【ソフトテニス】昨年度の雪辱果たす 王座初優勝/全日本大学王座決定戦

2026.06.20

 全日本大学王座決定戦が開催された。予選リーグでは、順調に白星を重ね、2位で決勝トーナメント進出を決めた。決勝では、宿敵・日体大から2勝を挙げ、悲願の初優勝を果たした。

6・13、14 全日本大学王座決定戦(県民共済ドーム長浜)
<1日目>
予選リーグ
明大3ー0信州大
明大1ー2四国大

明大3ー0東北学院大

<2日目>
決勝トーナメント
明大3ー0星城大
明大2ー0四国大
明大2ー0日体大

最終順位
明大——1位

  滋賀県にて全日本大学王座決定戦(王座)が開幕。女子部は、関東地区2位で2年連続王座出場となった。1日目の予選リーグでは、信州大、四国大、東北学院大とマッチアップに。初戦の信州大との1番手では、中谷さくら(政経3=須磨学園)・前田梨緒(商3=須磨学園)ペアが登場。公式戦でのペアが久しぶりであったにも関わらず、圧巻の強さを示し、ストレート勝利。中谷さ・前田ペアがチームに勢いをもたらすと、シングルスで出場した中谷ももこ(政経1=須磨学園)、大釜彩乃(政経2=昇陽)・佐々木南帆(営1=とわの森三愛)ペアもストレート勝利を果たす。この勢いのまま着実に勝利をものにしたい明大であったが、四国大がその前に立ちはだかった。1番手の中谷さ・前田ペアは、相手の粘り強いプレーに苦戦し、2ゲームを落とす。しかし、修正力の高さを見せ、得点を重ねる。粘り強く得点を重ね、チームに貴重な1勝をもたらした。続く2番手の中谷もは、相手の緩急あるプレーに翻弄(ほんろう)され、ストレート負けを喫してしまう。2日目に勢いづけるためにも全勝でいきたい明大は、3番手の西山なつみ(政経4=昭和学院)・大野栞(法4=昭和学院)ペアは、序盤から相手に流れを渡してしまい、厳しい戦いとなった。それでも立て直しを図り、両者一歩も譲らない点の取り合いとなった。接戦にもつれ込むもあと一歩届かず、敗戦した四国大に2勝を許した明大は、予選リーグで痛い黒星を喫した。予選リーグ最終戦は、東北学院大との戦い。1勝も落とせない明大は、中谷さ・前田ペアと大野・大𣘺 玲雨(営2=三重)がストレート勝利。中谷もも復調を見せ、1ゲーム落としたものの、勝利を収めた。東北学院大に全勝し、白星を手にした。果敢なプレーで勝利を手繰り寄せ、見事決勝トーナメント進出を決めた。

 大会2日目、準々決勝は、星城大とのマッチアップに。大野・大𣘺 ペア、中谷もがストレート勝利。3番手の中谷・前田ペアは、1ゲーム落としたものの、主導権を渡すことなく勝利をものにした。準決勝では、予選リーグで唯一敗れた四国大と再戦した。1番手の中谷さ・前田ペア、2番手の中谷もは昨日苦戦を強いられた相手にも関わらず、対応力の高さを見せ、快勝を収める。2勝を挙げ、決勝進出を決めた。
昨年の悔しさを胸に臨んだ決勝の相手は、宿敵・日体大。やはり一筋縄ではいかなかった。1番手の中谷さ・前田ペアは、序盤から相手のペースになり、なかなか得点につながらない歯がゆい時間が続く。しかし、コート内では何度も声かけする姿が目立ち、流れを手繰り寄せた。「普段と違うプレースタイルや雰囲気を作ることを大切にした」(中谷さ)と語るように日体大を常に意識した日々の練習の成果が実り、接戦を制した。2番手で登場した中谷もは、公式戦で初めて日体大と対戦した。相手の緩急あるプレーに苦しめられた。しかし、「昨日はあまり調子が良くなかった。それでも、監督やチームメートからアドバイスをもらい、決勝に合わせられた」(中谷も)と猛者相手にも怯まず挑んだ。最後は、ルーキーが貴重な1勝をチームにもたらし、女子部は王座初優勝を飾った。

 昨年度王座初出場にして、準優勝と全国の舞台で確かな存在感を発揮した。今年度、関東地区2位で王座の切符を掴んだ明大は、決勝の舞台で関東学生春季1部リーグ戦(春リーグ)で敗れた日体大と再び戦うことに。厳しい戦いにはなったものの、春リーグの雪辱を果たし、見事、悲願の初優勝を成し遂げた。女子部は次なる目標のインカレへと視線を向けている。さらなる高みを目指す彼女らの挑戦から目が離せない。

[吉澤真穂]

試合後のコメント
大野
——今大会多くの選手が出場されました。チームでは、どのような収穫が得られましたか。
 「以前の平和カップ(平和カップひろしま国際大会)でも全員出て優勝させていただいた。誰が出ても勝ち切れるチームに作り上げていきたいと思っていたので、全員が出る準備をしっかりして、本番でもやりきることができたと思います」

中谷さ
——今大会を振り返っていかがですか。
 「大学生になってから初めて団体で日本一というタイトルを取ることができたのはうれしかった。王座とインカレを目標にしていたので、チームとしての成長も感じられた大会でした」

中谷も
——普段と比べて異なる今大会の会場の難しさはありましたか。
 「風がなく、サーブの制度が重要になってくるということで。ファーストサーブの確率とコースを意識しました」