも胸に2人のさらなる活躍に期待がかかる。

[小松錦葵、小松真緒]

試合後のコメント
菊地
――試合を振り返っていかがですか。
 「1回戦と2回戦は勝てると思っていて。ベスト8の相手は油断はできないなとは思っていたのですが、ギリギリになってしまって、グラウンドを最初に取ったところでちゃんと返すとか、そういう改善点があるなと思いました。準決勝は少しびびってしまいましたね。国際大会に出たときに何度かそういう選手と戦ったことはあったのですが、自分が想像していたよかりは頑張ればいけたなと思っているので、今後やる機会があれば最初のツー(ポイントを)取れたところを返すとかそういうところを意識したいです」

――今後の大会の意気込みをお願いします。
 「まずU23の世界大会がラスベガスであって、そこでメダル目指して頑張りたいです。内閣(全日本学生選手権)は125キロ級で出ると思うのでまた体をつくって頑張ります。天皇杯もメダルを目指して頑張ります」

小川滉
――準決勝を振り返っていかがでしたか。
 「相手が世界チャンピオンですごく強いと分かっていて、もう少しできるかなと思っていましたけど、力の差を感じました。フィジカル面とか足りてない部分が多かったなと思います」

――全日本に向けて意気込みをお願いします。
 「大学生とか社会人の強い人がいっぱいいるので、そこと戦えるように頑張ります」