【競走】(92)須走合宿インタビュー④/乙守勇志

2026.09.29

 3年ぶりの箱根駅伝出場を目指し、日々練習を重ねる明大競走部。8月1日から始まった夏合宿も大詰めを迎え、予選会の号砲が刻々と迫っている。今回は合宿地の静岡県・須走へお邪魔し、秋シーズンを控える 19選手にインタビューを行った。

 第4回は乙守勇志(政経4=大阪)のインタビューです。


——夏合宿前までの前半シーズンを振り返っていかがですか。
 「例年よりもたくさん試合に出ることができたという印象です。ただ、ケガ明けで急ピッチで合わせたというのもあって、結果はあまり良くなかったのです。しかし、しっかり練習を積むことができて、7月の中大記録会の3000メートルで自己ベストを更新することができたので、いい形で夏合宿に入ることができたのではないかなと思います」

——いつ頃までケガをされていましたか。
 「神奈川ハーフ(神奈川マラソン)を走り終わってから3月末までケガをして、4月から走り始めたくらいです。時間はかかりましたが、7月に入る頃にはいい形だったと思います」

——これまでの夏合宿での練習を振り返っていかがですか。
 「やはり距離を踏む練習が多いので、疲労があったのですが、やるべきことはしっかりと妥協なくやることができたので、すごく充実した夏合宿ができているかなと思います」

——特に手応えを感じている部分はありますか。
 「これまで、1キロ3分ほどのペースでは10キロ以降の距離に少し不安がありました。しかし、合宿を通じて3分ペースでも10キロ以上の距離を不安なく走れるようになりました。特に、スタミナ面での強化を実感しています」

——課題だと感じる部分はありますか。
 「スタミナがついてはきたのですが、やはりまだハーフマラソンで言うと 15キロ以降の後半の粘りや、予選会(箱根駅伝予選会)だと公園内はかなりタフなコースになっているので、そこのぺースの維持などがこれからもっと強化していかないといけない部分だと思っています」

——15キロ以降の話もありましたが、立川の公園のアップダウンに向けても意識していくという感じですか。
 「距離を踏むのはもちろんですが、距離走でも後半にアップダウンがあるコースを走ったりしているので、しっかり準備はできているかなと思います。コンディションとしてはかなり良い方向に向かっていると思います」

——4年生として今年のチームをどういう風に見ていますか。
 「今年は、エースだけに頼るのではなく、一人一人が自覚を持って練習に取り組むようになったと感じています。予選会で全員が目標タイムで走り切り、チームとして力を出し切れるような準備ができていると思っています」

——今年度のチームの強みはどんなところですか。
 「下級生の勢いが他のチームと比べてもあると思っています。練習中、ポイント練習でも下級生が本当にすごく粘っているのを一緒に走っていて感じます。そのため、下からの突き上げが自分たち上級生にもいい刺激になっているかなと思います」

——特に下級生で注目してほしいという選手はいますか。
 「2年生の小松(映智・理工2=名経大高蔵)ですね。ベストも今年出していて、勢いがある選手です」

——次の目標になると約1か月後の予選会になると思うのですが、まず個人としてはどんな走りをしたいですか。
 「予選会では 63分 30秒を切ることを一つの目標としています。今の自分の自己ベストだと大幅に更新しないといけないのですが、今までの練習状況だと出せる自信があるので、しっかりと自分の状態をここから上げて力を最大限、100パーセント出し切れるようにしたいなと思っています」

——チームで戦略を話し合っている段階だと思いますが、レース自体はどのような走りをしたいと思っていますか。
 「自分は最初突っ込みすぎると中盤少しペースが落ちてしまうので、最初はセーブして、中盤から後半にかけてペースを上げていくような走り方をしたいですね」

——予選会まで約1か月ありますが、どのような期間にしたいですか。
 「これまでは距離を踏むことを中心にやってきて、これからよりレースに近い実践的な練習が増えてくると思うので、しっかり準備して集中して取り組んでいきたいなと思っています」

——最後に応援してくれている学生やファンの方に向けて、後半シーズンや予選会に向けた抱負をお願いします。
 「今年が箱根への最後のチャンスになるので、この4年間やってきたことを信じて、応援してくださる皆さんに結果で恩返しできるように頑張りたいと思います」

——ありがとうございました。

[木村聡]