【ラクロス(男子)】早大に涙の敗北 FINAL4には一歩届かず/関東学生リーグ戦

 関東学生リーグ第5戦目の相手は早大。勝ったチームがFINAL4への進出が決まるという大きなプレッシャーの中、試合は大井ホッケー競技場で行われた。第1、第2Q(クオーター)で大きく点差をつけられる。なんとか食らいつくも一歩届かず2―6で敗北となった。

◆7・4~ 関東学生ラクロス1部リーグ戦(大井ホッケー競技場メインピッチ他)

▼9・27 対早大戦(大井ホッケー競技場メインピッチ)

明大2{0-1、0―3、1―1、1―1}6早大〇

 前半では明大の攻めがうまく決まらない展開が続く。第1Q開始9分では相手のシュートをG(ゴーリー)徳山昂星(理工4=滝)がセーブ。丹羽一冴(農4=江南)がランで一気に前線を押し上げ、MF(ミディ)岩橋亮太(商4=明大明治)が先制点を試みるも相手DF(ディフェンス)に阻止されてしまう。15分にはスキをつかれ失点。第2Qでは開始4分にMF松本新大主将(情コミ4=高崎)の放ったシュートが相手DFによりセーブされる。再度ゴールを狙うも、クロスバーに当たり。チャンスを逃してしまう。その後も相手の猛攻に耐え切れず、0―4で第2Qを終えた。「チームの中でも流れをつかんでいこうと思っていたけど、開幕に点を決められて動揺してしまった」(AT(アタッカー)木村凌吾・情コミ4=大宮開成)。前半から苦しい展開が続き、4点のビハインドとなったまま後半へと突入する。

 第3Qではフェイスオフで明大ボールから始まると、流れが大きく明大側に傾く。6分には木村が鋭角からゴールに向かって一閃(いっせん)。試合初得点に観客席は大きな盛り上がりを見せた。ボールの奪い合いの中、明大にピンチがいくつか訪れるも、徳山のセーブが光る場面もあった。13分にはシュートを決められてしまうものの、前半よりも拮抗(きっこう)した戦いを繰り広げた。1-5で迎えた第4Q。4分には木村が相手ゴール左前からのシュートで2点目を獲得。有利な展開を維持していたが、9分には明大のボールを相手がパスカットして形勢が逆転。そのまま自陣まで押し込まれ2―6となる。試合終了の笛が鳴るまでHUSKIESは獅子奮迅(ししふんじん)の戦いぶりを見せたが、惜しくも敗北となった。

 この試合をもって4年生は引退となる。「試合を重ねるごとに応援に来てくださる方々が増えて、心強さが増していた。幸せだと思いながらピッチに立っており、本当に感謝している」(松本)。悔しさが残る結果となったが、感謝の言葉を述べる主将がいた。この主将の後ろ姿を見て今の部員たちはどう成長していくのだろうか。明大男子ラクロス部の心は連綿と受け継がれてゆく。

[長田周]

【試合後のコメント】

松本

――試合展開を振り返っていかがですか。

 「前半の立ち上がりが思った以上に悪くて、自分たちがいつものようにリズムをつかめず、焦りも出てきましたが、そういう中で自分たちのミスが重なったり、相手はミスをしないで決めてきたというところがゲームを分けたのかなと思います」

――苦しい展開の中でも、前向きな言葉を掛け合っていたのが印象的でした。メンタリティの部分で意識していた点を教えてください。

「ここで勝ったらFINAL4という雑念が浮かばざるを得ない状況でしたが、目の前のプレーに集中しようということをチームに言っていました。ハーフになっても何点ビハインドということは無駄に考えずに、プレーに集中しようということを常に言い続けていました」

――選手生活を振り返って、コメントをお願いします。

「ラクロス部は体育会の中でも独特で、推薦生がいません。一般生だった自分が体育会というところに入らせてもらって、一般の人には経験できないような試合の緊張感であったり、応援に来てくれてる人たちと一緒に戦う連帯感みたいなものが、体育会に入らないと感じれなかったと思うので、そんな経験をさせてくれた明治大学にも感謝ですし、明治大学体育会にも感謝しています」

木村

――4年間のラクロスを振り返っていかがですか。

「僕自身1年生、2年生、3年生は全然活躍できなくて。もう引退したエースには4年生が頑張ることが大事っていう風にはずっと言われていました。その言葉を信じてひたすら努力して、なんとか点にも絡むことができたし、日の目をようやく浴びることができたと思っています」

――今の後輩で注目している選手はどなたですか。

「MFの川口然(農3=狭山ヶ丘)くんに注目しています。僕の背番号を引き継ぐ後輩ですが、彼は僕とは対照的に1年生からずっと輝いてるスーパースターなので、僕らが超えられなかったFINAL4の壁もきっと彼なら打開してくれるかなっていう風に思っています」

――明大男子ラクロス部へのメッセージお願いします。

「ここまで緊張もしたし、喜んだし、悔しかったし、泣いたしというのは、ラクロスがあったからだと思っているので、明治大学ラクロス部でやりきることができてよかったです」