【硬式野球】浦久が7回無失点の好投 慶大から待望の勝ち点を得る/東京六大学野球秋季リーグ戦

2026.10.19

 負ければ慶大の胴上げを見届けることになる今試合。先発はリーグ戦初先発となる浦久響投手(国際3=日本航空石川)。7回を無失点に抑える快投を見せると打線もそれに応え、序盤から慶大を突き放す。8、9回表は守護神・松本直投手(情コミ4=鎌倉学園)が登板。しっかり試合を締めくくり慶大相手に勝ち点を獲得。優勝の可能性を大きく上げた。

 先発・浦久は初回から堂々たる投球を見せる。キレのある真っすぐと多彩な変化球で打者を翻弄(ほんろう)し、一切のスキを与えない。1回戦と2回戦で合計19安打を浴びている慶大打線を7回被安打1無失点に封じ込め、流れを大きく引き寄せた。

 浦久を援護したい打線は1回裏に田上夏衣外野手(商3=広陵)の安打から好機が広がり、慶大先発・渡辺和投手の暴投で先制する。さらに2回裏にも四球と若狭遼之助外野手(商4=星稜)の二塁打で無死二、三塁とすると為永皓内野手(情コミ1=横浜)が犠飛を放ち追加点を獲得した。4回裏には、交代したばかりの鈴木佳投手(慶大)の制球が定まらず、1死満塁から二者連続の押し出しと田上の内野ゴロの間に計3点を追加。慶大を大きく突き放す。

 8回表からは昨日の慶大2回戦でも3回を投げ抜いた松本直がマウンドに上がる。連投の疲れを全く感じさせない150キロに迫る気迫のこもった投球で、慶大打線を圧倒。最後はピンチを迎えるも内野フライに打ち取りゲームセット。春季リーグ戦で唯一勝ち点を落とした慶大から待望の勝ち点を獲得した。

 投打がかみ合った明大。次戦の立大戦に連勝すれば最終週の早慶戦で慶大が1敗した時点で優勝が決まり、慶大が連勝しても優勝決定戦に持ち込むことができる。2季ぶりの東京六大学の頂点を目指し、猪軍団は駆け抜ける。

[重見航輝]