
(9)春リーグ開幕前インタビュー 竹田祐投手

(この取材は3月23日に行われたものです)
竹田祐投手(政経3=履正社)
――新チームとなり気持ちの変化は生まれましたか。
「前の4年生に森下さん(暢仁選手・令2政経卒・現広島東洋カープ)、伊勢さん(大夢選手・令2営卒・現横浜DeNAベイスターズ)と、とても安定した投手が2人いました。今年は入江さん(大生投手・政経4=作新学院)しかいないので、自分も頑張りたいです」
――第2先発としての役割も期待されています。
「プレッシャーとかはあまりないですが、入江さんが勝って自分が負けたりしたら、本当に悪いので自分で勝ち切れるように練習をしています」
――3年生となりチームを運営する立場になられました。
「3年生ですが、チームを引っ張っていきたいと思います」
――ここまでの大学野球生活を振り返り、いかがですか。
「1年生の頃はうまくいったんですけど、2年生は全く駄目で、ホントに自分のレベルの低さを自覚してこの冬は練習してきました。(昨年度の)春の全日本の準決勝(東農大オホーツク戦)で先発させてもらったときに、ふがいない投球をして、そのあたりから自分は全然駄目だと思い練習してました。決め球を投げ切れなかったり、コントロールがうまくいかなかったり、いろいろありました」
――昨秋はわずか3試合の登板に終わりました。
「自分の実力の無さだと思います。全然駄目でしたね。夏は良かったんですけど、あまりフォームがまとまらなかったり、打たれてしまったりしたので投げれなかったです」
――冬の間に体重のは増加しましたか。
「90キロなりました。(入学時は)81キロくらいですね。この冬はウエイトも結構やりました。下半身は自重で、上半身の基礎筋力を上げるために懸垂とかをたくさんやりました。(食事は)取りすぎたら太ってしまうので、適度に取っていました」
――冬の全日本代表候補の合宿はいかがでしたか。
「落選してしまったんですけど、本当にいい経験になりました。すごい選手を見れたり、いろいろな選手の話を聞けて、この冬の練習に取り組めたのでよかったです。(投球で)足を上げてから横の時間が短いので『横の時間を長くすればいい球いくよ』と言われたので、取り入れました」
――3年春の覚悟を教えてください。
「あと2年で自分の人生も変わってくると思うので、自覚と責任を持ってリーグ戦のマウンドに立ちたいと思います」
――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「いつも楽しく全力でやっているので、楽しんでいる姿をマウンドで見ていただきたいなと思います」
――ありがとうございました。
[小畑知輝]
〈竹田祐 明スポプレーバック〉
・ルーキー特集(過去の悔しさを胸に さらなる進化を遂げる浪速の剛腕:2018年8月21日掲載)
https://meisupo.net/news/detail/11243
・自身の満塁弾で優勝に大きく前進(宿敵・慶大から勝ち点奪取! 優勝に王手:2019年5月20日掲載)
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