鮮やかな逆転勝ちで立大に勝利/東京六大学秋季フレッシュトーナメント

硬式野球 2023.11.02

 第2戦は立大と対戦。3回裏に先制点を献上するも、次の回にすぐさま若狭遼之助外野手(商1=星稜)の適時打で追いつく。9回表、宮崎雄太外野手(営2=明治)の適時打と福原聖矢捕手(国際1=東海大菅生)の犠飛で勝ち越しに成功。投手は井上仁投手(政経2=明大中野八王子)、三浦心空投手(政経1=東邦)が立大を4安打に抑える好投で、流れを渡さなかった。



(明)井上、○三浦―福原

(立)佐山、加門、●平本―大山、北田大

【安】(明)4(立)4

【二】(明)今井(6回) ◇併殺2 ◇残塁9 ◇犠打1 福原(9回)◇失策0

 

 

 先発した井上は好投を続けるも、3回裏に小原大毅内野手(立大)に安打を許すと、自らの暴投で痛い1点を献上した。「すぐに反撃をしよう」という声がグラウンドに響く中迎えた4回表。岸本一心外野手(文1=横浜)が四球で出塁し、反撃の糸口を手繰り寄せる。1死一塁で打席に入った吉田匠吾内野手(文2=浦和学院)は、9球粘った末に気迫の出塁。気迫でもぎ取った好機を、若狭の右前適時打でモノにした。投手は6回裏から三浦が登板。7回裏には先頭打者に安打を許すが、続く西川侑志外野手(立大)の打球を友納周哉内野手(文1=福岡大大濠)がダイビングキャッチし併殺を奪う。守備にも助けられ、法大打線を封じ込めた。

 

 5回以降は走者が出ても本塁になかなか迎えられずにいた明大。1―1の均衡は、最終回に破れた。先頭打者の友納が安打で出塁すると、球場のボルテージが一気に高まる。続く八谷晟歩内野手(政経1=浦和学院)は初球で死球を食らうも、チャンスが広がったと拳を強く握った。無死一、二塁として代打・宮崎が右前に適時打を放つ。フレッシュトーナメントは学生コーチが監督を努めるのも特徴だが、〝監督〟の采配が見事に的中し、土壇場での勝ち越しに成功した。その後も福原の犠飛でさらに得点を重ね、3―1と点差を離しそのまま逃げ切った。

 

 両チームに活気があふれ、ベンチからの盛んな掛け声や、スタンドから見守る上級生の声援が印象に残った。3チームが1勝1敗で並んだため、順位は総失点数で決められる。明大の総失点は2試合で6。立大の総失点5には一歩届かず、ブロック2位で次の3―4位決定戦に臨むことが決定した。紫紺の血を受け継ぐ者たちの新章はまだまだ続く。

 

[橘里多]


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