入替戦に届かず、3部残留/関東大学女子3部リーグ戦

入替戦に届かず、3部残留/関東大学女子3部リーグ戦
☆帝京大戦☆
夏の暑さもおさまり、涼しい体育館で始まった帝京大とのリーグ6戦目。先週の千葉大戦、慶大戦で勝利を収めた明大に3連勝の期待が懸かっていた。試合は終始明大の流れで進み、見事帝京大にリーグ戦初の100点ゲームで圧勝した。

 「オールコートディフェンスで流れをつくり、自分たちのバスケをする」。それが試合前に選手みんなで決めたことだった。

 序盤から明大の流れとなった前半。3Pシュートを頻繁に打ってくる帝京大を相手に明大はディフェンスでの勝負となった。ゴール下を固め中に入れさせない。「ディフェンスでリズムがつかめたからそれがオフェンスにもつながった」(真部コーチ)と、そこから明大のオフェンスにも火が付いた。長友主将(情コミ4)の3Pシュートがさく裂、内田(理工2)のレイアップも100発100中の勢いで決まる。明大は次々と得点を稼ぎ58ー30とリードで前半が終了。

 このままの勢いでいきたい第3クォーターは工藤(国際2)の連続シュートで始まった。リバウンドも徳永(理工2)が誰にも取らせまいと支配する。その後も明大ペースでゲームは進んだ。しかし、野路(理工1)がまさかのパスミス。帝京大にボールが渡り、相手のパスプレーに振り回されてしまう。なかなかボールに触れない状態が続く中、決めてくれたのは内田だった。相手のディフェンスに切り込みシュート。内田の1本で明大のリズムが戻ってきた。小島(国際1)も相手の強い当たりで厳しい体勢からのシュートだったのをしっかりと決めた。徳永も相手をうまくかわしてゴール下へ。最後に野路が3Pシュートを決め、88ー45と大幅なリードで第3クォーターを終えた。

 開始早々いい流れでゲームが展開した最終クォーター。工藤から小島、小島から徳永とパスでつなぎ徳永がシュート。途中、相手にパスカットされ得点されることもあったが「いつもはパスでつないじゃうけど、今日はみんな自分からシュートに行っていた」(野路)と強気なオフェンスで相手に流れをつくらせない。その後も小島が相手のスキを見逃さずスティール。ハイスピードなドライブで相手を抜き、するりとゴール下へ入り込みレイアップシュートを決める。勝田(政経1)もフェイントをかけロングシュート。3本連続で得点を重ねた。残り2分で111ー55と焦る帝京大に明大は余裕の100点ゲーム。しかし、ディフェンスも気を緩めることなく、最後まで必死にボールを追いかけ、徳永がシュートを決め117ー68で試合を終えた。

 初の100点ゲームで勝利を飾った明大。目標通り「自分たちのバスケ」を見せてくれた。

☆試合後のコメント☆

真部コーチ
「オールコートディフェンスでやろうと決めていたので実際にできてよかった。最初は苦しむところもあるかなと思ったけど選手たちががんばった。今日は明治のゲームになっていたのでこれを継続できたらいい」。

長友主将
「始めでやろうと言っていたことが出て、点差も開いた。ディフェンスも機能していて良かった。最後はシュートチェックが甘く、入れたり入れられたりな展開になってしまった。シュートはみんな比較的良かった。リバウンドが取れてて、安心して打てたんだと思う。リーグを通してディフェンス、リバウンドが意識されるようになった。シュートもみんな前より狙うようになった」。

野路
「前半からディフェンスできていたし、オフェンスも自然とつかめた。いつもはシュートを狙わずにパスしちゃうけど今日はみんな自分からシュートしてたから100点ゲームができたと思う」。

☆学習院大戦☆
2部・3部入替戦を懸けた学習院大とのリーグ最終戦。前日勝利を飾った帝京大戦とは打って変わり、試合の流れを相手に持って行かれ61ー86で敗れ、明大は3部残留という結果に終わった。

 前半から学習院大ペースの試合が展開された。「ディフェンスもオフェンスもダメだった」と長友主将が話したように、この日の明大は絶不調。「ディフェンスでプレッシャーをかけていかないと」と前日の帝京大戦で選手たちが話していたものの、簡単にゴール下にボールを運ばれ、相手のスピードにも追いつけない。オフェンスでも簡単にスティールされ、得点を許してしまう。パスでつなごうとしてもカットされ相手ボールに。シュートをしても決まらない状況の中、学習院大は次々と3Pシュートで得点を重ねていく。26ー40で前半が終了。逆転の可能性は低い。

 「がんばれ」。明大の応援が響く中後半がスタート。なんとかして切り替えたい明大だったが、「うまく立て直せなくてそのままずるずる」(長友主将)とゲームの流れは相変わらず学習院大だ。工藤がやっとのところで相手のディフェンスに切り込みゴール下まで行くものの、シュートが入らない。内田も前日のようにリバウンドを支配しシュートを打つも決まらない。どうしてもリズムがつかめない明大を引っ張ったのが野路だった。野路にボールを集め、形勢を立て直す。野路のアシストで工藤、徳永が連続でシュートを決める。内田も転倒しながらシュートを決めた。野路も自ら3Pシュートを決めるなど、調子が上がってきたように見えた明大だったが相手は絶好調。古橋(学習院大)を中心とした巧みなパスプレーと宮木(学習院大)の3Pシュートで明大を圧倒する。点差は開く一方だ。しかし、リーグ最終戦。2部昇格を目指す彼女たちも黙ってはいられない。野路が相手のスキを突きスティール。それを内田がレイアップで決める。途中激しい体のぶつかり合いもあり、ボールを奪い合う場面もあったが負けるわけにはいかなかった。だがやはりこの日、明大はゴールに嫌われていた。内田がフリースローを2本とも外し、野路のレイアップも決まらない。工藤は3回連続でシュートするものの入らない。この時点で55ー82。明大にも焦りが出てきたのかパスミスが目立った。一方、学習院大はどんな状況でもシュートを決めてくる。不意を突かれてレイアップ。ディフェンスを固めて中に入れさせないようにすれば3Pシュート。まさに「打てば入る」。そんな状況が最後まで続き、結果61ー86でゲームセット。

 3勝4敗のリーグ成績で3部残留という結果に終わった明大。昨年4部から3部に昇格し、今年初めて3部での戦いに臨んだ。「(3部で)初めてやってみて3部残留なら合格点」と真部コーチは話した。これからも「自分たちのバスケ」で2部昇格へと突き進んでいくことだろう。

☆試合後のコメント☆

真部コーチ
「今日は気持ちが入ってなかった。まったくゲームになっていない。今日だけじゃなくリーグ全部振り返ってみても最初の入りが悪い。それが今後の課題。技術面では1対1でもっと強くならないといけない」。

長友主将
「今日は勝てる試合だったのに昨日の試合の結果で気を緩めてしまった。みんな集中力が散漫してた。気合いも足りなかった。気持ちに左右されるチームだから来年はもっと安定させていかないと」。