男子が全日本級大会で4年ぶり優勝/全日本軽量級選手権

1999.01.01
 5月20から22日の3日間にかけて行われた全日本軽量選手権。近年女子の活躍が目立った端艇部だが、今年はクォドルプルで男子が優勝、女子が2位に入る好成績を残した。男子が全日本クラスで優勝したのは4年ぶりのことで、夏のインカレに向けて楽しみな結果となった。

 まずは男子、先に行われたペアでは順位決定戦2位と振るわなかった。しかしクォドルプルでは予選から安定したレース運びが光った。雨風で荒れた天候となった決勝でもスタートからいい飛び出しを見せ、そのまま他チームを寄せ付けることなく逃げ切った。「なかなか結果が出なかったなかで優勝ができて解放感がある」(小口・政経4)と振り返った。

 一方の女子もクォドルプルの決勝では、この種目で圧倒的な強さを誇るデンソーには大差をつけられ2位。それでも大学チームの中ではゴール前の競り合いを制し大学生の中では1位となった。しかし、選手たちは「正直デンソーとは差を感じた。今大会は結果として悔しさが残った。次の大会までにできなかったこと修正していきたい」(田口・法4)と述べるように、好結果にも悔しさが残った大会となったようだ。

 今大会は8月に行われるインカレで総合優勝を狙う本学にとって弾みのつく良い結果の中で、メンバーの底上げが必須であることを感じさせられるものとなった。その課題をいかに克服していくかが総合優勝へのカギとなるだろう。

試合後のコメント
角監督
「ようやく優勝が出た。一度優勝を味わった人間は違うので、浮上のきっかけとなると思う。ボートは団体競技。体調を崩した小口のカバーを全員でしたことが、クルーを固めたのかもしれない。優勝の権利は誰にでもある。他のクルーも努力して優勝をつかんでほしい」。

草地主将(商4)
「男子舵手なしクォドルプルは貫録勝ちでした。男子は女子と違い、良い流れがなかったので、この優勝は大きい。ただ、まだ課題があるのでインカレまで、さらに伸びていくと思う」。

小口(男子舵手なしクォドルプルクルーリーダー)
「スタートがうまくいったことが優勝につながった。でも、自分の力は出し切れなかったので、次は自分の力を出し切って優勝したい」。

田口(女子舵手なしクォドルプルクルーリーダー)
「デンソーさんに勝ちたかったが、及ばなかった。最後500m地点でのラストスパートは一種の賭けでした。悪天候下での試合運び、そして試合中の駆け引きを学べた大会になりました」。

高島(農3・女子舵手なしクォドルプルクルー)
「デンソーの中山選手(平23文卒・現デンソー)を意識していました。インカレではチーム力で勝負していきたい」。

宮崎(法3・男子舵手なしクォドルプルクルー)
「競技を始めて、初めての優勝でとてもうれしいです。スタートから前に出れたので、相手の様子を見ながら試合運びができたことが大きかったです。また、ラフコンディションの中でも、クルーがそれぞれやるべきことをしっかりとできたことも大きかったです」。

栗山(法2・男子舵手なしクォドルプルクルー)
「スタートですぐにトップスピードに持っていけた。悪天候は逆にチャンスだと思っているので、気になりませんでした」。