【剣道】準優勝 中大に負けるも全日本でリベンジへ/関東女子学生剣道優勝大会

2026.09.21

 小田原市総合文化体育館にて関東No.1を決める5人制団体戦が行われた。明大は学習院大、大正大、法大、国際武大を下した。準決勝に競り勝ったが、決勝では中大に惜しくも破れ、準優勝となった。

◆9・19 第52回関東女子学生剣道優勝大会(小田原市総合文化体育館)
明大――準優勝

 シード校として2回戦からのスタートとなった明大。初戦から学習院大に対して大将戦前で勝負を決めた。次戦の大正大戦では次鋒で1本負けをするものの、中堅から勝ちを重ね3-1で勝利する。法大戦では先鋒の大駒素華(総数3=健大高崎)が引き面で1本を取り、チームに勢いをつける。次鋒、中堅、副将と先鋒の1本を大事に落ち着いて試合を進める。1本有利で回った大将戦では門田理佳(政経3=中村学園)が相手の猛攻をしのぎ切り、その中のスキをついて小手を取り、準々決勝に向けて勢いをつける。

 国際武大との戦いでは、先鋒大駒と次鋒の大河原彩香(商2=小山)が引き分ける。流れを変えたのは1年生ながら中堅を務める吉松美織(政経1=中村学園)。上段の構えの相手に対し、足を使って機会を伺い小手で1本、相小手面で1本を決め切り2本勝ちで明大に流れを手繰り寄せる。副将の奥日菜乃主将(政経4=明豊)が守り切り有利なスコアで大将につなぐ。門田は相手が攻めるところを利用し、返し面で1本を取り大将としての強さと安心感をチームに与えた。準決勝で対戦するは強豪・日体大。先鋒の大駒は積極的に攻め、勢いをつける。次鋒の大河原は互いに無理に攻めず間合いを管理し、先鋒と次鋒共に引き分け。中堅の吉松が相手の間合いのスキを逃さず引き面で1本を勝ち取る。副将の奥は相手の猛攻を防ぐも守りのスキをつかれ引き小手で1本を取られ、イーブンとなる。大将戦では互いに一歩も譲らぬ試合で引き分け。勝者数と取得本数が同数のため代表決定戦となる。明大からは門田が選ばれ、勝負の命運が委ねられた。中心を取り合い慎重に試合を進める。「集中力を切らさずにワンチャンスを逃さないようにしていた。とにかく選手や監督、いつも切磋琢磨しあっている仲間、応援してくださる方々のために絶対に勝つという気持ちで戦っていた」(門田)。相手の手元が上がったところを逃さず引き小手を決め決勝への切符を勝ち取った。

 いざ覚悟を決めて立ち向かう決勝の舞台。相手は奥主将が「いつも練習試合でやっていて、手の内をお互いわかっている相手」と評する中大。先鋒からは緊張感のある張り詰めた試合であった。大駒は攻め続けるも1本を決め切れず引き分けとなる。次鋒の大河原は慎重に攻め近間にならないよう間合いを管理し、引き分けでつなぐ。中堅の吉松は強気に攻め、引き小手が光る場面もあったが取り切れず引き分けんとロースコアの試合となる。副将戦では鍔迫り合いから間合いを取るところで引き面を取られ、一本負けとなってしまう。1本勝ち以上が求められるスコアで大将にまわった。落ち着きつつも強気に攻める。しかし、1本を決め切ることができず勝者数0―1、取得本数0―1で試合終了となった。

 今回の大会で準優勝となった明大。続く大会は全日本学生選手権(全日本)である。決勝で中大に敗戦を喫したが、リベンジをする機会が残っている。「11月に行われる全日本で目標である優勝を達成できるよう、課題を設定し一つ一つクリアしていく。また、チームとしてもさらに信頼関係を築いていけるようコミュニケーションを取っていき部員全員で日本一を目指していきたい」(門田)。今回の試合を糧に全日本優勝に向けて突き進む明大から目が離せない。

[佐々木嵐]

試合後のコメント

――チームとしてどのような戦略で試合に臨みましたか。
 「前で一本とったら必ず守り切るといったチームの勝ちを1番に考えることです」

――全日本への意気込みをお願いします。
 「今回は、キャプテンである私が力を出しきれなかったので全日本では活躍し、みんなを日本一へ導いてあげたいです」

門田

――今大会を振り返っていかがですか。
 「多くの方が応援してくださる中で、一戦一戦明治らしい試合ができたので良かったです。また、チームの雰囲気もよく繋がった試合ができていたと思います」

――試合で意識していたこと何ですか。
 「前陣が後ろを信用して楽に戦えるように声掛けをしていいました。そして、大将としてチームを必ず勝たせるという気持ちを常に持って戦っていました」