【硬式野球】中継ぎ陣の粘投光り早大に競り勝つ/東京六大学春季フレッシュトーナメント

2026.06.02

 打線は初回、先頭・池田翔吾外野手(法2=常総学院)が四球で出塁するとそこから打線がつながり2点を先制する。2回表にも髙橋駿太外野手(政経2=明大中野)の安打、芦硲晃太外野手(商2=星稜)の二塁打などで3点を加え早大を突き放す。投手陣は4人のリレーで早大打線を3点に抑え、5―3でフレッシュトーナメント初戦を白星で飾った。

 初回からいきなり試合が動く。池田の出塁から土居湊大内野手(商2=広陵)の内野ゴロの間に1点を先制すると、中村優太捕手(商2=桐光学園)が右前安打を放ちさらに1点を奪う。2回表にも芦硲の二塁打や相手投手の暴投で3点を加え、早大先発・松田投手をノックアウト。流れを大きく引き寄せた。

 明大先発は山口瑛太投手(政経2=創志学園)。3回裏まで被安打1無失点の快投を見せるも、4回裏に連打を浴びるなど早大打線につかまり2点を失う。また5回裏から登板した巴田琉碧投手(情コミ2=智辯学園)は先頭打者に三塁打を許すと直後に犠飛で1点を献上する。またこの回計3四球を与えるなど制球が定まらないが、一死満塁から後続を空振り三振と一飛に打ち取り、なんとか最少失点でしのいだ。

 圧巻だったのは中村帆高投手(政経2=宇治山田商)。6回裏から登板すると先頭打者にこそ出塁を許すもその後は3イニングを投げ1人の走者も許さない完璧なマウンドさばきを見せる。9回裏は行梅直哉投手(政経1=高松商)がマウンドに上がる。いきなり先頭打者に死球を与えてしまうなど無死1、2塁のピンチを背負うも、後続を一飛と併殺打でねじ伏せ、勝利を収めた。

 今試合は冨田祥太郎内野手(文1=天理)がスタメンに抜てきされ、また9回裏では行梅と吉﨑創史捕手(文1=武相)のバッテリーで試合を締めるなど1年生にも出場機会が与えられた。5季ぶりの優勝へ、若猪軍団の活躍から目が離せない。

[重見航輝]