関谷がリーグ戦初勝利!連勝で開幕カード勝ち点奪取/東京六大学春季リーグ戦

2012.04.17
関谷がリーグ戦初勝利!連勝で開幕カード勝ち点奪取/東京六大学春季リーグ戦
 新生明大が好スタートを切った。先発した関谷亮太投手(政経3=日大三)が6回2安打無失点の好投でリーグ戦初勝利。エースナンバー「11」を野村祐輔投手(平24商卒・現広島東洋カープ)から受け継いだ岡大海投手(政経3=倉敷商)も2番手で登板し、3イニングで4四死球を与えたが無失点に抑えた。2試合連続の完封リレーで投手陣が力を発揮した。打線は川嶋克弥外野手(商4=日南学園)の2試合連続適時打などで5得点を挙げ投手陣を援護。開幕カードを連勝で終え、勝ち点1を挙げた。

 やっとつかんだ初勝利だった。2戦目のマウンドを託された関谷は初回からテンポの良い投球で6回を2安打無失点の快投。140km前半の速球に加え、ツーシーム、チェンジアップ、スライダーといったキレの良い変化球を低めに集める丁寧な投球で、自身の持ち味を十分に発揮した。1年春からリーグ戦で好投を見せ、早くから期待が懸けられていた関谷。しかし内容に結果が伴わず、ここまでリーグ戦では未勝利に終わっていた。昨年も春秋通じて本来の投球ができずに苦しむ中、同期の岡大や後輩の投手が活躍し「正直悔しい」1年だった。野村が抜けた今年、自身の内容だけでなく「チームの役に立てる投球がしたいです」と結果にこだわりを持ちリーグ戦へ臨んだ。「やっと勝ったという感じです」。自身リーグ戦15試合目(先発4試合目)の登板で、うれしい1勝がついた。

2安打2打点2盗塁と活躍した川嶋克
2安打2打点2盗塁と活躍した川嶋克

 つなぎの打線が見事に機能した。2点リードで迎えた6回、5番石川駿内野手(政経4=北大津)の中前打を皮切りに、下位打線がつながり4連打で2得点を挙げた。小室和弘外野手(政経4=昌平)、竹内啓人内野手(商4=日大三)といった長打力を持った打者もそろう中、4本全て単打。コンパクトなスイングを心掛けるつなぎの意識が色濃く見られた。
 足を絡めた攻撃も仕掛けていった。東大相手に川嶋克の2盗塁を含む計4盗塁を奪うなど、スキを見逃さない走塁で良い流れを生み出した。「今年のチームは機動力を生かしていこうと言っていたので、自分たちの攻撃を見せつけられて良かったです」(川嶋克)。オープン戦から目指してきた自分たちの攻撃を貫いたことが結果となって表れた。

 好調なスタートにも選手たちに気の緩みはない。「カバーリングや走塁ミスなど実戦でのチームプレーがまだまだです」(田中勇次主将・法4=鳴門工)、「チームとしての反省点も出てきました」(川嶋克)と細かいミスも目立ち、チームづくりはまだ途中の段階だ。次の相手は80年ぶりの春3連覇を狙う強敵・慶大。「序盤のヤマ場になると思います」(田中勇)。秋春連覇へ向け、今後も厳しい戦いが待っている。

[桑原幹久]
◆明大打撃成績◆
打順 守備 名 前 打 安 点 率 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 (遊) 上本(広陵) 4 0 0 .125 三振 四球 三直 一直 遊ゴ
2 (二) 福田(広陵) 3 0 0 .250 遊直 一ゴ 右飛
打右 髙山(日大三) 1 0 0 .500 四球 二ゴ
3 (左) 川嶋克(日南学園) 3 2 2 .571 左安 左安 死球 左飛
二 大塚健(花咲徳栄) 0 0 0 .000   
4 (中) 中嶋(桐蔭学園) 3 0 0 .222 一ゴ 二ゴ 右飛 四球
5 (三) 石川(北大津) 3 1 0 .143 三ゴ 遊ゴ 中安 四球
走 池田秀(長野日大) 0 0 0 .000   
三 糸原(開星) 0 0 0 .000   
6 (右) 小室(昌平) 3 1 1 .429 左飛 中直 左安 中犠
左 中原(横浜) 0 0 0 .000   
7 (一) 竹内(日大三) 2 1 0 .600 四球 四球 右安 三飛
捕 高橋隼(日本文理) 0 0 0 .000   
8 (捕) 石畑(広陵) 3 1 2 .286 三振 左飛 左安
打一 山﨑(日大三) 1 0 0 .000 一ゴ
9 (投) 関谷(日大三) 2 1 0 .500 中二 二飛
打投 岡大(倉敷商) 1 0 0 .000 捕飛 四球
   計 29 7 5 .319                           

◆明大投手成績◆
名 前 試 勝 敗 回 球数 安 振 球 責 率
○関谷(日大三) 1 1 0 6 73 2 4 2 0 0.00
岡大(倉敷商) 1 0 0 3 55 3 3 4 0 0.00

◆選手コメント◆
6回2安打無失点の好投でリーグ戦初勝利を挙げた関谷
「(初勝利は)やっと勝てたという感じです。ですがほっとしている暇はないですし、また今から切り替えていきたいです。今日は低めに球を集められたことが良かったと思います。これからもリーグ戦では厳しい戦いが続くと思いますが、チームの役に立てる投球をしたいです」

2試合連続の適時打を放った川嶋克
「(先制左前2点適時打について)今日は早い段階で投手を楽にしてあげたかったので、早い回で決めることができて良かったです。チャンスで一本が出たので得点パターンを確立できたと思います。(2盗塁について)今年のチームは機動力や守備力でやっていこうと言っているので、自分でそれを見せつけることができて良かったです。次も走っていきたいですね。(開幕カードで勝ち点を奪い)ほっとしています。ただチームとして反省点も出てきたので空き週を大事にしていきたいです」

エースナンバー「11」を背負い今季初登板の岡大
「調子は悪くなかったです。球を離すタイミングと一塁側に身体が流れるところが課題です。次は空き週で時間があるのでその辺を修正していきたいです」

好リードに加え、6回に左前2点適時打を放った石畑桂佑捕手(商3=広陵)
「(2試合連続完封について)投手陣が頑張ってくれたおかげです。(関谷について)コーナーを突く投球ができていたので、東大に自分たちのバッティングをさせなかったと思います。速球よりも変化球の方が良かったです。(適時打について)無死満塁ですし、点を取らないといけない状況だったので何とか打ちたいと思っていました。でもそのあとにライナーで飛び出してしまったことが反省です。(2試合続けてスタメンマスクについて)負けたら捕手の責任だと思っているので責任は感じながらプレーしています」

一塁コーチャーとしてチームを支えた田中勇主将
「(今日の試合について)まだ甘いです。打ったり投げたりということはできていますが、カバーリング、走塁ミスといった実戦でのチームプレーがまだまだです。(慶大戦に向けて)春を連覇していますし、簡単には勝たせてくれないと思います。去年の春は慶大に負けてからずるずるといってしまったので勝ちたいです。序盤のヤマ場となりそうです」

☆応援へ行こう☆
対慶大戦 
4月28日 11時00分試合開始予定(一塁側)
4月29日 13時30分試合開始予定(三塁側)

☆紫紺の日☆
慶大戦では紫紺の日が開催されます!
先着で紫紺の日限定タオルのプレゼントや、素敵なプレゼント抽選会を開催
4月28日(土)開門9:35 11:00試合開始予定 
4月29日(日)開門13:00 13:30試合開始予定

☆神宮球場アクセス☆
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩7分 千駄ヶ谷駅より徒歩10分