【硬式庭球部】筑波大に敗れる/関東大学男子1部リーグ戦

2026.09.10

 川上慶槇(法3=大分舞鶴)・山田竜也(理工3=足利大付)組はファイナルタイブレークの末にセットカウント1-2で敗れ、大野琢実主将(商4=大分舞鶴)・金桜汰(法3=岩手)も激闘のタイブレークを戦い抜いたものの、勝利には届かなかった。

◆9・3〜15 第80回関東大学男子1部リーグ戦
▼9・8、9 第2戦 対筑波大(有明テニスの森テニスコート)
×明大{D0-3、S2-4}筑波大◯

D1:水野・杉本組0{3-6、6-7(5)}2高妻・山本組◯
D2:大野・金組1{5-7、7-6(3)、0-10}2可児・松永◯
D3:川上・山田組0{5-7、6-2、5-10}2北根、福谷組◯
S1:◯杉本{6-4、6-0}高妻
S2:水野{6-3、3-6、4-6}松永◯
S3:石川{4-6、1-6}山本◯
S4:川上{6-4、3-6、2-6}可児◯
S5:◯河野{7-5、6-1}佐藤
S6:吉武{1-6、1-6}松村

(D:ダブルス、S:シングルス)

 第1セットを落とした川上・山田組は、第2セットでキレのあるサーブと積極的な攻めを貫き、セットを奪い返してファイナルタイブレークへ突入した。タイブレーク序盤、サービスエースで幕を開けたものの、相手の強打や痛恨のダブルフォルトで主導権を奪われる。中盤も相手のサービスエースや粘り強いラリーに苦しみ、2―6と大きくリードを許す展開に。そこからサービスエース、相手のミスを誘うプレーで執念の猛追を見せた。しかし、終盤も相手の精度の高いサーブと会心のショットを浴び、最後は5ー10で惜敗。セットカウント1ー2。土壇場で見せた猛烈な追い上げと粘り強さは光ったものの、あと一歩及ばず悔しい黒星となった。

 大野・金ペアは第2セット、中盤まで5ー2とリードを広げたものの、筑波大の猛追に遭い5ー5の同点に追いつかれる。相手の勢いに押され一時は5ー6と逆転を許したものの、粘り強いサーブで土壇場にゲームをキープし、6ー6でタイブレークへ突入した。タイブレークでは、序盤に相手のサービスエースなどで先行されるも、大野・金組もサービスエースや相手の逆を突く巧みなショットで食らいつく。そこから果敢な飛び出しや強烈な一撃で一気に流れを引き寄せ、怒涛の連続ポイントで激戦のタイブレークを制してセットを奪い返した。第3セットでは相手に圧倒され完敗。惜しくも敗れた。最高の流れで突入したファイナルセットだったが、序盤から相手の好プレーが続いて主導権を握られる。相手の猛攻を前に最後まで流れを取り戻すことができず、悔しい完敗となった。

 一方で意地を見せたのが杉本一樹(営2=湘南工科大付)と河野隼也(営4=鳳凰)だ。杉本は関東学生テニストーナメント男子シングルスで優勝をした対戦相手に対し、積極性のあるラリーを展開し第2セットは1ゲームも落とさずにストレート勝ちを決めた。第1セット5ー5からの試合再開となった河野は強烈なストロークが炸裂し、このセットを奪う。「最終的に勝ち切れば大丈夫くらいで、楽観的な考え方でチャレンジする姿勢で行けたのが要因」(河野)。第2セットも相手に主導権を渡さずに勝利をした。

 筑波大の勢いに押され、なかなか白星が挙げられない今大会。シングルスでは2勝したが、ダブルスでは全敗という結果になった。次戦の法大戦では初勝利を掴み取ることを期待したい。

[下田裕也・前田ちひろ]

試合後のコメント
大野主将
——試合を振り返っていかがですか。
 「惜しい場面が多くあっただけに、試合が終わった今は悔しい気持ちが大きいです。ダブルスは3ー0か2ー1でシングルスに繋ぎたいと考えていましたが、先に2敗を喫してしまい、何としても1勝を挙げてシングルスに回したいという思いでコートに立ちました。試合展開としては、ファーストセットでリードしながらも、大事なポイントを取りきれなかったのが痛かったです。セカンドセットもリードを奪い、途中追いつかれはしたものの、ペアの金のナイスプレーに救われ、何とかタイブレークで取り切ることができました。良い流れのままファイナルセットに突入でき、このままいけると思ったのですが、相手の粘り強い好プレーが続き、徐々に流れを持っていかれてしまいました。個人的には、勝負どころでファーストサーブの確率が低かったことが最大の反省点であり、ペアの金には申し訳ない気持ちでいっぱいです」

——良かった点についてお聞かせください。
 「試合を通して、ペアである金の前衛での鋭い動きや決定力、反応の良さに助けられた場面が何度もありました。自分たち自身も、前日の1戦目よりも明らかに動きが良くなっていましたし、一瞬弱気になりかけた場面でもすぐに気持ちを切り替え、最後まで強気にプレーし続けられたことは良かったです」

——次戦への意気込みをお願いします。
 「チームとしては、まだ2戦目のシングルスが残っており、苦しい状況に変わりはありません。まずはこの筑波戦をここから勝ち切るために、全員で最高の準備をしていきます。そして、個人としてもチームとしても、法政戦は1年生の時から負け続けている相手なので、次こそは絶対にリベンジします。目の前の1球、1ポイントに執念を持ち、チーム全員で泥臭く勝ちをもぎ取りにいきます」 

河野
——シングルスの試合の振り返りをお願いします。
 「雨が降って延期になり、その時のスコアが5ー5だったのですが、そこからファーストセット7ー5にすることができたのが今日セカンドセットいい感じで6ー1まで繋がった要因かなと思います」

――次戦への意気込みをお願いします。
 「あまり(プレーの)内容は良くなかったですが、この状態でも(試合に)出させてもらえるのだったら絶対勝たないといけないポジションなので、これからも頑張ります」