【拳法】山田・大谷が表彰台!全国の舞台でも個の力を発揮/第41回全日本学生個人選手権
日本一の学生拳士を決める大会が19日、名古屋にて行われた。総勢9名が出場した今大会は各ブロックで日々磨いた技術を大いに披露した。総合選手権で優勝をした山田太粋(法3=岩槻)が準優勝、主将の大谷流生(法4=大商大堺)が3位と全国の舞台でも個の力を発揮した。
◆10・18 第41回全日本学生個人選手権(名古屋市千種スポーツセンター)
▼男子の部
山田――2位
大谷――3位
砂川――ベスト8
土屋――ベスト16
児玉――4回戦敗退
牧野――3回戦敗退
入来、保泉――2回戦敗退
森――初戦敗退
総勢9人が出場した明大。各ブロックで白熱した攻防を繰り広げる中、力を発揮したのは主将・大谷と副将・砂川晃大(商4=栃木商)だ。砂川は目標としていたベスト8に向け初戦から4戦連続2ー0で勝利し好調ぶりを示した。「すごい最近調子良くて、最後に太粋(山田)と当たるのが目標で頑張ってきました」(砂川)。ベスト8をかけた5回戦では開始30秒程に胴蹴りで一本を取るも残り1分が迫ってきた所で今大会初の一本を取られてしまう。しかしその後も落ち着いた戦いを見せると2分14秒のところで一本が決まりベスト8進出を決めた。一方、2回戦から出場した大谷は初戦を1ー0で勝利すると、その後の3戦は果敢に一本を狙いに行くも全て0-0で試合を終え、判定勝ちでベスト8へ。また先日の総合選手権で優勝した山田も安定した戦いを披露しベスト8に駒を進めると山田対砂川の対戦が決まった。「晃大さんと準々決勝で戦うことを目標としていて1番大好きな先輩なので、一緒に試合したいねって話していて、その目標を達成できて本当に感慨深いところもありますし、嬉しかったです」(山田)。
ベスト4を懸けた明大対決。序盤はお互い様子を伺い膠着(こうちゃく)状態が続いた。開始から2分を過ぎたところで山田が動き、胴突きで一本を先取する。流れに乗った山田はその10秒後にも同じ技で攻撃を仕掛けると審議へ。審議の結果一本が認められ2-0で総合選手権王者の貫禄を見せた。大谷は椿原(京産大)との一戦。互いに序盤から激しい攻防を見せると、36秒に相手の胴突きが決まり一本を先取される。大谷は「一本取られた時もなんか負ける気がしなかった」と言葉通りすぐさま胴蹴りを決め1-1とすると約15秒後にも面突きを決め2-1で勝利しベスト4進出を決める。
準決勝では互いに関大の選手との対決となった。大谷は序盤、距離をとって攻撃を伺う時間が続いた。しかし相手の攻撃を受けた際に肩を怪我するアクシデントが起きここで棄権となった。大谷は涙の3位となり「タイトル取りたかったし、優勝しかないなと思っていたのでこういう形になっちゃったので残念」と語った。主将の分も奮闘したい山田は序盤から攻撃をし合う展開。山田はカウンターで一本を狙うも惜しくも一本とはならず。残り30秒となったところで互いの攻撃が入り赤旗、白旗が一本ずつ上がったことを受け審議へ。審議の結果山田の一本となる。しかし相手も反撃を見せ残り7秒のところで一本を奪われ1分間の延長戦へ。延長戦でも冷静さを失わなかった山田は15秒頃、胴突きを決め勝利を収めた。
迎えた決勝戦は内細谷(関大)との一戦。開始50秒に場外警告を取られるとその後相手に押し込まれ一本を奪われる。反撃したい山田であったが1分30秒過ぎに胴突きで一本を奪われ学生日本一とはならず。それでも山田は「何もできずに負けてしまったので悔しいですし、本当に学びが多い試合だった」と次戦へ前を向いた。
その他の選手も健闘し全国の舞台でも明大の力を充分発揮した。次の戦いはグランドスラム達成を懸けた全日本学生選手権(府立)。昨年達成できなかったグランドスラムを達成できるのか期待が懸かる。
[近藤陽紀]
試合後のコメント
大谷
——準々決勝は素晴らしい逆転勝利でしたが振り返っていかがですか。
「結構いい形で行きましたし、組の対処とか去年の主将の土屋先輩(賢生・令8年卒)から教えてもらって、それがとても活きているのですごくありがたいです」
砂川
——明大は試合じゃない選手が声をかけてくれていますがそこは明大の良さですか。
「そうですね。同期とか後輩とかOBの先輩も応援に来てくださっていて、そういった応援がすごく力になっていたし、アドバイスも的確で、それを信じてれば絶対上行けるって思っていました」
——府立に向けて意気込みをお聞かせください。
「グランドスラムを取れる自信がめちゃくちゃありますし最後そこを目指して頑張りたいです」
山田
——準優勝という結果について振り返っていかがですか。
「率直に悔しいというのが大きいです。簡単に優勝するのは難しいなと思いました。本当にもう天狗になりかけていたところを、なんて言うんですかね、相手が1個止めてくれたのでそれはよかったのかなと思います」
——府立に向けて意気込みをお聞かせください。
「府立では僕が決勝で負けた選手と恐らく準決勝とか途中で当たると思うので、今回準優勝できたからとか、この前総合で優勝したからとか関係なく、どんな相手にもチャレンジャーの気持ちで、チームとしてはチャレンジャーなのでチャレンジャーという気持ちで、全力で戦って優勝したいです」
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