入替戦進出決めるも笑顔なし/関東大学女子4部リーグ戦

入替戦進出決めるも笑顔なし/関東大学女子4部リーグ戦
 4部リーグCブロック優勝で順位決定戦第1戦に臨んだ明大。勝てば入替戦進出確定のこの試合、見事勝利を収めた。しかし、試合中、試合後、チームは暗い雰囲気だった。

 相手は5月のアイリス・リーグなどで何度も対戦したことのある明星大。実力的に本学が優る。しかし「出だしが悪かった」(内田・理工1、工藤・国日1)。工藤が先制点を入れ、マンツーマンディフェンスを敷く。だが相手のペースに流され、シュートがことごとく入らない。声もいつもより活発ではない。後半は内田がミドルシュートで連続得点するが、13―12のきん差で第1クォーターを終える。

 まさかの接戦に持ち込まれ、引き離しにかかる第2クォーター。徳永(理工1)の頼もしいリバウンドが光るが、後半まで一進一退が続き、我慢の時間が続く。3分、内田がフリースローを確実に決め、その後河原田主将(商4)がスティールから始まるプレーで得点。30―24で前半終了。

 「コートでもベンチでも選手間の声が出ていなかった。コミュニケーションの不足からディフェンスが徹底できていなかった」(河原田主将)。それがファウルにもつながった。だが、7分からは河原田主将のアシストで長友(情コミ3)のミドルシュート、今井の3Pシュートが決まる。さらに残り4分はリバウンドに粘りを見せた明大。内田、徳永のあきらめないリバウンドで流れをつかむ。ラストは河原田主将がブザービーターで3Pシュートを沈め、53―35と大きく離した。

 最終クォーターでは「いつも通りに戻すのが遅かった」と、やっと工藤のプレーが光る。徳永へのアシスト、ミドルシュート、タップシュート、と序盤からゴールへ積極的に向かう。また、徳永はリバウンドだけでなくロールからの華麗なシュート、カットなど要所要所で魅せた。今井が落とした3Pシュートを工藤が拾い、インサイドの徳永が得点。こうしたリバウンドからの得点は仲間のきずなを思わせた。ところが最後は何度もシュートを打つが決まらず、まるでシューティングのよう。やっと内田がネットを揺らし、85―50で明星大を制した。この結果明大は3部昇格への入替戦進出を確実にした。

 「1年間やってきたことは何だったんだ」。試合後深川監督の怒声が響いた。試合には勝った。昨年行けなかった入替戦にも行ける。しかし、試合後のミーティングは今リーグ中最低とも言える雰囲気だった。昨年の悔しい気持ちを胸に努力を重ね、夏合宿でも経験を積んだ。入替戦を目の前に、声を出す、コミュニケーションを取る、そういった今まで徹底してやろうとし、また、やってきたことが今回できなかった。Effort and Pride ~努力と誇り~ 。努力だけでなく、誇りもきちんと持つ。それが今年の明大のはずだ。

 次試合の対戦相手は「強い」(河原田主将)と警戒する関東学園大。「5人が一つの声に反応できるようじゃないと意味がない。スタートからしっかり全員で声を出すことを徹底する」(河原田主将)、「最初から万全で」(工藤)。今までやってきたことをそのまま出して戦ってほしい。実力は備わっている。後は普段の力をどれだけ発揮できるかだ。