鈴木(麻)が2位、遠藤、加賀が3位/東日本学生春季新人戦・東日本学生女子選手権

1999.01.01
 1、2年生が出場する新人戦が駒沢体育館において15日から17日にかけて行われた。JOC杯王者の遠藤がこの大会でも3位に入賞し、鈴木(諒)と梶村がベスト8に残った。また、16日に同会場において行われた東日本学生女子選手権では鈴木(麻)が準優勝、加賀が3位と結果を残した。

 準々決勝で逆転勝利を挙げ、準決勝に駒を進めた遠藤。準決勝では「自分の組み手ができなかった」(遠藤)。第1ピリオド、スタンドでは試合が動かず0-0でグラウンドに。遠藤が上だったがポイントを奪えず、相手に1ポイントが入り、このピリオドを落とした。第2ピリオドでは相手に脇をさされ、バックに回られてポイントを奪われる。その後ローリングで2ポイント奪われ、グラウンドでもさらに2ポイント奪われた。結局この試合では1ポイントも取ることができず完敗。3位には入ったものの、試合後に「悔しい」(遠藤)と語った遠藤。「インカレで頑張る」とこの悔しさをインカレで晴らしてくれるに違いない。

 ジュニアクイーンズカップ、JOC杯と悔しい結果が続いていた鈴木(麻)は1回戦で岡田(立大)に快勝。迎えた準決勝の相手は昨年のインカレ2位、先日のJOC杯で3位になっている強敵・佐藤(大東大)だった。第1ピリオドを落とすも、続く第2ピリオドで会心のフォール。逆転勝利を挙げ、決勝戦へと勝ち上がった。決勝の相手は昨年の世界ジュニア選手権2位の平野(日大)。「差があった。ボロボロだった」(鈴木(麻))と力の差を見せつけられ、惨敗した。それでも「決勝までいけたことは自信になる」(鈴木(麻))と大きな収穫もあった。「インカレ優勝します」と語った鈴木(麻)にも今夏の活躍に大きな期待が懸かる。

 3位に入った加賀も準決勝では昨年のアジアジュニア選手権51kg級2位の実力者相手に1ポイントも奪えず、完敗。ケガがやっと治り、今年最初の試合だったが悔しい内容となってしまった。だが「実力が分かった。インカレに向けて頑張れる」と前を見据える。女子で一番層が厚いといわれる48kg級で「勝ちにいきます」と言い切った加賀がインカレで活躍する姿が楽しみだ。

 この3人の他には鈴木(諒)と梶村がベスト8に入っただけ。まさに「勝ち切れない」(多賀総監督)との言葉通りだ。先日のJOC杯で3位の鈴木(優)、昨年のインカレでベスト8の浅田、さらには昨年の高校国体王者の白石と実力がある選手もいるだけに、8月のインカレでは1、2年生の奮起に期待したい。

~試合後のコメント~
坂本
「昨年の新人戦2位の相手(中村・日体大)に勝ったのはうれしい。でも次の試合に負けたのは駄目だった。いつもやっている練習がうそではないことが分かった。練習をしっかりやって確実に勝てるようになる」。

鈴木(諒)
「JOC杯も今回も1年生に負けたので悔しい。インカレは体を大きくして74kg級に階級を上げてベスト8を目指す」。

西岡
「(大学に入って初めての試合なので)最初は緊張した。もっと前に出られたらいいと思う。まず1勝を目指す。気持ちで負けないようにしたい」。

遠藤
「準決勝では自分の組み手ができなかった。3位は悔しい。体重を増やしてインカレで頑張る」。

大山
「グレコは初めてだった。インカレでは入賞を目指します」。

白石
「全体的に練習不足かもしれない。(下の階級から上げてきて)体が他の人より小さいし体重が足りない。筋力を補わないといけない。高校ではスピードで通用したけど、大学生は力があるし体格で勝たないと厳しい。体を大きくして、全日本に出ている徳山さん(徳山主将・理工4)と卒業までに互角に戦えるくらいまでになりたい」。

加賀
「実力が分かった。インカレに向けて頑張れる要素だと思う。相手に密着するような姿勢をできないといけない。女子の48kg級は一番層が厚いといわれているけど、勝ちにいきます」。

鈴木(麻)
「2回戦は(昨年の)インカレ2位の相手で絶対勝ちたかった。逆転勝ちできて良かった。決勝は差があってボロボロだったけど、決勝まで行けたのは自信になる。インカレ優勝します」。