【競走】(99)須走合宿インタビュー⑪/岩佐太陽

2026.10.01

 3年ぶりの箱根駅伝出場を目指し、日々練習を重ねる明大競走部。8月1日から始まった夏合宿も大詰めを迎え、予選会の号砲が刻々と迫っている。今回は合宿地の静岡県・須走へお邪魔し、秋シーズンを控える 19選手にインタビューを行った。

 第11回は岩佐太陽(商2=鳥栖工業)のインタビューです。

――前半シーズンは全日本大学駅伝予選会(全日本予選)も走られましたが、振り返ってみていかがですか。
「前半シーズンは全日本予選であまりチームに力になるような走りができませんでした。なので、個人的にはうまくいかないシーズンでした」

――全日本予選後のインタビューでは、練習も生活も気を引き締めようという流れがチームにあるという話をされていました。そこで敗れてから、夏合宿までのチームの雰囲気を教えてください。
 「敗れてから、箱根予選(箱根駅伝予選会)はこのままでは通らないという意識になりました。チーム全体でももう少し生活面と練習面で意識高くやっていこうという流れになっていった印象です」

――現在の体のコンディションや疲労度合いはいかがですか。
 「自分のコンディションは決して良いとは言い切れない状態です。足の疲労度合いも相当ありますし、足に痛みも出てきているので、この状態をいかに改善して、予選会につなげていくかが課題になってくると思います」

――合宿の練習の消化率はどれぐらいですか。
 「80パーセントくらいです。かなりいい感じでここまで練習ができています」

――特に手応えを感じている部分はありますか。
 「去年とメニューは変わってはいますが、やはりチーム全体でこなせるものが増えてきているので、そこは去年と比べて収穫かなと思います」

――苦しかった練習や、課題に感じた部分はありますか。
 「ラストを絞り込む練習が数回しかできていないので、そこの部分の切り替えがうまくできるかなという不安は少しあります」

――ここからの目標としては箱根予選になると思います。あと1カ月程度どのような練習に取り組んでいきたいですか。
 「練習面だと、大志田監督(大志田秀次駅伝監督)から実践的な練習メニューを増やしていくと言われています。そこに関しては監督指示に従ってという感じになるので、自分たちがこうしたいというのは特にないです」

――コーチ陣や監督とはしっかりコミュニケーションを取れていますか。
 「みんな各々で多分取れていると思います」

――今年と去年の合宿を比べて学年も上がって違いを感じている部分はありますか。
 「去年の4年生、強い代が抜けてしまったので、練習に対する質が落ちてしまうのではないかと不安がありました。ですが、そこの部分は全く問題がなく、去年より高いレベルの内容で練習が続いているので、去年より良いと思います」

――長距離ではスタミナが求められますが、スタミナ面についてはどのように考えていますか。
 「その面を強化するために、紋別合宿をやってきたので、そこの部分に対しては不安視せずにこれまで積み上げてきたものを自信に変えて臨んでいきたいです」

――2年生になって後輩もできましたが、特に注目してほしい選手はいますか。
 「全日本予選も走った大江秀弥(法1=春日部)が一番1年生の中では力があると思っています。箱根予選では彼の走りが通るか通らないかのカギになると思うので、そういうところに注目してほしいです」

――箱根予選に向けてチーム全体で話して共有していることはありますか。
 「チーム全体としては、今年こそは絶対に通るという共通認識を持って、この夏取り組んできました」

――個人としてはどのような走りをしたいですか。
 「去年は予選会を走って、昭和記念公園に入ってからなかなかペースが上がらず、後ろから来た先輩に抜かれてようやくギアを上げることになってしまいました。今年は前半しっかり余裕を持って入って、公園内に入ってから1キロ3分台を切れる走りをしていきたいです」

――多くの選手は予選会の目標タイムを1時間3分30秒と話していました。岩佐選手自身はどのくらいのタイムを目標にしていますか。
 「1キロを3分で走ることを1つの目標としています。そうすると目標タイムは1時間3分30秒切りぐらいにはなると思います」

――今の目標は予選会になると思います。予選会以降のMARCH対抗戦や記録会に向けての目標はいかがですか。
 「まずは予選会を目標に据えています。もし予選会を突破できたら、ロードでの力を磨きたいと思っているので、ハーフに数本出るかなとは思っています」

――応援してくれるファンの皆様へ、後半シーズン、特に予選会に向けて意気込みをお願いします。
 「今年2年目ということで、去年予選に通らなかった悔しさを知っている分、今年こそは通りたいと思っているので、応援していただけたらうれしいです」

――ありがとうございました。

[木村聡]