【レスリング】熱戦を制し、菊地が準優勝!/全日本学生選手権

2026.08.25

 全日本学生選手権(インカレ)の大会1日目、2日目は、上半身のみの攻撃が許されるグレコローマンスタイルが開幕。明大からは15選手が出場し、各階級で熱戦を繰り広げた。77キロ級で出場した加藤佑規(営4=宇都宮商)、網藤愛斗(営1=日野)はベスト8と健闘を見せた他、130キロ級の菊地一瑳(政経4=埼玉栄)は決勝まで進出。惜しくも敗れたが、見事、準優勝に輝いた。

◆8・20〜23 全日本学生選手権(駒沢屋内球技場)
▼1、2日目
[男子グレコローマンスタイル]
▼60キロ級
國年——1回戦敗退
▼63キロ級
吉田凱——1回戦敗退
藤原——1回戦敗退
大久保——2回戦敗退
吉田煌——3回戦敗退
小山内——3回戦敗退
角本——2回戦敗退
▼72キロ級
和田——2回戦敗退
▼77キロ級
加藤——ベスト8
網藤——ベスト8
▼82キロ級
森——1回戦敗退
村井——1回戦敗退
小嶋——1回戦敗退
▼97キロ級
上西——1回戦敗退
▼130キロ級
菊地——2位

 大会初日のマットには、明大から各階級の選手が出場した。序盤から積極的に組み合い、相手のテイクダウンを狙うなど、グレコローマンスタイルならではの攻防を展開。勝ち上がりを懸け、多くの選手が最後まで粘り強い奮闘を見せた。72キロ級で出場した和田滉二郎(営3=館林)は、初戦で磯貝(日体大)と激突。試合序盤から相手のパッシブを奪い、パーテレポジションからのローリングで5点を獲得する。直後に相手の投げ技を受け4点を失うも、そこからは得点を許さず、第1ピリオドは5―4で終了。続く第2ピリオドでは、和田も負けじと投げ技を決めて4点を追加し、9―4とリードを広げる。その後、パッシブによる1点を許したものの、最後まで相手に追撃を許さず、9―5で勝利を収めた。

 大会2日目、体重を増やして130キロ級に出場した菊地は、準々決勝で阿部(国士大)と対戦。開始20秒で2点を獲得すると、その後1点を加え3-0で折り返した。しかし後半、ローリングを決められるなど連続で6点を失い、追い込まれてしまう。それでも残り4秒から豪快な投げ技に成功し、8-6で逆転勝利。土壇場での勝負強さを発揮し、ベスト4進出を決めた。「最後まで諦めずに戦うことは普段から監督やコーチにも言われているので、そこを意識して臨みました。最後は自分の技でもつれ込ませたところでしっかり決め切って勝つことができたので、本当によかったです」(菊地)

 準決勝では序盤にパッシブを取られるも、パーメルポジションからの攻撃を耐えることに成功する。後半に相手のパッシブからローリングを決め、その後も圧力をかけ続け危なげなく勝利した。決勝の相手は高校3年生のインターハイ以来の対戦となるバトバヤル(育英大)。得意な形に持ち込みたい菊地だったが、パッシブからローリングを決められると、その後も相手に得点を重ねられる。後半には後ろを取られて投げ技を決められ11-1での敗戦となった。それでも準優勝という結果に、森陽保監督は「10月の世界大会を意識して臨んでいた中で、決勝進出は順当だった。4年生としての意地も見せてくれたし、二ノ宮寛人コーチとのトレーニングの成果も出ていた」と評価した。明大での4年間の集大成として、ここからどんな飛躍を見せてくれるのか。これからの活躍に注目したい。

[大塚あみ、木村聡]

試合後のコメント

菊地

――決勝を振り返っていかがですか。

 「バトバヤル選手は高校1年生の頃から知っており、高校3年生のインターハイ以来の直接対決となりました。やはり強いことは分かっていたので、どうにかして勝ちたいと思っていました。得意の反り投げなどでチャンスを作れればと考えて挑みましたが、相手の圧力やプレッシャーなどを含め、やはり強かったです。そのあたりはまだ今後の課題ですね」

――U23世界選手権大会へ向けた意気込みをお願いします。

「引退前最後の国際大会となります。この大会への出場は4回目になりますが、これまでは1勝もできていません。しっかりと体重をもう一段階増やして臨みたいです。今回決勝で対戦したバトバヤル選手もモンゴルの選手で、実質的に国際大会のようなレベルの戦いでした。今大会で見つかった課題を生かし、なんとか勝ち上がりたいと思います」