【スピードスケート】佐々木が1500メートル初制覇! 4選手が力走見せる/全日本距離別選手権
大会2日目、明大からは4選手が男子1500メートルに出場した。3選手は苦しい滑りとなったが、佐々木翔夢(政経3=小海)は最後まで安定した滑りで自身初優勝を決めた。
◆10・23~25 全日本距離別選手権(エムウェーブ)
▼男子1500メートル
佐々木――1位、1分45秒81
菊原――15位、1分50秒10
佐藤太――16位、1分51秒21
船崎――17位、1分51秒71
1500メートルには明大から4名がエントリーし、その先陣を切ったのは船崎優太(政経3=駒大苫小牧)だ。序盤から自己ベストを更新するペースでの快走を見せる。しかし、ラスト1周で大きくタイムを落とし、自己ベストに届かず17位となった。続く佐藤太陽(法4=帯広三条)は、スタートで勢いづけず、その後もタイムを上げ切れなかった。3レース目に出場したのは菊原颯主将(政経4=市立長野)。「1周目が27秒台でこれまでの大会に比べて少しずつスピードが上がってきている」としつつも「最後までスピードを落とさず滑り切るのが目標だったが、うまくいかなかった」と終盤は苦しいレース展開となり全体15位で終えた。ラストイヤーとなる今季は「大学入ってから思うような結果がずっと出てないので、大学4年間で一番いいタイムを出したい」(菊原)と力強く意気込み、ここから調子を上げていきたいところだ。
圧巻だったのは佐々木だ。序盤は「小島選手(良太・エムウェーブ)に近い距離で追っていくプランで、それがうまくいった」と全体7位のまずまずのスタートを切る。ここからペースを維持し続け、4位で迎えたファイナルラップで魅せた。全体唯一の28秒台の滑りで、一気に1位へと駆け上がり、国内自己ベストで自身この種目初制覇を成し遂げた。2位との差はわずか0.07秒。「昨日は0.2秒差で負けて悔しかったので、今日は絶対勝ってやろうという気持ちでいて優勝できたので良かった」(佐々木)。ゴール後にはガッツポーズを見せ、昨日の悔しさを晴らした。
この結果、佐々木は1500メートルでW杯出場権を獲得。「今のタイムでは世界に敵わないので、1位でうれしかったが、タイムは伸ばしていかないといけない」(佐々木)とその目はすでに先を見据えている。11月に行われるW杯帯広大会ではさらなる記録更新を狙いたいところだ。大会最終日は、男子1000メートル(ジュニア部門)に三瓶煌泰(政経1=帯広三条)が出場予定。初日に逃した表彰台へ上がれるか、期待がかかる。
[早坂春佑]
試合後のコメント
菊原主将
――レースを振り返っていかがですか。
「1周目が27秒台でこれまでの大会に比べて少しずつスピードが上がってきているのでシーズン始めにしては悪くないなと思います」
――主将としてどういうことをしていきたいですか。
「チームとしては、インカレ(日本学生氷上競技選手権)の男子総合優勝を目標にしているので、チーム練習から自分が鼓舞していい練習につなげて全員がいい結果を出せるように主体的に盛り上げていきたいと思います」
佐々木
――最近の調子はどうでしたか。
「先週のトライアルでも1500メートルは感覚が良くなくて、不安が多い中で今日は滑りました。その中で、スピード出した時の直線の滑りがいつもより落ち着いていけることができたと思います」
――優勝という結果につながった要因は何になりますか。
「動きがぐちゃぐちゃになっていてスピードが出ていなかったのですが、肩の力を抜いて滑ることを今シーズンの練習から意識をしているので、今日もリラックスした気持ちで臨んだというのが結果につながったと思います」
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