【ヨット】全日本への戦いに向けて天気晴朗! 早川・山田組が首位獲得の快挙/関東学生秋季選手権
関東の猛者が集う関東学生秋季選手権大会(秋インカレ)が9月11日~13日の日程で江の島ヨットハーバーにて行われた。例年とは違う大会日程が続く中、秋の決戦第2ラウンドとなった今大会では470級、スナイプ級合わせて6艇が出場。470級の早川大翔(商3=霞ヶ浦)・山田湊斗(政経1=逗子開成)組が個人1位を獲得したほか、スナイプ級も総合3位に食い込むなど快進撃を見せた。
◆9・11~13 関東学生秋季選手権(江の島ヨットハーバー)
▼470級――5位
▼スナイプ級――3位
▼総合――4位
今年度は例年とは違い、関東学生個人選手権(関東個選)、関東学生秋季選手権、全日本個人選手権(全日本個選)、全日本学生選手権(全日本インカレ)が2カ月の間に行われる。その短期決戦第2ラウンドとして迎えたこの大会は、各クラスの予選シリーズを勝ち抜いた7校と、シード枠の関東学生春季選手権(春インカレ)上位8校の計15校が全日本インカレへの切符をかけて争う。
大会1日目は冷たい秋雨が降りしきる中行われた。風は北東方向から吹く比較的緩やかなものであったが、雨雲の影響で大きな振れが多発。そのため、安定的な立ち回りをすることが非常に難しいコンディションとなった。それでも明大は、470級の早川・山田組がこの日行われた3レース全てで一桁順位に食い込む活躍を見せたほか、西村拓真主務(法4=関東学院)・坂野聡一(政経3=サレジオ学院)組も第3レースで6位を獲得した。また、スナイプ級でも服部輝海(理工4=横須賀学院)・松浦世奈(農4=浦和第一女子)組が3レース全てで10位以内と好成績を収める。一方、若鍋雄大(国際1=横浜国際)・吉村龍哉(理工4=西大和学園)組は序盤こそ不振に苦しむも吉村が「どんな状況でも2人で楽しむことを意識した」と語ったように、冷静さを失わず第3レースでは4位を獲得するなど回復の兆しを見せた。
大会2日目、ところによって天候が変わる難しいコンディションとなった。おおむね曇り空が広がり風向も初日と変わらず北東方向であったが、時折現れる雨雲によって風速差が激しくトリッキーな展開となる。各大学が対応に苦しむ中、470級では早川・山田組が第4レースにおいて見事に1位でゴール。続く第5レースでも2位に滑り込む快挙を成し遂げる。クルーを務めた山田はレース後「風速差の幅を活かし、強そうな場所を伝えることを意識した」とお互いのコミュニケーションについて語った。さらに、第7レースでは今大会やや苦しんでいた竹澤渉(営4=小山台)・落合悠貴主将(政経4=明大明治)組が5位獲得と復活を遂げた。また、スナイプ級では若鍋・吉村組も3位となる善戦を披露。さらに、1日目は苦しんだ島本滉平(法4=芝浦工大柏)・瀧川裕貴(理工4=東京都市大付)組が第4レースと第7レースで4位を獲得するなど、見事盛り返すことに成功した。
大会3日目は、早朝から北風が吹き荒れレース開始が困難な状態に。結局天候が回復することは無く、レースは中止となる。明大の最終結果は470級で5位、スナイプ級で3位、さらに個人でも早川・山田組が1位という好成績で今大会を終えた。
レースごとに確かな成長を見せる明大ヨット部。常勝軍団と呼ばれるその日まで〝大航海〟は終わらない。
[白石京太郎]
試合後のコメント
山田
――1位という結果に関してどう感じていますか。
「個人1位という結果を取れて、とても嬉しく感じています。ここでの結果は次の新西宮ヨットハーバーでの全日本インカレへ向けてすごく自信となりました」
早川
――多種多様な天候で、風の強弱も様々であったと思いますが、どのような対策を講じていましたか。
「季節の変わり目で不安定な風が吹いていたので天気、気温、風、波などの気象の変化はいつも以上に注意しながら対応するようにしていました」
西村
――470級のリーダーとして、また個人として今回の結果に関してどう感じていますか
「リーダーとしては、去年まで倍以上の点差をつけられていたが今回は5位ながらもトップと30点差まで迫ることができたのは良かったと思います。一方で、今年度で初めて目標を達成できなかった点においては甘さが出たと感じています」
「個人としては、練習ができていない中でも、イメージトレーニングやノートでの復習をして順位を維持できたことは良かったと感じています」
若鍋
――1年生と4年生の組ですが、組む上で難しさ、逆に他の方よりもいいと思っている部分はありますか?
「難しさの部分では、やはりコミュニケーションですね。自分の要望を相手にどこまで伝えるべきなのか、伝える際にも敬語で言うべきか、くだけた言い方で伝えるべきなのかが難しい点です。逆に良い部分は自分にとってお兄ちゃんのような身近な存在で、お父さんのような包容力があるので、一段上の視点で話してくれるのがありがたいです。また、ほとんど自分の好きなようにさせてくれるのが他のペアよりいい点かなって思っています」
吉村
――今後の意気込みを教えてください
「これまでやってきたことを全部出し切って、2人で楽しみながら最後まで走り切りたいです」
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