【硬式野球】同点追いつかれるも福原の適時打で勝ち越し/東京六大学秋季リーグ戦

2026.10.11

 法大から勝ち点を獲得して悲願の優勝に近づきたい明大。法大2回戦は、両者とも好機を迎えるもなかなか生かせない苦しい展開が続く。1点のリードをしていた明大だったが8回裏に同点に追いつかれ、延長戦にもつれ込んだ。10回表、福原聖矢主将(国際4=東海大菅生)の一打で勝ち越しの走者を返して勝利。勝ち点を獲得した。


 1回裏に2点先制を許すも、試合が動いたのは3回表。岸本一心外野手(文4=横浜)が四球で出塁すると田上夏衣外野手(商3=広陵)、榊原七斗外野手(情コミ4=報徳学園)に適時打が生まれる。3人が生還し、明大が3―2と逆転に成功した。以降は一歩も譲らぬ展開が続き、法大との点差を広めたいところで迎えた5回表。相手投手の制球が乱れ、連続四球で満塁の好機を迎える。しかし一瞬のスキを見逃さない相手捕手にけん制球を投げ込まれアウトにされるなど、なかなか好機を生かすことができない。

 6回裏には先ほどの仕返しをするかのように福原から飛び出すけん制球で逆転の走者を封じる場面もあったが、7回裏にまたも明大は苦境に立たされる。相手の適時打を連続で食らい、無死満塁の危機的状況に追い込まれた。緊迫した空間が神宮球場を支配するも、明大はこの状況に動じず併殺で切り抜けた。何度も苦境を乗り越えた明大だったが8回裏、光弘帆高内野手(商4=履正社)が飛球を拾えずあっけなく同点に追いつかれてしまう。しかし、9回裏最後の打者に対して守護神・松本直投手(情コミ4=鎌倉学園)が見逃し三振で切り抜け、試合は延長戦へともつれ込んだ。10回表、1死から内海優太内野手(商4=広陵)の二塁打で勝ち越しの走者が出る。すると福原が三塁ベース直撃の適時打を放ち、勝ち越しに成功した。10回裏では松本直の投球が光り三者凡退で勝利をつかんだ。

 打線がつながり、守備ではチーム一丸となって明大の意地を見せつけた。次戦の相手は春季リーグ戦で明大が唯一勝ち点を奪われ優勝を逃した因縁の慶大。粘り強いつなぐ打線で次戦も勝利をつかみ取りたいところだ。

[岡田舞桜]