

(25)副将・福田が後期への意気込みを語る/関東大学1部リーグ戦後期 オンライン記者会見
8月6日から始まる関東大学1部リーグ戦(以下、リーグ戦)後期に先駆け、オンライン記者会見が行われた。明大からは、DF福田心之助(文4=北海道コンサドーレ札幌U―18)が登壇。リーグ戦前期終盤では、離脱した主将林幸多郎(法4=サガン鳥栖U―18)に代わりキャプテンマークを巻いた副将が、後期への抱負を語った。
また、関東大学サッカー連盟理事長・中野雄二氏の挨拶では、9月に大学日韓戦が予定されていること、その直後にカンボジアへと遠征し、本田圭佑監督率いるカンボジア代表などとの対戦が予定されていることが明らかになった。
(写真:キャプテンマークを巻きプレーした福田)
以下、選手コメント
――前期リーグ戦を振り返っていかがですか。
「まずはこのような状況にも関わらず、前期リーグ戦を終えるにあたってご尽力いただいた関係者の皆様に深く感謝申し上げたいと思います。
前期リーグ戦を振り返って、開幕戦で東国大に0ー4で敗北をしてしまい、そこから学生の中でたくさんミーティングをして、このチームをどうにか立て直していかなければいけないと話していました。そこから徐々にですが、勝ち星をつなげられたことが前期首位に立てた1つの要因だと思います。
後期リーグ戦に向けては、自分たちが1年生だったときの4年生が5冠を取った際に、勝ち点54という数字を記録しましたが、後期リーグ戦では全勝すればその数字を越えることができるとミーティングで話をしているので、そこを目指して後期リーグ戦は戦っていきたいと思っています」
――前期リーグ戦で印象に残っているのはどの試合ですか。
「第2節の順大戦です。チームが1つになって、この前期リーグのベースとなる試合ができたという点で印象に残っています」
――前期リーグ戦と「アミノバイタル®︎」カップ関東大学トーナメントを通し、チームで一番成長したと感じる選手は誰ですか。
「FW田中禅(文2=サガン鳥栖Uー18)です。あまり試合には絡めていませんでしたが、田中が出ている試合では得点を決めていますし、チームを救ってくれるゴール挙げてくれているので、2年生ながらに頼もしいFWだなと思っています」
[土屋秋喜]
関連記事 RELATED ENTRIES
-
(33)関東大学1部リーグ戦 第12節 対流経大戦 試合後コメント
サッカー 2022.08.07栗田大輔監督――今日の試合を振り返っていかがでしたか。 「立ち上がりは自分たちももちろん気合が入っていましたが、それを上回る流経大の気合や気持ちの強さに飲み込まれて、2失点してしまいました。どうなるのかなと思いましたが、やるべきことを整理して、1点が入ってからは徐々に自分たちのサッカーができて逆転できたというのは、勝っていい反省ができますし、選手自身も気付きになるゲームだったと思います」 ――後半から4―4―2のフォーメーションにした理由を教えてください。 「もう一回原点に戻り、ハイプレスをしっかりかけようとしたためです。プレスをかけて背後に走るべきところで前半は三原則の運動量、球際、切り替えのうち、特に運動量と球際のところが全然できていませんでした。そこを攻守において走るべきで、流経大の方が走りで上回っているから、シンプルだけど後半やってみて、そこから勝機を見出していけと伝えました」 ――後期リーグ戦の具体的な目標を教えてください。 「年間20失点未満というのはすでに決めているので、前期は8失点で終わりましたが、今日2失点していますから、貯金があと10失点もありません。そういう意味ではグッと引き締めて、無失点を追求して有言実行しなければいけないなと思います」 阿部稜汰(政経3=日商学園)――今日の試合を振り返っていかがでしたか。「試合として結果的に勝って反省できるというのは最低限いいことだと思います。しかし、明治として開幕戦、後期は全勝でいこうと話していた中、早い時間に2失点してしまいました。逆転できたのですが、こういう試合展開にはチームとして誰一人納得してないと思うので、そこはすぐ修正しなければいけないと思います」 ――出場は昨年度の全日本大学選手権以来でしたが、ピッチに入る時の心境はいかがでしたか。 「自分自身リーグ戦に出るのも初めてでした。今日のプレーを振り返ると、正直自分が納得できるようなプレーはできていないですし、これからスタメン争いに食い込んでいかないといけないので、また明日から頑張りたいです」 福田心之助(文4=北海道コンサドーレ札幌U―18)――開始早々の失点シーンを振り返っていかがでしたか。 「自分たちも予想してなかったですが、振り返ってみると自分たちに原因があったかなと思います。流経大の圧力というのはスカウティングをしていながらも対応が甘くなってしまい、自分たちのミスといいますかやってはいけないことをやってしまったなという感想です」 ――主将が不在でキャプテンマークを着けている状況ですが、気持ちの面で変化はありますか。 「シーズン当初に4年生全員でミーティングをした時に、主将を自分か林(幸多郎・法4=サガン鳥栖U―18)かで少し協議していた部分がありました。最終的には自分が林に託して、ピッチ内では自分が仕切るくらいの気持ちでやるというのは林には伝えていたので、シーズン当初に決めた覚悟をもう一度思い出しています。まだまだ未熟で、こういうゲームをしてしまっているのは自分の責任だと思いますが、少しずつ明治のキャプテン像というのが分かってきたかなと思っています」READ MORE -
(32)ルーキー紹介2022 Vol.7
サッカー 2022.08.07タイトル奪還を懸けてシーズンを戦う明大サッカー部。全国屈指の実力者を擁するものの、活動を維持し、勝利をつかむためにはスタッフの存在は欠かせません。選手のサポートはもちろん、試合の審判から情報発信までさまざまな面で活動を支えています。そんな新人スタッフ3人にいくつかの質問に答えてもらいました。ぜひご覧ください! 最終回は、明大サッカーを影で支えるスタッフ3人の紹介です。 1、役職2、出身地3、趣味4、マネジャーまたは審判になったきっかけ5、自分の性格を一言で6、やりがいを感じる時7、マネジャーまたは審判をする上で意識していること8、自身の目標 [池田頼人(文1=啓明学園)] 1、審判2、神奈川3、サッカー、自転車をこぐこと4、もともと高校から選手に加えて審判もやっていたのですが、明治というすばらしい環境でレベルアップできればいいなと思い審判として入部しました5、変わっている。どちらかというといじられキャラ6、選手が喜んでいる姿を見た時7、選手が笑顔でサッカーをしてもらうこと8、Jリーグの舞台に立つこと [鈴木友也(政経1=明大明治)] 1、審判、マネジャー2、東京3、音楽を聞くこと4、もともとサッカーが好きでサッカーに関わりたいと思い審判活動をやっています。その上で、審判をやらせてもらっている以上、明治のサッカー部に還元したいという思いで審判とマネジャーの両方を志望しました5、特にありません6、選手がゴールを決めた時や笑顔な時7、選手に不自由がないように動くこと8、何事にも全力で取り組み、チームを勝たせられるマネジャーになること [横田はる(法1=市ケ尾)] 1、マネジャー2、新潟3、ユーチューブを見ること、おいしいものを食べること4、朝練に初めて参加させてもらった時にすごい心を動かされたというかやりたいなと思いました。今まで自分から動くということはなかったのですが、やってみたいと思えたから挑戦してみようと思いました5、マイペース6、自分が撮った写真を選手が使ってくれた時7、一度言われたことを忘れないようにメモをすること8、チームの役に立てるようになること 今回はスタッフたちの関係を知るために対談を行いました――お互いの第一印象を教えてください。鈴木:池田君は貫禄があるなと思いました。横田:私もそう思います(笑)。鈴木:最初、2年生だと思っていたのですが、同じ学年だと知りうれしかったです。 横田:友也は静かそうだなと思いました。池田:確かにそうです。 池田:はるは何だろう。横田:印象ないの?(笑)池田:いやいや、そんなことはないのですがなんて言ったらいいか(笑)。鈴木:几帳面そうだなと思いました。池田:そう、しっかりしてそうだなと思いました。 ――お互いの見習いたいところはどんなところですか。鈴木:池田君は意識の高さですかね。審判という道に対しての意識が自分と全然ベクトルが違うので、そこは見習っていきたいと思っています。はるちゃんは一つの仕事をすごく丁寧にやっていて、分からないことを自分が1質問したら10返ってくるレベルでさまざまなことを教えてくれるので尊敬しています。池田:友也は毎回先輩からさまざまなことを教えてもらっていて、向上心があります。そういった部分を見習いたいと思っています。はるとはまだあまり会っていないのですが、グラウンドで写真を撮るなど熱心に頑張っているというのが伝わってきます。横田:頼人とは審判とマネジャーなので、あまり関わることがないのですが、2人が審判をやるということで、私も高校時代にバスケ部でそういったことを経験したことがあるのですが、できなかったのですごいなと思います。友也はマネジャーとして関わっていて、礼儀がしっかりしているのですごいなと思います。 ――実際に明大サッカー部に入ってみていかがでしたか。池田:一人一人の意識がとても高く、人間性の部分を大事にしていて、掲げているスローガンに先輩方が近づいているのを感じます。横田:日々一緒に過ごしていると、さりげない気遣いなども見られて、選手から学ぶことも多いです。鈴木:人が成長できるうってつけの場所だなと思います。精神力や礼節の部分、目上の方に対する敬語などを学べる上に、自分自身も成長できる場所だなと感じています。 明大サッカー部の縁の下の力持ち。インタビュー中は3人の仲の良さがひしひしと伝わってきました。選手を第一に考え、行動するマネジャー、そして審判の姿にも注目です! [長﨑昇太] ◆池田頼人(いけだ・らいと)文1、啓明学園♥横田はる(よこた・はる)法1、県立市ケ尾◆鈴木友也(すずき・ともや)政経1、明大明治READ MORE -
(31)ルーキー紹介2022 Vol.6
サッカー 2022.08.06タイトル奪還を懸けてシーズンを戦う明大サッカー部。今年度も全国各地から13人の実力者が紫紺のユニホームに袖を通しました。年間を通して繰り広げられる熾烈(しれつ)なレギュラー争いを一層加熱させる豪華な顔ぶれ。そんな彼らにいくつかの質問に答えてもらいました。ぜひご覧ください!第6回は高校時代に大活躍された2人の紹介です。 1、呼ばれ方2、明大に進学した理由3、仲のいい選手4、サッカーを始めたきっかけ5、趣味6、自分の性格を一言で表すと7、プレーの長所、持ち味8、憧れの選手とその理由9、目標10、サポーターに一言 [藤森颯太(政経1=青森山田)] 1、藤森2、コロナ禍で練習参加ができない中、プロに直結する道として候補にあがったから3、みんな仲が良いです4、兄がやっていたから5、音楽を聴くこと6、挑戦7、サイドからのクロスやアシスト 8、伊東純也(スタッド・ランス)や三笘薫(ブライトン)。相手を一気に抜き去るスピードに憧れを持っているから 9、試合に出続けることです。学年関係なく、普段の練習からガツガツやっていきたいです 10、いろいろな人の支えのおかげで自分たちはサッカーできるので、感謝を忘れずに勝利を届けられるように頑張っていきたいと思います [真鍋隼虎(政経1=名古屋グランパスU―18)] 1、真鍋、隼虎2、明治大学で人間力を高めてプロで通用する力を身につけるため3、比較的みんな仲が良いです4、友達に誘われたから5、音楽を聴くこと6、挑戦。例えば二択があったとして、余裕があり大丈夫な方ではなくて、ギリギリを攻める方を選びます7、右足のシュート8、フィルミーノ(リバプール)。点を決めることができて技術もあり、周りの選手の良さを引き出すところがすごいと思うから9、試合で得点に絡んで活躍できる選手になること10、サポートしてくれる方々に恩返しできるのは試合に勝つことだと思うので、これからも頑張ります 今回は選手たちの関係を知るために対談を行いました。――お互いの第一印象を教えてください。藤森:開幕戦前の練習試合で真鍋が点を決めているのを見て、点が取れるFWなのだと思いました。真鍋:小学校の時の選抜で一緒にやっていたのですが、それ以来会っていなかったです。会う前から動画などで見ていました。 ――高校サッカーと大学サッカーの違いを教えてください。藤森:自分は青森山田で結構フィジカルを重視して戦ってきたのですが、それ以上に大学生はフィジカルが強いなって感じました。また、今までセットプレーで点を取るという形でしたが、単純な強さよりもうまさを基礎に持っていながら強さを発揮するのが大学サッカーなのかなと思いました。真鍋:大学では自分で考えたり行動したりする自主性というのが4年生を中心に徹底されていて、素晴らしいなと思いました。 ――お二人は佐藤恵允(文3=実践学園)選手とポジションが同じですが、何か意識していることはありますか。藤森:相手との一対一など突破力でチームに貢献できるすごい選手だと思っていて本当に尊敬していますが、同時に負けられないという気持ちもあります。尊敬できる選手が身近にいる環境をありがたく思って、良いところは盗んで目標としてやっていきたいです。真鍋:足元の技術はまだまだ自分に足りない部分だとは思いますが、自分も今後、全日本大学選抜に入れるようにしなければいけないと思っているので、現状に満足せずにこれからもやっていきたいです。 取材では2人ともサッカーに対する熱い気持ちを語ってくれました。今後の大学サッカーでの2人の活躍に目が離せません! [尾﨑陽菜] ◆藤森颯太(ふじもり・そうた)政経1、青森山田、170センチ・67キロ◆真鍋隼虎(まなべ・はやと)政経1、名古屋グランパスU―18、175センチ・69キロ READ MORE