8安打散発 慶大に惜敗/東京六大学野球春季リーグ戦

2026.04.25

 東大に連勝し迎えた慶大1回戦。3回表に榊原七斗外野手(情コミ4=報徳学園)のフェンス直撃の二塁打で先制するがその後は快音が響かない。先発の湯田統真投手(政経3=仙台育英)は連打と死球で走者をためる投球が続き、5回途中までに3点を失う。その後は両者膠着(こうちゃく)状態が続き2-3で慶大に敗れた。

 先発は湯田。湯田にとって慶大打線は仙台育英高時代に夏の全国高校野球選手権大会決勝で対戦し、敗れた丸田湊斗選手などを擁する因縁の相手だ。初回は三者凡退といいスタートを切るが、3回裏に失策と連打で2点を奪われ同点に追いつかれると、5回裏にも3連打で1点を献上し逆転を許す。湯田に代わり5回裏の無死満塁からは浦久響投手(国際3=日本航空石川)が登板し、併殺と三振で切り抜ける。その後は浦久、そして9回表には中村海斗投手(営3=明大中野)がマウンドに上がり6回以降慶大打線を無安打に封じた。

 明大打線は1回表、岡田啓吾内野手(商4=前橋育英)が安打で出塁するも得点に結びつかない。すると3回表、田上夏衣外野手(商3=広陵)の安打、岡田が四球を選び好機を広げると、榊原が外角低めの変化球を右翼手の頭上に運ぶ二塁打を放ち先制する。しかしその後は、慶大先発・渡辺和大投手の前に6回以降二塁すら踏めない状況が続く。9回表には先頭打者の内藤大翔内野手(政経4=天理)の気迫のヘッドスライディングで出塁するもその後の打線が続かず最後は田上がピッチャーゴロに打ち取られ、貴重な第一試合を落とした。

 この試合での敗戦で、25年時春の法大3回戦から続いていた連勝が13で止まった。東大2回戦に大勝しただけに厳しい局面に立たされているが、まだ春季リーグ戦は始まったばかり。明日以降の試合でこの局面を打破することを期待したい。

[重見航輝]