メダルラッシュ!8階級中5階級制覇/東日本学生選手権

メダルラッシュ!8階級中5階級制覇/東日本学生選手権
 来月行われる国体、新人戦のために主力選手の欠場が目立った今大会。明大は8階級中5階級を優勝で飾り、ほとんどの選手が表彰台入りを果たした。
 
 軽量級の選手たちが出場した大会1日目。
 
 56㎏級に出場したのは「1週間前までは調子が悪かった」と話していた加藤(駿)。スナッチ、ジャーク共にパーフェクトで試技を終え「(記録は)ベストより-5kg」と話したものの、トータル185kgで堂々の優勝を果たした。
ジャークでは1本目の115kgを決めた後、2本を立て続けに失敗するも、トータル211kgで見事2位に輝いた。

軽量級で見事表彰台入りを果たした谷中(写真左)、古庄
軽量級で見事表彰台入りを果たした谷中(写真左)、古庄

 
 続いて中田(政経1)、谷中(政経2)、古庄(政経4)が62kg級に出場。「表彰台に入れるとは思ってなかった」。そう話したのは谷中。いつもより一つ上の階級に出場した谷中だったがスナッチを3本とも成功させた。

 古庄はスナッチを93kgでスタートし、1本目を落とすもののその後は順調に挙げていった。「今日の調子はベストに近い形」とジャークでは3本ともすべて成功させ、ジャークベスト130kgと2位に6kg差をつけトータル226kgで優勝。さらに今大会の最優秀選手にも選ばれた古庄は「インカレに向けていい足掛けになった。谷中だけには負けられない。インカレに出られなくなるので」と笑顔で話した。

 69kg級には吾郷、美島、大山(剛)、宮内、奥山が出場。中でも吾郷と美島が見せてくれた。吾郷は

最近のベストを記録した吾郷
最近のベストを記録した吾郷

ジャークを133kgからスタートし、2本目の136kgも難なく成功させた。3本目、重量を5kg増やし141kgに挑戦。会場に明大の熱い声援が響く中、同階級の中で唯一の140kg台を挙げた。トータルは250kg。「最近の記録の中では一番」と見事1位で表彰台を飾った。
  
 一方、昨年のひじの手術から久々の表彰台に上った美島。スナッチ2本は失敗に終わったが、ジャークでは131kgを挙げトータル234kgで3位。「調子もよくないし、記録もまだまだ」と話した美島だったが、「記録を戻して明治が1つでも上にいけるようにしたい」と2年ぶりの出場となるインカレに向けて気合い十分だ。 

 重量級選手の活躍が目立った大会2日目。
 
 まずは津波と千原が85kg級に出場した。1週間前に股関節の痛みから復帰した千原は得意のジャークで2本落としたものの、スナッチでは「よし!よし!よし!」と試技中に声を上げ3本とも成功。「自己新を出したかった」と本人は納得していないようだったが、トータル263kgで優勝をつかんだ。
  
 大会最終種目は94kg級、105kg級、+105kg級。明大からは遠藤、大嶋、徐が各階級に出場した。
 遠藤はスナッチを3本とも決め、失敗はジャーク1本のみ。常に「6本成功」を目標としている遠藤にとっては満足のできない試技となった。しかしトータル272kgで優勝。インカレでは「300kgを狙っていきたい」と力強く話してくれた。
 「全力が出せなかった」と肩を落とした大嶋はスナッチで130kgに挑んだが失敗。しかし「130kgまでいけて自信につながった」と収穫もあったようだ。ジャークでは1本目で失敗した145kgを2本目で成功させたが、続く3本目の150kgは失敗に終わった。「正直練習不足」と話した大嶋だったが、トータル265kgで3位と表彰台入りを果たした。
 肩のケガを押しての出場となった徐はスナッチで1本落としたものの、ジャークでは130kgから136kg、最後は144kgすべて成功させ、「記録は低いけど順位自体はよかった」と2位で表彰台を飾った。

 「自分のためだけの大会。ただの通過点に過ぎない」(遠藤)。主力選手の欠場により真の実力が計り難い結果となった今大会を、本多監督は「夏合宿の成果が出ていた。8階級中5階級優勝というのは誇り。でもこれに甘んじることなく、次のインカレにつなげてほしい。」と振り返った。メダルラッシュに沸いた今大会。選手たちには来月行われる新人戦やインカレへの弾みとなったはずだ。まずは来月9日から始まる新人戦。ルーキーたちの活躍に注目が集まる。そしてインカレ。チーム一丸となって万全な備えで臨んでほしい。