つかめ3部昇格!4部3位で入替戦へ/関東大学女子4部リーグ戦
第一試合が終わり、明治の選手たちがコートに姿を現した。足早にシュート練習など、アップを始めるも河原田主将(商4)の姿が見当たらない。実は卒業後の進路の関係で全体集合に間に合わなかったのだ。スーツ姿でベンチに駆け込んできたのは試合開始14分前。当然スタメンとしては出られず、チームは河原田主将を欠いたまま試合に臨んだ。
第1クォーター。「自分たちのリズムができなかった」(工藤・国際1)。その言葉が示すように、アウトサイドから攻めてくる相手に手を焼いた。リバウンドを取られ、セカンドチャンスで得点を許す展開に。ベンチからは「手を挙げろ」と深川監督の指示が飛んだ。そんな状況下でもリードを奪うが、選手たちもどこか落ち着かない。河原田主将がいれば……。常にチームを鼓舞し続けてきた彼女の存在の大きさを、改めて感じさせられた。徳永(理工1)も河原田主将の不在で「声を出す人がいなくなってしまった」と漏らした。
5点リードで迎えた第2クォーター。徐々に試合の流れをつかんでいく本学。リバウンドも取れるようになり、粘り強いディフェンスを見せる。一方のオフェンスでは工藤のシュートが次々とゴールネットを揺らした。
第3クォーター。満を持して河原田主将がコートへ。チーム1小柄な彼女であるが、背番号4はいつも以上に大きく見えた。ガードとして、前線の選手に声を掛けていく。いつもの形。他の選手たちは落ち着きを取り戻していった。オフェンスは相手のミスを見逃さず、ゴールを重ねる。ディフェンスでは相手のシュートを完ぺきに封じ込めた。32点のリードを持って最後の10分へ。
ラスト10分、第3クォーターの勢いそのままに本学は攻め続ける。相手のターンオーバーを確実にものにする。最後は97点と100点ゲームとはならなかったが、この日も大量得点で試合を終えた。
リーグ戦6試合に加え、順位決定戦3試合戦い抜いた選手たち。十分に合格点といえる活躍を見せてくれた。しかし今年のチーム目標はあくまで3部昇格。選手もそのためにここまで戦ってきた。日々の練習、夏の合宿など苦しいことを乗り越えてつかんだチャンス。約束の場所へ――。チームの思いはただ一つ。決戦の時は迫っている。
関連記事
RELATED ENTRIES

