【競走】(96)須走合宿インタビュー⑧/成合洸琉

2026.09.30

 3年ぶりの箱根駅伝出場を目指し、日々練習を重ねる明大競走部。8月1日から始まった夏合宿も大詰めを迎え、予選会の号砲が刻々と迫っている。今回は合宿地の静岡県・須走へお邪魔し、秋シーズンを控える 19選手にインタビューを行った。

 第8回は成合洸琉(情コミ3=宮崎日大)のインタビューです。

――夏合宿の感触はいかがですか。
 「去年、一昨年とトータルで夏合宿をこなせたことがなくて、今年は初めて全部こなせているので、今までで一番手応えがあります」

――合宿ごとでの経過や、重視した練習はありますか。
 「紋別合宿では、より実践に近い練習をしてきて、そこでしっかりと設定以上のペースでできたりしていたので、手応えのある練習でした」

――練習の消化率や、逆に反省点はありますか。
 「だいぶ消化率は良くて、特に合宿期間で反省する点はなく、パーフェクトにできている状況です」

――チームとしてはどういったことを重視して夏合宿に取り組みましたか。
 「誰も離れることなく終わることはチームの目標だったので、そこはしっかりできていると思います」

――前半シーズンを振り返っていかがでしたか。
 「全日本予選(全日本大学駅伝予選会)では通過した大学との差がだいぶあって、全然戦える位置にいなかったことが大きな反省ではあります。最終組で自分がもっとレベルの高いところで戦わなければいけない中で、そこでも打ち上げられて戦い切れず、力不足が表向きになったレースでした」

――全日本予選以外で、前半シーズンの感触はいかがでしたか。
 「多分陸上人生の中で一番悪かった前半シーズンだったのかなと、自分の中でインパクトとしてあります。毎年それなりに自己ベストに近い記録で、前半シーズンを終えることができていましたが、今シーズンは自己ベスト更新もできず、それに近い記録も出ず、試合にもあまり出られず、あまり良くなかった前半シーズンでした」

――夏合宿に入って調子が上がった要因はありますか。
 「気持ちの切り替えです。高校の監督から言われた言葉が心に響いて、そこから『切り替えてやってやろう』と思えたのが一番大きかったかなと思います」

――どのような言葉を掛けていただきましたか。
 「『やられたらやり返すだけだ、俺たちは負けて這い上がって強くなった、だから成合だったらできるはずだ』という言葉をいただいて。確かに自分たちはずっと負け続けて、そこから這い上がろうとして強くなってきたんだということを思い出しました。去年、一昨年と予選会も負けて、ここで這い上がらなかったら、何のためにここに来ているのか分からないなと。その言葉をもらって、やってやろうと思って合宿に挑んだからこそ、いい合宿を積めたのかなと思います」

――箱根駅伝予選会(箱根予選)ではどのような目標を立てていますか。
 「やはり予選通過が一番の目標であって、その中でも、ギリギリではなく上位で通過することが目標です」

――去年、一昨年と箱根予選で敗退している中で、今年通過するためにはどのような点が重要になると思いますか。
 「爆発的にタイムを稼げる選手がいるかと言われたら、自信を持って言える選手があまりいないので、9番目、10番目の選手がしっかりと目標タイム以内で走り切ることが通過につながると思います」

――チーム内で調子のいい選手はいますか。
 「阿部(宥人・政経2=西武台千葉)です。タイムを持っていますし練習もできているので、心強いチームメイトだと思います」

――最後に、後半シーズンに向けて意気込みをお願いします。
 「予選会は1年目、2年目と負けていますが、やはり期待されているということをしっかりと受け止めて。応援してくださるスポンサーの企業の方や、明治を応援してくれているファンの方々、そして一番は親にも箱根で走っている姿を見せてあげたいので、チーム全体で一つとなって、明治で箱根を走れるように頑張っていきたいと思います」

――ありがとうございました。

[橋場涼斗]