【競泳】大舞台で紫紺旋風! 日本選手権前半総括/日本選手権
日本最速を決める日本選手権が開幕した。前回大会開催が3月と準備期間が短い中で行われた今大会。1日目の女子200メートル個人メドレーで成田実生(情コミ2=淑徳巣鴨)が優勝、2日目の男子200メートルバタフライでは明大勢が1~3位を席巻するなど好記録を残した。
◆6・4~7 第102回日本選手権(東京アクアティクスセンター)
◆1日目
▼男子100メートル平泳ぎ
7位 大森 1分00秒51
▼女子100メートルバタフライ
7位 木津喜 59秒69
▼女子200メートル個人メドレー
1位 成田 2分10秒25
◆2日目
▼男子200メートル自由形
7位 渡辺 1分48秒54
8位 黒田 1分48秒90
▼男子200メートルバタフライ
1位 成嶋 1分55秒03
2位 川野 1分55秒41
3位 上川畑 1分55秒77
[1日目]
女子200メートル個人メドレーでは成田が2分10秒25で優勝。レース後は「9秒台を出せなかったことがすごく悔しかったし、まだいつでも(9秒台を)出せるような実力がないと感じた」と悔しさをにじませた。それでも3月の前回大会では今種目の優勝を逃していたことから「もう一度日本選手権の200メートル個人メドレーで優勝できたことはとても嬉しかった」と達成感を示した。今大会3冠を目標に掲げており、残り2種目の活躍も期待がかかる。
女子100メートルバタフライでは木津喜一花女子部主将(商4=淑徳巣鴨)が59秒69で8位。ゴールデンウィークから大会に向けた強化を本格的に行ってきたという木津喜は「決勝を目標にしていたので、決勝で泳ぐことができたのは良かった」と前向きに振り返った。
初日は1年生の活躍も目立った。男子100メートル平泳ぎでは、大森理央(政経1=山梨学院)が1分00秒51で7位に入った。今種目は大森の最も得意とする種目であり「決勝に残れたことは嬉しい」としつつも「決勝はうまくスピードに乗れなかった」と分析した。
また男子400メートル自由形では、田中駿(商1=桐光学園)が3分53秒34でB決勝5位。予選について「ラストに(体力を)貯めようと思っていたらスローペースになってしまい、最後うまくあげきれなかった」と振り返る。前回大会から3ヶ月と短い期間ではあったが、種目を自由形のみに絞って調整してきた田中。最終日の1500メートル自由形にも前向きな姿勢を示している。
[2日目]
2日目も明大の好調は続く。男子200メートルバタフライ決勝では上川畑英(政経4=桐光学園)、成嶋義徳(政経4=八王子学園八王子)、川野博大(商3=武南)の3人が決勝の舞台へ。「招集所でも和気あいあいとしているというか、いい意味で練習のように取り組めた」(成嶋)とリラックスして試合に臨み、明大が表彰台を独占した。レースは序盤成嶋がトップに立つと、川野も負けじと食らいつき成嶋をわずかに追い抜く。しかし先輩の意地を見せた成嶋が再び1位に躍り出ると「前半から飛ばしていったところがキーポイント」と前半作った優位を守り頂点を手にした。「自分は他のレギュラーになれなかった選手の分も頑張らなくてはいけないので、覚悟をもって取り組んだ」とチームへの熱い思いを糧につかんだ優勝だった。惜しくも2位だった川野は「僕は足を引っ張る方だと思っていたので、しっかりと泳いで表彰台に行けたのは良かった」と試合を振り返り「明大の偉大な先輩2人を追いかけていずれ超えられるよう」と意気込んだ。上川畑は後半得意のラストスパートで追い上げるも前回と同じく3位入賞に。「予選が思ったよりもうまく泳げていただけに、少し残念な結果」(上川畑)と悔しさを吐露した。
男子200メートル自由形は期待のルーキー黒田一瑳(情コミ1=札幌大谷)と渡辺裕太(営4=日大藤沢)の2人が決勝に進んだ。結果は渡辺が自己ベストを更新し7位。黒田は「昨日から体調がよくなかった」とコンディション不良もあり8位に終わった。「今のままでは足を引っ張るだけなのでもっと頑張って夏に向けて仕上げていきたい」と日本開催のアジア競技大会、そして日本学生選手権に向け更なる飛躍を誓った。
好調なスタートを切った前半戦。個人戦ではあるものの、ルーキーから4年生までチーム一丸となって奮闘した。3日目には、前回大会で明大勢から3人が決勝に残った200メートル個人メドレー、200メートル平泳ぎが行われメダル獲得の期待が高まる。残りの2日間も紫紺スイマーたちに注目だ。
[藤岡千佳、岩間美幸]
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