【ヨット部】服部・松浦組が3位 計4艇が全日本の舞台へ/関東学生個人選手権

2026.09.12

 上位18艇が10月に行われる全日本学生個人選手権(全日本個選)への出場権を得る今大会。また、今年度は例年とは違い、関東学生個人選手権(関東個選)、関東学生秋季選手権(秋インカレ)、全日本個選、全日本学生選手権(全日本インカレ)が2カ月の間に行われる、勝負の秋の初戦として関東個選が行われた。スナイプ級、470級ともに2艇ずつ全日本個選の舞台に駒を進めた。

◆8・29~30 関東学生個人選手権(江の島ヨットハーバー)

▼470級
 早川・山田組――12位
 西村・坂野組――17位
 永井・近藤組――32位
 藤原・石川組――36位
 竹澤・落合組――39位
 出田・上田・杉田組――48位
 齋藤・世良組――57位

▼スナイプ級
 服部・松浦組――3位
 若鍋・吉村組――11位
 島本・瀧川組――23位
 岩波・高橋賢組――27位
 玉置・髙橋京組――43位
 本田・田中組――54位
 松島・曽木組――80位

 勝負の秋の初戦として迎えた関東個選。1日目は悪天候の中行われたが、470級の早川大翔(商3=霞ヶ浦)・山田湊斗(政経1=逗子開成)組は「初日のだんだんと強くなっていく風と寒さに対して、全日本に絶対に行くという気持ちで前に出し、船を起こして良いスピードで走ることができた」(山田)と、雨にも負けない気持ちでレースに臨んだ。1レース目は36位と出遅れてしまったものの「陸風で不安定なコンディションだったので風の傾向をいつも以上に細かく確認をした」(早川)と冷静にレースを組み立て、2レースでは7位、4レース目では2位と2度の一桁順位(シングル)を達成し、総合12位。また、西村拓真主務(法4=関東学院)・坂野聡一(政経3=サレジオ学院)組も17位と全日本圏内に2艇が入った。

 一方のスナイプ級は、服部輝海(理工4=横須賀学院)・松浦世奈(農4=浦和第一女子)組が1レース目から安定したレースを見せる。1日目に行われた4レースすべてでシングルを達成し、4レース目で1位と、強さを見せつけるレース展開となった。さらには「レース後に明治大学内の他艇の仲間とレースの振り返りを共有し合えたことで、頭の切り替えと良いリフレッシュにつながり、集中力を切らさず戦い抜くことができた」(松浦)と、他の艇を引っ張っていった。その結果、服部・松浦組が総合3位、若鍋雄大(国際1=横浜国際)・吉村龍哉(理工4=西大和学園)組が総合13位と、スナイプ級も全日本個選圏内に2艇が入り、1日目を終えた。

 2日目は微風のコンディションとなった。「いつも通りの気持ちでいつ風が吹いてきてもレースができるように準備した」(山田)と、各艇準備を進めていたが、一向に風が吹かず。結局2日目には1レースもできず終了し順位が確定し、470級、スナイプ級それぞれ2艇ずつが全日本個選への切符を手に入れた。

 全日本個選へ、昨年度の2艇から倍の4艇の出場が決まった。これは9月中旬に行われる秋インカレを戦う上で追い風となるだろう。また、スナイプ級の服部にとっては4度目の全日本個選の舞台となる。「まずは個人戦での優勝を目指して臨みたい」と、悲願の優勝を目指す。

[尼子雄一]

試合後のコメント
早川
――シングルを2回記録しましたが、振り返っていかがですか。
 「優勝を狙うために5位以内でフィニッシュするという目標設定をして、プラン通りのレースができた時は1マークから安定したレースができました」

山田
――2日目はなかなか風がない中でしたが、どのような気持ちで準備をしていましたか。
 「点数的に次のレースの結果が勝負どころと考えていたので、気持ちを楽にさせながらいつ始まっても勝てるように準備した一方、12位という位置を確定させたまま終わってほしいなという二つの気持ちを持っていました」

服部
――ラストイヤーとなりますが、今年度にかける思いを教えてください。
 「これまでの4年間で積み重ねてきた経験や努力を、最後の1年ですべて発揮したいと考えています。ひとつひとつの大会や練習を大切にし、悔いを残すことのないよう、最後まで全力で取り組んでいきたいと思います」

松浦
――全日本個選への意気込みを教えてください。
 「スキッパーの服部は4度目の出場、私は初めての全日本個選の舞台となります。クルーとしてやるべき役割をひとつひとつミスなくこなし、表彰台の頂点を目指します」