11連覇を達成! インカレ優勝に向け好発進/東京六大学春季対抗戦

2026.04.27

 硬式野球の東京六大学リーグ戦になぞらえ明大、早大、法大、立大、慶大、東大の六大学で行う東京六大学春季対抗戦。1年生加入後初の団体戦である今大会でも明大は盤石の強さを見せ、11連覇を果たした。

◆4・26 第34回東京六大学春季対抗戦(立大・セントポールズアクアティックセンター)
▼男子 明大――1位 
▼女子 明大――4位

 今年度主将を務める吉田悠真(農4=春日部共栄)の「3、4年生、特に僕の同期の活躍が目立った」という言葉通り、上級生の活躍が目を引いた。吉田は出場したすべての種目で自己ベストを更新。「短水路が苦手な割には活躍できたのではないかと思う」と満足のいく結果となった。同じく4年生の渡辺裕太(営4=日大藤沢)も200メートル個人メドレーで自身の持つスクールレコードを再び更新。閉会式では優秀選手として表彰を受けた。さらに、川野博大(商3=武南)も3種目で自己ベストを更新し、200メートルバタフライでは大会新記録とスクールレコードの更新も果たした。日本学生選手権(インカレ)でもチームを引っ張る上級生のレースに期待したい。

 ルーキーの活躍も光った。大森理央(政経1=山梨学院)は1年生ながら4×100メートルメドレーリレーに出場。第1泳者の西村優雅(情コミ3=湘南工科大付)から2位でバトンを受け取ると、キレのある泳ぎで首位に踊り出る。そのまま勢いで成嶋義徳(政経4=八王子学園八王子)、スコット龍海(情コミ4=湘南工科大付)も泳ぎ切り、見事1位でフィニッシュした。大森は100メートル平泳ぎでも大会新記録を樹立しており、今後の活躍に期待だ。

 最も盛り上がりを見せたのは最終競技の4×100メートルフリーリレーだ。第1泳者・黒田一瑳(情コミ1=札幌大谷)が頭一つ抜けると、第2泳者の渡辺はリードをさらに広げ、続く餅田凛太郎(法4=法政二)も首位をキープ。最終泳者のスコットも46秒91という好タイムを出し、4人全員の気持ちのこもった泳ぎで見事昨年度逃した1位をつかんだ。3分8秒71を記録し学生新記録という快挙を成し遂げたものの「本人たちは同時にアジア新記録更新となる日本新記録更新を目指していた」(吉田)とより上のステージを目指していた明大水泳部。昨年度のインカレで苦汁をなめたリレー種目でリベンジを果たしたい。

 部員だけでなく応援団や保護者の声援も響いた今大会。「今までにないくらいいい雰囲気で取り組めて、チームの発進として素晴らしいと思う」(吉田)と好調な出だしを切った。「インカレの目標は500点、そして4連覇」(吉田)。歴史を刻む夏が迫っている。

[藤岡千佳]

試合後のコメント
吉田
――新入生が入ってきてからのチームの雰囲気はいかがですか。
 「1年生はやはり子供っぽいですね(笑)。でもそれがチームに明るさをもたらしてくれる良さでもあります。もともと明治は厳格な雰囲気のチームではないのですが、今年は特に上下関係の大きな差はなく、けれども緩すぎずに、楽しくできていると思います」

大森
――インカレの目標を教えてください。
 「メドレーリレーの優勝と100メートル平泳ぎで大会新記録を出すことです」

黒田
――明大水泳部に入部してみていかがでしょうか。
 「自分は明治でなかったら終わっていたかな、居場所が無かったかなと改めて実感しています。明治最高です」