(女子)小川が5級女子8位入賞/関東学生有志大会
4日、関東学生選手権の代替試合として関東学生有志大会が行われ、明大からは女子5級クラスに3人が出場。山田帆花(国際1=明大明治)にとってはデビュー戦となった。
◆6・4 関東学生有志大会(KOSÉ新横浜スケートセンター)
演技前から緊張した様子を見せていた山田。「緊張もあったし、ミスしないでやりたいと思っていたことが力みにつながった」。演技冒頭の連続ジャンプは成功させるもその後のジャンプではミスが続いてしまった。そんな中でも「スピンは一つ良くなかったが回り切れて良かった」と手応えを感じる部分もあった。彼女は4月に大学生になったばかり。さらに練習を重ね新たな花を咲かせていきたい。
(写真:デビュー戦となった山田)
最終学年となる4年生からは小川菜(文4=新潟南)、岩永詩織(営4=明大中野八王子)の2人が出場。両者ともに大学限りで競技を引退するため今シーズンがスケート人生の集大成となる。そんな2人にとっての今年度初戦。「結果を重視するよりは、楽しく最後のスケート人生が終われるように楽しみ尽くしていけるようなシーズンにしたい」(小川)。その言葉通り『never enough』の力強いメロディーとともに最後まで笑顔でリンクを舞った。落ち着きのある白い衣装に身を包んだ岩永は、母の勧めで決めたという『愛の讃歌』の優雅な曲調にのせ大きなミスなく滑り切った。
(写真:10位に入った岩永)
4月に新入生も加わり新たな船出となった明大スケート部。「集まる機会はそこまで多くないが、みんな仲良く楽しくやっている」(岩永)とチームの雰囲気も良い。今年も頼れる4年生が中心となって後輩たちをけん引していく。
[冨川航平]
試合後のコメント
山田
――演技を振り返っていかがですか。
「すごく力んでしまってたくさんミスしてしまい悔しいなと思いました」
――4月から大学生になりましたが、何か高校時代との変化はありますか。
「明大のスケート部は上手い人ばかりで自分が入っていいのかなという思いもありますが、5級の中でいい順位が取れるようにこれから頑張りたいと思います」
小川
――演技を振り返っていかがですか。
「全然練習できていない中で挑んだので、とりあえず滑り切れて良かったです」
――明大のスケート部の雰囲気はいかがですか。
「みんな上手くて、スターが多いという感じで本当にキラキラしているので、私は支える側になってどんどんみんなが活躍していってくれればいいなと思います」
岩永
――演技を振り返っていかがですか。
「今日はジャンプがギリギリ全部降りてなんとか終わることができたので良かったです」
――ラストシーズンの目標はありますか。
「1年生の時は全日本学生選手権(以下、インカレ)に行けましたが、その後行けなかったのでインカレに行きたいという気持ちはあります。ですが、自分が楽しく滑れたらそれはそれで良いかなと思っています」
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