(9)チームを盛り上げるスーパーエース、廣本

1999.01.01
(9)チームを盛り上げるスーパーエース、廣本
 1日に開幕したインカレでも明治が順調なスタートを見せる中、いよいよこの「NOバレー!NO LIFE!」も最終回を迎えます。ラストを飾るのはエース・廣本遥(商3)。爆発的な得点力だけにはとどまらない、彼のプレイヤーとしての魅力に迫っていきます。

勝利への貪欲さ

 「今回のリーグ戦・入替戦通じて、(明治は)決定本数は高いのにセット率は低いんです。これは、点を決めることができても相手のボールを拾いきれていないということ。1点の重みを意識していかないとダメですね」。

 32年ぶりの1部定着を果たした1カ月後、廣本にリーグ戦を振り返ってもらうとこんな答えが返ってきた。常に勝利を追求し、決して妥協することのない廣本の姿勢。この姿勢こそが、常にチームの雰囲気を引き締め、チームに勢いを与え続けてきた。

ムードメーカー

 明大バレー部に入ってくる1年生に「目標とする選手は?」尋ねると、毎年多くの選手が「廣本さんです」と答える。ここぞと言う場面できっちり得点を決められるスーパーエース。先輩にさえ「廣本についていく」と言わしめるほどの絶大な信頼感を集めている。

 並外れた得点力はもちろん廣本の大きな魅力の一つだが、スパイクを決めるたびに派手なガッツポーズでコート内を走り回る廣本は、チームに欠かせないムードメーカーでもある。明るい性格で、コートの外でも常にチームの雰囲気を盛り上げる。「自分はこういう役割なんで」と本人は笑うが、その精神は試合にも確実に生かされている。

さらなる高みへ

 昨年は全日本のジュニア代表にも選ばれ世界の舞台も経験するなど、これからもさらなる成長を予感させる廣本。「チームに頼られる存在になりたい、ここぞという場面できっちり決められるようになりたい」。彼が目指す先はまだまだ上にある。
また、インカレで4年生が引退した後の次期主将になることも決定している。並外れた得点力で、そして強い精神力でチームをけん引していく廣本。エースとして、次期主将としてますます期待がかかる今回のインカレでも、コート狭しと暴れまくる姿を見せてくれるはずだ。
◆廣本遥 ひろもとよう 商3 崇徳高出 182㎝・73㎏