若猪も続いた! 激戦でつかんだ頂点/東京六大学秋季フレッシュトーナメント

硬式野球 2022.11.11

 決勝戦にふさわしい、二転三転する熱戦だった。明大は初回に先制を許すも徐々に点を返していき、3回裏に杉崎成内野手(総合2=東海大菅生)の特大3点本塁打で逆転に成功。7回表に同点とされたが、8回裏の猛攻で3点を勝ち越す。9回表は髙須大雅投手(法1=静岡)が3人で抑え、フレッシュトーナメントの優勝を決めた。

 


(明)浅利、松島、○髙須―小島、横山

吉野、小畠、髙橋、●平本、加門戸丸

【安】(明)12

【本】(瀨(2回)、杉崎(3回)

【三】(立)田中(1回)

【二】(明)杉崎(5回)(立)西川侑(6回)、山形(7回)

◇犠打5 池田(3回)、吉田(6回)、横山(6回)、瀨(7回)、木本(8回) ◇残塁10 ◇盗塁 横山(1回) ◇失策0

 

 打線は序盤から3点を追う厳しい展開にも動じなかった。初回、横山陽樹外野手(情コミ2=作新学院)が安打で出塁すると、すぐさま杉崎の適時打で1点を返す。好機をモノにする力が光ったのはこれだけではない。瀨千皓外野手(営1=天理)のライナー性の本塁打でさらに1点を追加した後の3回裏、1死一、二塁とし、打席には杉崎。打った瞬間にそれと分かる当たりは、完璧な逆転3点本塁打に。スタンド中段に打球の突き刺さる音が、静まっていた神宮の歓声を誘った。

 

 援護をもらった先発の浅利太門投手(商1=興国)は3者連続三振を含む7奪三振で5回を投げ切り、マウンドを救援陣に託した。7回表に反撃を食らい吉田匠吾内野手(文1=浦和学院)の好守もあったものの相手打線も食い下がり同点に追いつかれてしまう。なんとか勝ち越したい8回裏の攻撃は、先頭の吉田が粘った末10球目で右前安打を放つ。その後、1死一、二塁の好機をつくると、横山と水谷公省外野手(政経2=花巻東)の適時打で3点を奪い勝ち越しに成功。一発で決める強さを見せた序盤とは打って変わり、つなぐ野球で得点力を発揮した。

 

 9回表のマウンドは髙須。連続三振でテンポよく2死までこぎつけ、あと1人で優勝が決まる場面。ルーキーはそんな緊迫した場面などお構いなしに投げぬき、一ゴロに仕留めてみせた。その瞬間ベンチから選手たちが飛び出しマウンドに歓喜の輪が出来上がる。圧倒的得点力で2年ぶりのフレッシュトーナメント優勝を果たした。

 

 秋季リーグ戦に続き、フレッシュトーナメントでも優勝した明大。ここからまたリーグ戦で活躍する選手が現れるに違いない。明大黄金期の幕開けなるか。

 

[西田舞衣子]


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