終盤に打者一巡の猛攻で東大に圧勝、開幕白星発進!/東京六大学春季リーグ戦

2012.04.16
終盤に打者一巡の猛攻で東大に圧勝、開幕白星発進!/東京六大学春季リーグ戦
 昨年からメンバーは大きく変わっても強かった。投打に力の差を見せつけて東大との開幕戦を飾った。開幕投手を任された山﨑福也投手(政経2=日大三)が7回1安打無失点と期待に応える好投をすると、後を継いだ投手も無安打に封じ1安打完封リレー。打線も序盤打ちあぐねるも、終盤に大量点を挙げ、5本の長打を含む15安打で11得点。投打がかみ合い、秋春連覇へ最高の形で船出した。

 昨季からのスタメンは上本崇司内野手(商4=広陵)、中嶋啓喜外野手(法3=桐蔭学園)だけと、今年は昨年の日本一に輝いた主力の多くが引退。特に野村祐輔投手(現広島東洋カープ)の穴は不安視されていた。だがそんな不安を山崎が一掃した。先発・山﨑は直球を低めに集め、7回を1安打に抑え5奪三振の好投。「勝たなければならないので緊張しました」と話すが、完璧な投球を披露した。続く今岡一平投手(文2=横浜隼人)は1イニングを三者連続三振。9回に登板した月田雄介投手(商2=熊本工)は先頭打者に四球を許すも後続をきっちり凡打に打ち取った。2年生投手3人の継投で東大打線に好機すら与えなかった。

8回表明大無死一塁、初打席で初安打を放っ<br />た高山” align=left><br clear=8回表明大無死一塁、初打席で初安打を放っ
た高山

 打線も若い戦力が奮起した。神宮初出場の選手が多い中、特に注目を集めたのは昨夏甲子園を制した日大三高のスラッガー・高山俊外野手(文1=日大三)。8回に代打で出場した高山は右前打を放ち堂々の神宮デビューを飾ると、さらに9回には左越え適時二塁打を放ち2打点を挙げた。高山は「緊張はありませんでした。打席に立つ前から振ってけと言われていたので、準備はできていました」と振り返った。
 また初スタメンの福田周平内野手(商2=広陵)が2安打1打点、代打出場の眞榮平大輝内野手(政経2=興南)も犠飛で1打点と新戦力が頭角を現した。

 上級生も負けられない。4回には竹内啓人内野手(商4=日大三)が先制の二塁打を含む2安打1打点。また副将・川嶋克弥外野手(商4=日南学園)は2本の二塁打を放つなど1打点を挙げ勝利に貢献。4番・中嶋啓喜外野手(法3=桐蔭学園)も2安打を放ち、さらに盗塁を決めてみせるなど、上級生の意地を見せた。9回には打者一巡の猛攻で一挙7得点と底力を発揮した。

 開幕戦を圧勝した明大。第2戦もきっちり勝利し、秋春連覇に向けて好スタートを切りたい。

[中村綾佳]
◆明大打撃成績◆
打順 守備 名 前 打 安 点 率 1 2 3 4 5 6 7 8 9 9
1 (遊) 上本(広陵) 4 1 0 .250 右飛 二飛 左安 投ギ 左飛 四球
2 (左) 川嶋克(日南学園) 4 2 1 .500 右二 三振 四球 右二 三振
投 今岡(横浜隼人) 0 0 0 .000   
打一 眞榮平(興南) 0 0 1 .000 中犠飛
3 (三) 石川(北大津) 4 0 0 .000 四球 三振 三振 三失 遊ゴ 四球
4 (中) 中嶋(桐蔭学園) 6 2 1 .333 三直 中飛 右飛 右飛 中安 中安
5 (右) 小室(昌平) 4 2 0 .500 左飛 中安 中飛 右安
走左 中原(横浜) 0 0 0 .000   
打 石井(履正社) 0 0 0 .000 四球
走左 豊田(青森山田) 0 0 0 .000 四球
6 (投) 山崎(日大三) 2 0 0 .000 中飛 四球 左飛
打右 高山(日大三) 3 2 2 .667 右安 左二 中飛
7 (一) 竹内(日大三) 3 2 1 .667 左飛 中二 四球 中安
打 小川(横浜) 1 1 1 1.000 左二
投 月田(熊本工) 0 0 0 .000   
8 (捕) 石畑(広陵) 4 1 1 .250 捕飛 中飛 遊ゴ 四球 投安
9 (二) 福田(広陵) 5 2 1 .400 投ゴ 投ゴ 中安 三振 右安
   計 40 15 9 .375                              
◆明大投手成績◆
名 前 試 勝 敗 回 球数 安 振 球 責 率
○山﨑(日大三) 1 1 0 7 79 1 5 1 0 0.00
今岡(横浜隼人) 1 0 0 1 21 0 3 0 0 0.00
月田(熊本工) 1 0 0 1 17 0 0 1 0 0.00

◆選手コメント◆
7回1安打無失点で今季初勝利を挙げた山﨑
「(開幕投手としてマウンドに上がり)うれしい気持ちでいましたが、やはり勝たなければいけないので緊張しました。とにかく全力で投げることだけを考えていました。それが結果になったんだと思います。まっすぐが調子よかったです。(今後は)任されたイニングは全て抑えて、打席に立っても結果を残したいです」

3打数2安打2打点で神宮デビューを飾った高山
「(初リーグ戦で)緊張はありませんでした。打席に立つ前から振っとけと言われていたので準備はできてました。(初打席安打について)うれしいけど、それよりも自分が打ってから後半流れが良くなったのがよかったです。(適時打について)あんなのびるとは思いませんでしたが、手応えよくうまく打てました。試合に出て雰囲気はつかめたので、次も頑張りたいです」

先制二塁打を放った竹内
「レギュラーとしてスタメンに出てすごく嬉しかったですけど、同時に責任感を感じました。神宮の舞台に立ったらやるしかないという感じで、緊張はなかったです。打点はあんな当りなので、たまたまです。(新チーム初の公式戦は)最初はもっとダメかと思いましたけど、戦ってみたら明るくていい雰囲気でした。(今後は)自分の成績よりもチームが勝つプレーをしたいと思います」

2本の二塁打で勝利に貢献した川嶋克
「いい感じでオープン戦を戦えていたので、自然に入れました。(初回二塁打で)一気に楽になりました。気合も入りました。(先制打について)欲しい場面で打てたのは大きいです。明日は早く点を取ってあげて、もっと投手楽にしてあげたいです」

後輩投手をリードし勝利に導いた石畑桂佑捕手(商3=広陵)
「序盤苦しい展開でしたが、テンポよく投げていたから東大も本来のバッティングができなかったんだと思います。山崎はストレートがよかったですね。今岡は、自分では球がいってないって言っていたけど感覚がいいから、コントロールがいいからあれだけ三振とれたんだと思ます」

9回にリーグ戦初登板した月田
「緊張しました。フォアボールはあったけど、0に抑えられたのは大きいです。明日も投げれたら、次につながるようないいピッチングをしたいです」

☆応援へ行こう☆
東大2回戦 
4月16日 11時00分試合開始予定(一塁側)

☆神宮球場アクセス☆
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩7分 千駄ヶ谷駅より徒歩10分