【競走】(87)日本インカレ事後インタビュー⑤/野川元希、小林環
神奈川・日産スタジアムで行われた、大学陸上界の頂点を決める大会である第95回日本学生対校選手権(日本インカレ)。全国の猛者を相手に果敢に戦った選手たちであったが、出場した多くの競技で予選敗退という結果となった。出場した各選手は、この大会をどのように振り返るのか。今回は、大会を終えた12人の選手たちのインタビューをお届けする。
第5回は野川元希(営3=愛知)、小林環(情コミ1=静岡東)のインタビューです。
(このインタビューは9月13日、9月18日にオンラインにて実施されたものです)
野川
男子1500メートル予選 3分58秒46 13着
――ケガと体調不良があったとお聞きしましたが、そこからどのような調整を行ってきましたか。
「結果を残すのは厳しい状態だったので、少しでも状態を良くするための練習をしました。しっかり合わせるというよりかは、日本インカレを終えてからのことを考えた練習をしていました」
――具体的にはどんな練習を積んでいましたか。
「スピードと持久力をつける練習を中心にやっていました」
――レース前のコンディションはいかがでしたか。
「練習がうまくできてなかったので、状態はあまり良くなかったと思います」
――レースプランはどのように考えていましたか。
「とにかく我慢して、集団につくことを想定していました」
――序盤から後方につける展開になりましたが、レースを振り返ってみていかがですか。
「正直、今の実力を痛感する形になったと感じています」
――レース後にコーチ陣からどんな声をかけられましたか。
「難しい状況というのは分かっていたので、これからどうしていくかが大事だと言われました」
――次に出場する予定の試合は決まっていますか。
「まだ決まっていないです」
――これから力を入れていきたい部分があれば教えてください。
「5000メートルでタイムを出したいと思っているので、そのための練習をしようと思います」
――今後の意気込みをお願いします。
「残り少ない期間になってきたので、あと1年半、悔いが残らないようにしっかり練習していきます」
――ありがとうございました。

小林環
1500メートル予選 1組5着 3分49秒87
800メートル予選 5組2着 1分51秒03
800メートル準決勝 2組8着 1分54秒32
——1500メートル予選敗退、 800メートル準決勝進出ということで、この結果をどう捉えていますか。
「ケガ明けで挑んだ大会だったので、今できることをやれたかなと思っています」
——大学で主に出場していた1500メートルではなく、800メートルで準決勝進出というところはどのようにみていますか。
「ケガをしていたところがあったので、1500メートルという長い距離になった時に少しきつくなってしまいました。そのため、結果的に800メートルの方が準決勝につながったのだと思います」
——今回2種目出場されました。大学で2種目出場、実際にやって分かったことはありますか。
「800メートルと1500メートルは高校からずっとやってきていて、高校の時は2種目で当たり前のように上位で戦うことをやっていました。しかし、大学になり、先輩たちが強く、予選から一戦一戦を全力で挑まないといけないので、そこに大学で2種目出る大変さを実感しています」
——1500メートルはプラン通りのレースができましたか。
「最初はもう少し前の方で展開していきたかったです。しかし、最初がきつく、ついていけなかったです。逆にあそこで最初からもう少しついていき、ラストは今回のレースと同様に何段階かに分けてあげていければもっと上に行けるかなと思いました」
——事前インタビューで名前を上げられていた森亮太(順大)選手が出る1500メートル決勝はどのような心境で見ていましたか。
「高校からずっとライバルだった子が走っていて、当たり前のように同じ舞台に立っていたので、自分がそこにいないことがすごく悔しかったです。初めて相手だけ走っているのを見るのはすごく悔しかったです」
——800メートルの予選レースを踏まえて、準決勝のレースプランを変えましたか。
「予選はいい感じで走れていたので、準決勝もその感じでいくということだけを考えていました。しかし、ケガをしていた部分で練習不足があり、1日に2本連続では走れなかったという感じです」
——予選と準決勝で感じた違いについて教えてください。
「一番の大きな差は着順で決勝に上がれる人数の少なさです。少しの位置取りの差が、ミスをしたら、予選はなんとか挽回できたとしても、準決勝は挽回が効かないのでシビアだなと感じました」
——日本インカレの経験を受けてどこを強化していきたいか教えてください。
「スピード面では戦えたなと思っています。課題なのは、ケガをしていた期間に落ちてしまった体力です。しかし、マイナスな部分だけではなくて、ケガをせずに順調に練習を積むことができれば戦えると思ったので、体力を強化して次の大会に挑んでいきたいと思います」
——次の大会への意気込みをお願いします。
「U-20の日本選手権が10月3、4日にあります。そこは割と同世代の子たちが多いので優勝を目指して頑張りたいなと思っています」
——ありがとうございました。
[木村聡、保泉綾乃]
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