慶大に逆転負け。2連敗で6カードぶりに勝ち点落とす/東京六大学春季リーグ戦

2012.04.30
慶大に逆転負け。2連敗で6カードぶりに勝ち点落とす/東京六大学春季リーグ戦
 投打がかみ合わず悔しい敗戦となった。6回に2点差を逆転され、8回には一挙5失点。守備の乱れも重なり計8失点と、投手陣が崩れた。打線も竹内大、山形、福谷の継投の前に2得点。投手陣を援護できなかった。序盤の山場である慶大戦で連敗。昨春法大戦以来、6カードぶりに勝ち点を落とした。

 好投見せるも勝負どころで粘り切れなかった。2点リードの6回裏、先発・関谷亮太投手(政経3=日大三)が1死満塁の場面で、6番横尾に左翼線へ3点適時三塁打を打たれ、逆転を許した。「あそこが踏ん張りどころだった」(関谷)。打たれた球は真ん中低めのチェンジアップ。5回まで8奪三振1四球無失点と好投を見せていただけに「後悔が残る1球だった」。
 チームの特徴である守り勝つ野球を実践できなかった。昨日に続き、この試合でも2失策。「ここぞという時に守り切れなかった」(石川駿内野手・政経4=北大津)と、2つとも失点に絡んだだけに、痛いミスとなった。

4回明大2死走者なし、左越え本塁打<br />を放った石川”align=left><br clear=4回明大2死走者なし、左越え本塁打
を放った石川

 慶大投手陣を打ち崩せなかった。6回表、1死満塁の好機で石畑桂佑捕手(商3=広陵)、関谷が凡退。この回、相手の失策も絡み、4番小室和弘外野手(政経4=昌平)の左中間適時二塁打で1点を奪うも、その後の好機を生かせなかった。慶大には好投手・福谷が控えていただけに、この好機をものにしたいところだったが、あと1本が出なかった。結局8、9回を福谷に抑えられ、敗戦。「攻めるべきところで攻められなかった」(田中勇次主将・法4=鳴門工)と悔やまれる拙攻だった。
 中軸を担うこの男に、待望の1発が出た。序盤の4回、6番石川が外角低めのカーブをうまくとらえ、4年生にしてリーグ戦初となる左越え本塁打を放った。左翼手が見送るほど完ぺきな当たりだった。昨日の試合では2度、満塁の好機で三振に終わった。「昨日の借りを返してやろうという気持ちで打ちました」と悔しさを晴らす見事な1本だった。

 悔しい敗戦にも課題ははっきりしている。「ここ一番の集中力の差が出た」(田中勇)。好機をものにできず、嫌な流れの中、守備で踏ん張れずに失点してしまった6回が、今のチーム状況を象徴する展開となった。
 優勝戦線へ残るため、絶対に負けられない次の相手は、4連勝で早大と並び首位に立つ法大。「優勝がなくなったわけではないので、法大戦からは全部勝ちます」(田中勇)。1つも落とせない厳しい状況ではあるが、選手たちは前を向き戦い続ける。

[桑原幹久]
◆明大打撃成績◆
打順 守備 名 前 打 安 点 率 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 (左) 川嶋克(日南学園) 4 0 0 .429 投ゴ 一ゴ 二飛 三振
2 (遊) 上本(広陵) 4 1 0 .154 右飛 中安 三失 投直
3 (中) 高山(日大三) 3 1 0 .385 一ゴ 一ゴ 投ギ 三安
4 (右) 小室(昌平) 4 1 1 .357 二ゴ 三振 左二 三直
5 (一) 山崎(日大三) 4 2 0 .300 中安 二ゴ 一安 中飛
6 (三) 石川(北大津) 3 2 1 .286 右安 左本 四球 左飛
7 (捕) 石畑(広陵) 3 0 0 .154 三併 左飛 三振
打 糸原(開星) 1 0 0 .000 三振
8 (投) 関谷(日大三) 3 0 0 .200 三振 中飛 遊飛
投 岡大(倉敷商) 0 0 0 .000   
投 上原(広陵) 0 0 0 ─   
投 眞榮平(興南) 1 0 0 .000 三振
9 (二) 福田(広陵) 2 0 0 .167 四球 左飛 遊ゴ
   計 32 7 2 .293                           

◆明大投手成績◆
名 前 試 勝 敗 回 球数 安 振 球 責 率
●関谷(日大三) 2 1 1 5 1/3 95 7 8 1 2 2.52
岡大(倉敷商) 2 0 0 2 39 5 1 1 2 3.60
上原(広陵) 1 0 0 2/3 11 0 0 1 0 0.00
◆ベンチ入りメンバー◆
18 大久保(文4=花咲徳栄) 32 坂本(文1=履正社) 10 田中勇(法4=鳴門工)
11 岡大(政経3=倉敷商) 3 竹内(商4=日大三) 7 小室(政経4=昌平)
19 関谷(政経3=日大三) 33 眞榮平(政経2=興南) 8 小川(商4=横浜)
1 山崎(政経2=日大三) 4 福田(商2=広陵) 20 川嶋克(商4=日南学園)
23 今岡(文2=横浜隼人) 5 石川(政経4=北大津) 9 中嶋(法3=桐蔭学園)
21 上原(商1=広陵) 15 糸原(営2=開星) 27 中原(文3=横浜)
2 石畑(商3=広陵) 6 上本(商4=広陵) 38 高山(文1=日大三)
22 柴田(法3=中京大中京) 16 池田秀(農4=長野日大)
12 高橋隼(法2=日本文理) 13 原島(農3=国士舘)
勝敗表 第3週  4/29現在
早 法 明 慶 立 東 試合 勝利 敗戦 引分 勝ち点 勝率
早大 — ○◯ ◯◯ 4 4 0 0 2 1.000
法大 — △◯◯ ◯◯ 5 4 0 1 2 1.000
明大 — ●● ◯◯ 4 2 2 0 1 .500
慶大 △●● ◯○ — 5 2 2 1 1 .500
立大 ●● ●● — 4 0 4 0 0 .000
東大 ●● ●● — 4 0 4 0 0 .000

◆選手コメント◆
5回1/3 8奪三振1四球3失点の関谷
「悔しいの一言です。(逆転の三塁打を打たれた場面は)あそこが踏ん張りどこだった。もうちょっと内側を攻められたら良かったと思います。後悔が残る1球でした。(打たれた瞬間は)ファウルになってくれという気持ちで見ていた。まだ終わったわけではないので、次しっかり切り替えていきたいです」

リーグ戦初となる左越え本塁打を放った石川
「負けは負けです。自分の結果(本塁打など)よりもチームが負けているので、悔しいです。ホームランは、昨日ああいう打ち取られ方(2度満塁のチャンスで三振)をしたので、借りを返してやろうという気持ちでいました。今日の敗因はここぞというところの守りだったり、バッティングもあと1本が出なかったことだとおもいます。法政戦は勝つしかないです」

リーグ戦初スタメンの高山俊外野手(文1=日大三)
「スタメンで勝てればよかったですけど、負けたので悔しいです。特に緊張はしませんでした。(ヘッドスライディングについては)気持ちが表れました。これから全部勝って、チームに貢献したいです」

ベンチからチームを盛り上げた田中勇主将
「攻めるべきところで攻めきれず、守るべきところで守れなかった。ここ一番の集中力の差がこういう結果になったと思います。 負けて反省点が分かりました。優勝がなくなったわけではないので、法政戦から全部勝ちます」

投手陣をリードした石畑
「投手の調子は良かっただけに、悔しいです。これから、たくさん練習していきたいです。(横尾選手に打たれたのは)真ん中のチェンジアップです」

☆応援へ行こう☆
対法大戦 
5月5日 10時30分試合開始予定(一塁側)
5月6日 13時00分試合開始予定(三塁側)

☆神宮球場アクセス☆
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