馬場が1500メートル2位で前期を締めくくる/ホクレン・ディスタンスチャレンジ2022 網走大会

競走
2022.07.14

 涼しい気候の中、トップレベルの選手たちが記録を狙い挑んだ今大会。7月9日の北見大会に引き続き明大から4人の選手が出場した。馬場勇一郎(政経3=中京大中京)は1500メートルを2着で勝ち切る走りを見せ、富田峻平(営4=八千代松陰)はシーズンベストの記録で前期のトラックシーズンを終えた。北海道での連戦は、夏に向け収穫と課題を得る機会となった。

 

◆7・13 ホクレン・ディスタンスチャレンジ2022 網走大会(網走市営陸上競技場)

▼男子1500メートル

 馬場 3分44秒66 2着

 近藤亨 3分49秒50 7着

▼男子5000メートルA組

 富田 13分45秒38 12着

 児玉 14分1秒78 22着

 

 1500メートルには近藤亨(商4=愛知県私立愛知)と馬場が出場。2人は北見大会で共に自己ベストを更新。網走大会でもさらなる更新を目標に挑んだ。馬場は「冷静な判断ができた」と自分のペースでレース展開に対応し、ラストは順位を押し上げ2着でゴール。着実に力を付け、自信を手にした前半戦となった。近藤亨は「記録を絶対出すんだという力みが出てしまった」。記録を塗り替える走りとはならなかったが、連戦の中40秒台でまとめた。17日の愛知県選手権にも出場予定で、引き続き明大記録の更新を狙う。

 

 5000メートルA組には富田と児玉真輝(文3=鎌倉学園)が出走し、ハイレベルなレースを繰り広げた。北見大会では学生ながら5000メートルのペースメーカーを務め「いい動きで走れたので、自信を持った状態で網走大会に挑むことができた」(富田)。序盤から速いペース展開に食らいつくも、2人とも目標としていた30秒台や自己ベスト更新には届かず。大きく崩れることなく安定感のある走りを見せた春シーズンだったが「2人は日本のトップを目指さないといけない」(山本佑樹駅伝監督)。上位を目指す上で課題も残る結果となった。

 

 網走大会では全員が記録更新とはならなかったものの、得た収穫は大きい。後半のシーズンに向けそれぞれが目指すものは明確だ。夏を越え、さらなる成長した姿に期待したい。

 

[覺前日向子]

 

※レース後のコメントはこちらから↓

①山本佑樹駅伝監督

②近藤亨、馬場勇一郎

③富田峻平、児玉真輝