菊地、惜しくも表彰台を逃す/明治杯全日本選抜レスリング選手権

2026.05.26

 明治杯全日本選抜レスリング選手権大会に明大から2選手が出場。菊地一瑳(政経4=埼玉栄)が惜しくも表彰台を逃すもベスト4と健闘した。

◆5・21~24明治杯全日本選抜レスリング選手権大会(駒沢公園総合運動場体育館)

▼フリースタイル61キロ級
吉田煌——1回戦敗退
▼グレコローマンスタイル97キロ級
菊地一瑳——ベスト4

 明治杯全日本選抜選手権が開幕。初日はフリースタイル61キロ級に出場した吉田煌(政経2=花咲徳栄)が初戦に臨んだ。対するはパリ五輪金メダリストに輝いた経歴を持つ樋口黎(ミキハウス)。世界トップクラスの実力を前に主導権を握られる展開となり、場外への押し出しで先制を許す。「とにかく力が強くて、自分はカウンターに入られてからの粘りが得意なのですが、いつもなら踏ん張れる体勢でも余裕で取られてしまって」(吉田)とその後もローリングなどが絡んで得点を重ねられ、0-10のテクニカルスペリオリティで敗戦を喫した。一瞬の隙すら与えない相手の試合運びに苦しめられた一方で、世界レベルとの対戦は今後への課題を得る一戦となった。

 大会2日目のグレコローマン97キロ級に出場した菊地は準々決勝で佐藤(慶大)との対戦。菊池は開始1分頃に幸先よく1点を獲得する。その後相手のパッシブからパーテールポジションでの勝負に持ち込むと、2連続ローリングから4点を獲得し、6ー0とする。最後は豪快な技が決まり、10ー0で準決勝進出を決めた。

 準決勝では鶴田(自衛隊体育学校)を相手に迎えた。序盤にパッシブを取られパーテールポジションから4連続ローリングを含む10点を失い0ー10での敗戦となり、翌日の三位決定戦へ進むことになった。「全日本1位の選手だったので、どうにか食らいついて1個技を決めて勝ちたいなという気持ちでした。スタンドは悪くなかったが、グラウンドの自分の弱さで負けてしまった」(菊地)。

 3位決定戦の相手は金澤(早大)。開始1分を過ぎたところで相手パッシブから先制点を獲得するもその後は膠着(こうちゃく)状態が続き3分を終える。「コーチからは僕の組手が通用していたので、後半もガツガツ行って自分の強みのスタンドで投げ押していこうという話をされた」(菊地)。しかし後半は開始直後に2点を失うと、その後は相手ペースで試合が進みパッシブをとられパーテールポジションから試合が再開する。何とかしのぎたい菊池だったが2連続ローリングを決められ1ー7となり、その後の反撃も及ばず試合を終えた。

[近藤陽紀、大塚あみ]

試合後のコメント

吉田
——試合を振り返っていかがですか。
 「前からオリンピックチャンピオンでもう格上の相手とはもうわかっていたので、緊張せずに自分の力を出し切れればいいかなと思っていました。それでも歯が立たなかったので、もっと練習して強くなっていきます」
——収穫はありましたか。
 「自分は攻めが苦手なので、ディフェンスだけじゃ全然勝てません。もっと攻めを磨いていきたいなと思います」

菊地
——昨日、今日のコンディションはいかがでしたか。
 「コンディションは全然悪くなかったんですけど、自分のペースに持っていけない部分があったので、そこを改善したいなと思いました」

——今大会を振り返っていかがでしたか。
 「今の感じを続けていけばいずれ結果出るかなと思いました」

——リーグ戦の意気込みをお聞かせください。
 「最後の代だし、絶対明治を1個でも順位上げたいので頑張ります」