宇津木が2位、作道が3位で表彰台に!/日本学生選手権
大会初日、本学からは8名の選手が予選を通過する。50m自由形決勝では、明治の絶対的エース山元は予選よりもタイムを0.05落として5位でフィニッシュ。400m自由形B決勝には平井と田口が出場。予選よりもタイムを上げた田口が2位、6月に行われたジャパンオープンでこの種目5位に入賞し、大会前には表彰台に上ると自信を覗かせていた平井は予選より約5秒タイムを落としてしまい8位に終わった。200m背泳ぎの亀井がB決勝6位。100m平泳ぎB決勝では堀井、金子がそれぞれ5位6位。「(決勝に残れたことが)信じられない」と話した塩月は100m平泳ぎ決勝で8位となった。400mリレーでは5位入賞も、「(自分の)タイムが遅すぎる」(山元)「(山元から)良い形で受けたのに自分が足をひっぱってしまった」(大崎)と選手達には納得のいく結果とはならなかったようだ。
200mバタフライ決勝、今大会初めて本学から表彰台に上る選手が現れた。宇津木尚文である。夏までのランキングではこの種目8位。高校2年生のインターハイ優勝以来、表彰台から遠ざかっていたという宇津木はこの日も「決勝に残れる自信、ましてメダルをとる自信はなかった」と言う。そのような状態から2位を勝ち取った陰には数知れない努力があった。週8回に及ぶ練習や、ラバー製水着に合わせた泳法の改良、他の選手などにアドバイスを求め習得したスタート技術の向上などである。その努力が実り、今大会で自己ベストを約1秒2も縮めた。この結果に関して宇津木は「表彰台の一番上に登りたかった」と悔しそうな表情を見せるも、すぐに「でも……(2位でも)良いことには変わりないですよね」とはじける笑顔を見せ、その顔からは充実がうかがえた。
2日目には5名の選手が予選を通過。200m自由形B決勝では益田が1位に輝いた。200m自由形決勝では前日400mでも全体の10位に入った田口が6位となったが、「水泳人生最後なので、メダルがとりたかったけど力が足りなかった」と悔しさをにじませていた。100mバタフライ決勝には200mで準優勝した宇津木が出場。「100mは得意じゃない」と語るもしっかり自己ベストを更新し、7位となった。200m女子個人メドレー決勝では作道が予選より約2秒タイムを落としてしまい8位に終わった。同種目男子B決勝には山崎が6位となった。400mメドレーリレーは5位。「予想順位では9位だったので健闘できた」とバタフライの宇津木が語れば「優勝狙って泳げました」と自由形の山元が満足そうに語った。その一方で1年生ながらリレーメンバーに抜擢された背泳ぎの伊予部は「バック(背泳ぎ)の差が結果に出てしまった。これから人一倍努力していく」と悔しさを滲ませながらも、強い決意を語ってくれた。
そして迎えた最終日。この日も8名が予選を通過する。1500m自由形決勝で平井が予選より36秒もタイムを落とし8位。400m個人メドレーB決勝には山田が出場し1位に輝いた。金子とスイムオフを制した堀井が200m平泳ぎ決勝に進み、それぞれ6位と5位、
100m自由形B決勝では益田が5位となった。
この大会が明治大学部員として出場する最後のレースとなった100m背泳ぎ亀井と100m自由形の山元。B決勝2位だった亀井は「明治として出る最後のレースなのに、調子が悪くて苦しかった。これで終わりなんだってつもりで泳ぎました」と語った。最後のレースに最高の状態で臨めなかった悔しさからか、取材に答える亀井の頬には涙が伝っていた。そして、決勝4位と表彰台を逃した山元も「4年間の全てを出すつもりで泳いだが、かなりふがいない結果になったしまった。調子は悪くなかったのに……」と苦しそうだった。世界大会にも選ばれた経験のある明治の絶対的エースは深いため息をついてプールを後にした。
納得のいくような結果が出せなかった4年生の一方で、1年生の作道舞が400m女子個人メドレーで表彰台に上った。「自己ベストだと3位までに入るのは厳しいと思っていたので、予選よりもタイムを上げることを考えていた」と話す作道は予選よりも約4秒もタイムを縮め、自己ベストを更新しての3位。勝因については「苦手な平泳ぎができるようになってきてタイムも伸びてきた。自由形は一番得意なのでそこで抜こうと思っていた」と語った。「初めてのインカレで結果を残せてうれしい」(作道)と頼もしい1年生が現れた。
本学は総合6位となり、シード権を守り今大会を終えた。しかし、この結果に明大水泳部は「来年はもっと上を目指しますよ」(山口マネジャー・文4)と満足した様子はない。今大会では来年チームを率いるであろう3年生を始め、1、2年生たちも数多くが予選を通過した。インカレ優勝を目指すためにも、部員一人一人自己ベスト更新に期待したい。
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